【浄土真宗の言葉】の投稿を始めます。
この連載では、浄土真宗のお聖教の言葉について解説していきます。
記事を目にしていくだけで、浄土真宗のお聖教に親しめるようになります。
投稿される記事は、Facebookグループ『浄土真宗の言葉』にて毎日配信されているものです。これは2023年1月現在、約2500人が参加されているグループです。
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テーマは以下の順番で進めていき、合計で約100個の記事を投稿します。
1、信疑決判
2、煩悩と罪悪
3、無常
4、輪廻
5、法蔵菩薩とは
6、五劫思惟
7、兆載永劫の修行
8、阿弥陀仏
9、往相回向
10、還相回向
11、称名念仏
12、獲信
13、報恩
14、異安心、異義
15、聖人一流の教え
これらの記事で取り上げるお聖教のご文などは、以下になります。
1、信疑決判
・仏願の生起本末を聞きて疑心あることなし
・生死輪転の家といふは六道輪廻のことなり
・涅槃の城には信をもつて能入となす
・還来生死輪転家 決以疑情為所止
・速入寂静無為楽 必以信心為能入
・涅槃の真因はただ信心をもつてす
・「今死んだらば」と思ふてみれば・・・
2、煩悩と罪悪
・凡夫といふは、無明煩悩われらが身にみちみちて・・・
・具縛の凡愚 屠沽の下類
・具縛はよろづの煩悩にしばられたるわれらなり
・煩は身をわづらはす、悩はこころをなやます
・いし・かはら・つぶてのごとくなるわれらなり
・末代無智の在家止住の男女たらんともがら
・無始以来つくりとつくる悪業煩悩
3、無常
・如来の大悲、短命の根機を本としたまへり
・朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり
・人間は五十年百年のうちのたのしみなり、後生こそ一大事なり
・おおよそ儚きものは、この世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり
・無常の風きたりぬれば、即ち二つの眼たちまちに閉じ
・無常の風きたりてさそひなば、いかなる病苦にあひてかむなしく・・・
・もし多念をもつて本願とせば、いのち一刹那につづまる無常迅速の機・・・
4、輪廻
・十悪・五逆・四重・謗法の悪因にひかれて、三途八難にこそしずむべけれ
・おのれがもつところの悪業、なんぞ浄土の生因たらん
・凡夫の報土に入ることをば、諸宗ゆるさざるところなり
・生死界のすみはつべからざることわり
・弘誓の強縁、多生にも値ひがたく、真実の浄信、億劫にも獲がたし
・金剛の真心を獲得すれば、横に五趣八難の道を超え
・願力の強盛なるに、よこさまに超截せられたてまつりて・・・
5、法蔵菩薩とは
・国王ありき。仏の説法を聞きて、心に悦予を懐く。
・法蔵菩薩因位時 在世自在王仏所
・われ無上正覚の心を発せり。願はくは仏、わがために広く経法を・・・
・われまさに修行して仏国を摂取して、清浄に無量の妙土を荘厳すべし
・われをして世においてすみやかに正覚を成りて、もろもろの・・・
・世自在王仏、すなはちために広く二百一十億の諸仏の刹土の・・・
・かの比丘、仏の所説を聞きて、厳浄の国土みなことごとく・・・
6、五劫思惟
・五劫思惟之摂受
・国土をまうくることは衆生をみちびかんがためなり・・・
・建立無上殊勝願 超発希有大弘誓
・たとひわれ仏を得たらんに、国に地獄・餓鬼・畜生あらば、正覚を取らじ
・たとひわれ仏を得たらんに、十方世界の無量の諸仏・・・
・私(法蔵)が仏と成るとき、衆生が疑い無く信じて極楽に・・・
・惑染・逆悪斉しくみな生じ、謗法・闡提回すればみな往く
7、兆載永劫の修行
・不可思議の兆載永劫において、菩薩の無量の徳行を積植して
・一切苦悩の衆生海を悲憫して、不可思議兆載永劫において・・・
・欲覚・瞋覚・害覚を生ぜず
・勇猛精進にして、志願倦むことなし
・空・無相・無願の法に住して作なく起なく、法は化のごとしと観じて
・所修の仏国、恢廓広大にして超勝独妙なり。建立・・・
・かくのごときらの事もろもろの天人に超えたり。一切の法に・・・
