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令和中に、神社が無くなる、、、?

「あれ、もう終わり?」

2024年1月1日午前9:00。僕の人生史上、最も早く初詣が終わった瞬間でした。

初詣が早く終わった理由は、神社に最新のテクノロジーが導入されたからではなく、
はたまた、通常の正月より神社に早く来すぎたからでもありません。

参拝客が、シンプルに少なかった。

参拝時に列を作ることなく、いつもは並んで購入するおみくじ・御守りを、並ぶことなく購入でき、2024年の初詣が終了しました。

「時間をかけず、参拝が終わるのは素晴らしいことではないか。」

僕だって、タイパを重視する現代人の一員。
並ぶのなんて大嫌い。早く帰れて、幸せじゃん。
普段ならそう思いますが、今回はそうはいきませんでした。

参拝客が減った現実が、マジマジと浮かび上がってきたからです。

神社の近くに立ってた看板と旗

神社への道中に、このような看板や旗が多く設置されていました。
新年早々、この看板を見つけた参拝客は、参拝を辞め、神社を変えたのではないでしょうか。

看板設置の背景は、神社-住民間のトラブルだと思いますが、それだけでは片付けられない、
もっと根本的な日本に置かれた課題が隠れていると考えます。


日本には 15万カ所 を超える神社・寺があることをご存知でしょうか(2024年時点)。
コンビニは全国に5.6万店以上あるといわれていることから、これはかなりの数です。

一方で、2040年までに半分近くの神社・寺が消滅するといわれています。
寺院の4割の平均年収が300万円を切るというデータもあり、後継が年々減っていることが要因でしょう。

必要性が薄れたものは、消えていく。世の摂理です。ただ、神社・寺が消えることは、地域の遊び場やコミュニティが消えることを表し、日本らしい空間が消えることを表します。

その片鱗を嫌でも感じ取ったこの初詣は、非常に悲しい瞬間となり、何かを始めるには十分すぎる時間となりました。

神社や寺が消えていくこの課題をなんとか解決できないか、色々考えてみました。
出た結論としては、神社・寺の価値を発掘・創造し、参拝客を増やす・そしてお金を落としてもらうことが唯一の手段ということです。

そこで今回立ち上げたサービスが、外国人観光客に焦点を当てた神社・お寺での体験型サービス
「レトロな寺ヨガ」です。

(体験写真ができ次第、添付します!!)

神社・寺が持つ価値を発掘し、参拝客を取り戻すことで、神社・寺復活の一助となりたいと考えます。

何故、外国人へ焦点を当てたか・神社・寺に隠された価値とは何かについては、下記のnoteで私見を綴っています。
もしご興味あれば、ぜひご覧ください。

小さな一歩ではありますが、この一歩が少しでも良い方向になると信じて、邁進して参ります。


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