見出し画像

商店街放浪記-九州編#16 焼き物と唐津くんちの街

-商店街放浪記とは-

2022年4月から、全国各地の商店街を巡るべく旅をしながらさまざまな地域を訪れました。旅中はその都度SNSで発信していたのですが、Noteでも記録として残していきたいと思い、当時を振り返りながら放浪記を記していこうと考えました。

「商店街を巡るために旅をする」
そんな少し不思議な旅の一幕をお楽しみください。

旅する商店街マニアの商店街放浪記

前回のエピソードはこちら


いざ、佐賀県唐津市へ

滞在していた博多のゲストハウスを早朝に出発し、
目指すは佐賀県の唐津市へ。

早朝の博多川の風景
のどかな田園風景の中を電車で進んでいきます
無事唐津駅へ到着!
松ぼっくりゴジラが出迎えてくれました


レトロな雰囲気漂うアーケード街
-京町商店街-

唐津駅に到着し、最初に訪れた場所は「京町商店街」です!

佐賀県唐津市京町に位置する京町商店街は、その歴史と伝統を誇る商店街です。近くには唐津城や虹の松原といった観光名所もあり、多くの観光客に親しまれています。アクセスも良く、JR唐津駅から徒歩圏内で手軽に訪れることができます。
京町商店街は地域の伝統や文化を体感できるイベントが多く開催されています。特に有名な「唐津くんち」では、豪華な山車が商店街を練り歩き、地元住民や観光客で賑わいます。また、地元の特産品を販売するイベントや伝統文化を紹介する催しも行われており、地域の文化に触れる絶好の機会です。

日本全国アーケード街の魅力発掘サイトより引用


五福の縁結び
-呉服町商店街-

続いて訪れたのは、京町商店街に隣接している「呉服町商店街」です。

唐津の中心部にある呉服町商店街は、
アーケードを撤去し、
地元の方々や観光客が集い
自然と会話・ご縁が生まれることを願って、
「五福の縁結び通り」として
新たに生まれ変わりました。
ご縁を結ぶ商店街を目指します。

呉服町商店街Webサイトより引用

衣・食・住・文化・健康の5つを五福として商店街ではそれらにまつわるお店が点在しています。

商店街の中央にある「五福の縁結び神社」。
5つの福が集結し、その縁を結ぶ象徴として縁結び童子が祀られています。
縁結び童子は、せんとくんで有名な世界的アーティスト薮内佐斗司氏が呉服町商店街のために制作しました。是非お気軽にお立ち
寄りいただき、ご参拝ください。願いが叶うかも!?

呉服町商店街Webサイトより引用


唐津のまち歩き

また、今回は商店街以外にも唐津のまちを探索できました!

唐津城からの風景


唐津くんち

唐津くんちとは、毎年11月2日・3日・4日に佐賀県唐津市の唐津神社周へんで行われるお祭りです。

「唐津くんち」とは唐津神社の秋季例大祭(しゅうきれいたいさい)の事をいいます。くんちとは「供日(くにち)」が九州の方言で訛ったものとも言われ、九州北部地方では秋祭りの事を「くんち」と呼ぶ地域が多くあります。お供えの日と書くことから、秋の実りを神様にお供えして五穀豊穣に感謝するお祭りであることがわかります。(諸説あります)

 唐津くんちの御神輿の渡御は江戸時代の寛文年間(1661~1673)頃に始まったと伝えられております。曳山は御神輿にお供して神様を警護する目的で造られました。現在伝わる曳山が誕生したのは氏子町の一つである刀町が赤獅子を文政2年(1819)に唐津神社へ奉納したのが始まりで、それ以後明治9年まで57年の間に15台の曳山が製作され、その内一台が明治中期に損滅し、現在14台が現存しています。

製作には3年前後を費やしたと言われ、木組み・粘土で原形をつくりその上から和紙を数百回張り重ね、麻布を張り、漆を塗り重ね、金銀を施して仕上げたものです。1台あたりの重さは2~4トンあり、1台あたり曳き子200~400人で曳いています。曳山は昭和33年に佐賀県の重要有形民俗文化財に指定され、唐津くんちの曳山行事として昭和55年に国指定重要無形民俗文化財に指定されています。

唐津神社Webサイトより引用

商店街の様々な場所で唐津くんちにまつわる装飾に触れることができました。

また、唐津駅の近くには祭事で使用される曳山を観ることのできる「曳山展示場」があります。

実際の曳山はかなり迫力がありました!


次なる目的地、佐世保へ

唐津のまちを堪能し、次なる目的地は長崎県佐世保市です!

電車で佐世保へ向かいます
様々な場所で佐賀県を舞台にしたアニメ「ゾンビランドサガ」のポスターが飾られていました

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集