8、阿弥陀仏
・法蔵菩薩、いますでに成仏して、現に西方にまします
・成仏よりこのかた、おほよそ十劫を歴たまへり。その仏国土は・・・
・無量寿仏の威神光明は、最尊第一なり。諸仏の光明、及ぶこと・・・
・無量寿仏は寿命長久にして称計すべからず
・衆生あつて、かの国に生れんとするものは、みなことごとく正定・・・
・その名号を聞きて、信心歓喜せんこと乃至一念せん。至心に・・・
・仏の名号を聞くことを得て、歓喜踊躍して乃至一念せんこと・・・
9、往相回向
・本願力の回向に二種の相あり。一つには往相、二つには還相なり
・往相の回向を案ずるに、大行あり、大信あり。大行とは・・・
・往相回向の心行を獲れば、即の時に大乗正定聚の数に入る・・・
・信心の定まるとき往生また定まるなり
・真実信心の行人は、摂取不捨のゆゑに正定聚の位に住す
・真実の信心のおこることは、釈迦・弥陀の二尊の御はからひ・・・
・現生に正定聚のくらいに住して、かならず真実報土にいたる・・・
10、還相回向
・往相回向の利益には還相回向に回入せり
・還相の利益は利他の正意を顕すなり
・弥陀の浄土にいたりなば、娑婆にもまたたちかへり、神通自在・・・
・安楽浄土にいたるひと 五濁悪世にかえりては 釈迦牟尼仏の・・・
・遊煩悩林現神通 入生死園示応化
・還相の回向といふは、すなはちこれ利他教化地の益なり
・命終その期ちかづきて 本師源空のたまはく 往生みたびに・・・
11、称名念仏
・往相の回向を案ずるに、大行あり、大信あり。大行とは・・・
・称名はすなはちこれ最勝真妙の正業なり
・この行(大行)はすなはちこれもろもろの善法を摂し・・・
・名を称するに、よく衆生の一切の無明を破し
・正業はすなはちこれ念仏なり。念仏はすなはちこれ・・・
・念仏往生とふかく信じて、しかも名号をとなへんずるは・・・
・名号をとなへんものをば極楽へ迎へんと誓はせたまひたるを・・・
12、獲信
・本願をききて疑ふこころなきを聞といふなり。またきくといふ・・・
・仏願の生起本末を聞きて疑心あることなし、これを聞と・・・
・疑蓋間雑なきがゆゑに、これを信楽と名づく。信楽・・・
・信心をえたる人をば、無礙光仏の心光つねに照らし護り・・・
・安心をとりて弥陀を一向にたのめば、浄土へはまいりやすけれども・・・
・仏智うたがふつみふかし この心おもひしるならば くゆるこころ・・・
・仏智の不思議をうたがひて 自力の称念このむゆゑ 辺地懈慢に・・・
13、報恩
・弥陀の名号となへつつ 信心まことにうるひとは 憶念の心・・・
・ここに久しく願海に入りて、深く仏恩を知れり。至徳を報謝せん・・・
・他力の信をえんひとは 仏恩報ぜんためにとて 如来二種の回向を・・・
・往生一定とおぼしめさんひとは、仏の御恩をおぼしめさんに・・・
・かくのごとく決定してのうへには、ねてもさめても、いのちの・・・
・あはれ、あはれ、存命のうちにみなみな信心決定あれかしと・・・
・われも信心決定せず、弟子も信心決定せずして、一生はむなしく・・・
14、異安心、異義
・みな人ごとにわれはよく心得たりと思ひて、さらに法義にそむく・・・
・当流真実の信心に住して、今度の報土往生を決定せずは・・・
・それ、弥陀如来はすでに十劫正覚のはじめよりわれらが往生を定め・・・
・越前の国にひろまるところの秘事法門といえることは、さらに仏法・・・
・知識帰命なんど云事更以あるべからず。ちかごろ三河国より・・・
・すかされさせたまひ候はずとも、信心の定まらぬ人は正定聚に・・・
・阿難、また問ひたてまつる、「その仏、成道したまひしより・・・
15、聖人一流の教え
・もろもろの雑行雑修自力のこころをふりすてて、一心に阿弥陀如来・・・
・他力の信心は、善悪の凡夫ともに仏のかたよりたまはる信心なれば・・・
・信心のかはりあうておはしまさんひとびとは、わがまゐらん浄土・・・
日々の記事を目にするだけで、お聖教の理解が深まり、最終的に教えの全体像をつかめる順番にしています。
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南無阿弥陀仏