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DIY苦手だけど、車中泊用テーブル付ベッド作っちゃいました! ⑤フレームの製作


私と同じもので良ければ、「フレーム部品一覧」「フレーム組立図」をそのままお使いください。頭を悩ませなくても良いですし、かなりの時間短縮になります。ただし、上手くいかなくても責任は負いかねます。もし、この「フレーム部品一覧」「フレーム組立図」を利用されて作製された方がいらっしゃいましたら、感想を教えていただければ参考になります。

必要な道具

・パイプカッター

・鉄工用やすり
(半丸を使いました)

・はさみ
・ペン
・六角レンチ
(JIS規格六角棒スパナ5のみでOK)

・レベル

必要な材料

イレクターパイプやジョイント関係は、Yahoo!ショッピングで何故か家電で有名なJoshin webさんが取り扱っていました。Joshinさんなら安心ですし、比較的安く、合計で5,000円以上になったので送料無料でした。LYPプレミアム会員になったり、イベント時に購入するとポイントが多くもらえるのでトータル的にはお得になります。

イレクターパイプの切断

矢崎化工(株)さんのWeb等で必要な長さで注文することができます。切断を自分でしたくない方は、このようなサービスを利用すると良いでしょう。確認はしていませんが、ホームセンター等で購入し安く切断してもらえるなら、それも良いと思います。ほぼ使うイレクターパイプの数分、切断が必要になりますので、1切断100円なら×20本だとすると2,000円程度になります。私は、ケチってダイソーで販売している500円のパイプカッターを使いました。YouTubeでパイプカッターの使い方を参考にしたのですが、真っすぐ切れず(仮切りが上手くいかず、刃がずれてしまう)1mm程度ずれてしまうことが多かったです。価格が高いのですが、矢崎化工(株)さんが販売しているイレクターパイプΦ28用ハンドカッターだと専用なので上手くいくかもしれませんし、ディスクグラインダー等でも良いと思います。
ただ、このフレームの製作では1mm程度誤差が出ても組立にはそれほど影響はありませんでした。少しくらい失敗しても大丈夫です!
切断後、バリが出ているようであれば丸やすりでバリ取りをします。

長いイレクターパイプを購入して、必要な長さに切断する場合、長さの組み合わせをいかに無駄なくするかで金額に差が出ます。ただ、切断する際、パイプの端から15mm程度(道具による)はパイプカッターがセットできないので考慮する必要があります。
イレクターパイプは4000mmまであるようですが、私は取り扱いやすい1200mmと1500mmの2サイズに絞って購入しました。
実際には、Yahoo!ショッピングのJoshin webで、ほぼまとめて購入し、組立中や組立後に設計変更等したため、イレクターパイプやジョイントを不足分だけ近隣のホームセンターで追加購入しています。
切断して指定の長さにしたイレクターパイプにシールやテプラなどで寸法や組立場所を表記して貼り付けておくと、組立時に迷わずスムーズに作業を進めることができます。

フレームの組立

フレームの組立図を参考に組み立てます。

①脚のイレクターパイプにキャップ(J110A)を取り付けます。

②フェルトシートを床面設置のジョイント(J-157A J-103)の形状に合わせ てペンでなぞり、はさみで切り取り取った後、貼り付けます。(私が購入した 300×210×厚さ2mmのサイズだと、一部貼り合わせないと足りなくなります。どうせ下に隠れる部分なので貼り合わせで使用していますが、気になる方は余分にフェルトシートをご用意ください。)

③フェルトシートを貼り付けた床面設置のジョイント(J-157A J-103)を脚の長さに合致したイレクターパイプに取り付けます。その際に取れにくくするためにマスキングテープを一周だけ巻いてはめ込みます。イレクター専用の接着液があるのですが、常に上から荷重が掛かっている部分であること、また、ベッドキットを使用してみて脚の長さを調整する場合もあるので、この時点では不要と考えています。

④それぞれの長さの補強バーに合致したジョイントを両端に取り付けます。ここもマスキングテープを一周だけ巻いてはめ込みます。フレーム組み立ての際、若干の誤差が生じた場合に接着液だと融通が利かなくなることから、敢えてマスキングテープにしています。

⑤車のシート位置を調整します。2列目のシートは左右とも中央部に寄せて最後まで倒します。3列目にのシートは左右とも窓側に立てて格納します。

⑥補強バーを除いた3列目のフレームから組み立てます。事前に車外で組み立てできる箇所は、車外で作業した方が楽です。ポイントは長さ410mmの脚が写真の位置になるように設置します。また、脚のキャップが極端に上部に飛び出ないようにジョイントを取り付けるとマットを乗せた時に安定します。ここでは各メタルジョイントは、まだしっかりと締めずに仮締めにしておきます。


⑦両側の2列目シートのアームレスト部が、410mmの脚を押さえる位置まで移動させます。

⑧補強バーを除いた2列目のフレームを組み立てます。3列目との接続部であるHJ-3のジョイントは、一度緩めないと上手く接続できないと思われます。この当たりが少しやり難いかもしれません。ここまでできたらレベルで水平を確認します。水平が出ていない場合、脚の位置の確認、脚がしっかりと床に着いているか、2列目のシートが最後まで倒れているか、脚の長さを間違えていないかなどを疑ってください。
(この設計では、できる限り脚を短くしているため、正しい位置に脚が設置され、正しく組立できていないと2列目シートと干渉します)

⑨2列目、3列目のメタルジョイントをしっかりと締めます。

⑩テーブル部のフレームを組み立てます。レベルの乗っている箇所にテーブル板をはめ込みますので、テーブルの厚み15mm分、両側のテーブル横フレームを下げて取り付けます。テーブル下部のジョイントHJ-6はこれでもかという位締め付けていかないと、このように立った状態になりません。部品を間違えたかと思った程です。それでも手で動かそうと思えば回ってしまう状態ですが、テーブルをはめ込むことで安定します。

(写真では先に補助バーが付いてしまっていますが、この後に取り付けます)

⑩補強バーを取り付けます。2列目の後ろ左右はプラスチックジョイントJ-59Aが左右ずれますが一番後方になるように、中央左右はほぼ真ん中になるように取り付けます。3列目はテーブル前側上下フレームの前方と後方に取り付けます。簡単に動かせますのでマット部を乗せる際に安定する位置を見つけてください。
数ミリ、フレーム組立で誤差ができていてもプラスチックジョイントは、マスキングテープで簡易的に固定している程度なのでパチンとはめ込んだ際に調整されるはずです。これでフレーム部は完成です。
お疲れ様でした!

(補助バーのプラスチックジョイントが組立図の物と違っていますが、試用後に変更しています。組立図のものが最終版です。)


「⑥マットの製作」ではマット部品の製作方法を詳しく紹介します……


DIY苦手だけど、車中泊用テーブル付ベッド作っちゃいました!
①きっかけ
②車選び
③快適に寝るために
④テーブル付ベッド製作の工程
⑤フレームの製作
⑥ベッド部の製作
⑦テーブルの製作
⑧まとめ


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