怪盗の予告状 (問題編) / 推理クイズ

「最近退屈だな、うちの村に殺人事件とか起きないかな、そしたら興味が湧いてくると思うけど」
フィリップはひじ掛け椅子に液体のように座り,退屈しながらダーツを投げていた。
「人々が誤解するでしょうね、坊ちゃん。 冗談だとしてもそんなこと言ってはいけないですよ」
「どうせ今聞く人もいないし。あ、そうだね、メリー. 君が一度問題を出してみろ」
「え?でも私は坊ちゃんみたいに推理小説読んだことないですもの」
「真似はできるよね? 何でもいいから出してくれ」
その瞬間メリーは、教会の中の時計を見て、何かひらめいたように話し始めた。
「わかりました。坊ちゃんは紅葉が赤く染まった森に家を建てられ、その風景にふさわしい宝物、レッドダイヤを保管しているとしましょう。 ところが、ある日、坊ちゃん宛に、どんな宝物でも盗む怪盗が、自分の犯行時刻を予告する手紙を送ってきました。
その内容はこちら、怪盗は宝石を盗みに何時何分に来るのでしょうか?」

『円板の上のとがった針二つ、短い針が指すのは五と九の間の数、長い針が指すのは内郭に赤く染まった一と五の間の数、木の頭に匕首を貫通させた者が干(たて)に飾りをつけたやつの場を取り始めた時、レッドダイヤを奪いに来る。』

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