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商店街放浪記-九州編#17 佐世保の商店街巡り

-商店街放浪記とは-

2022年4月から、全国各地の商店街を巡るべく旅をしながらさまざまな地域を訪れました。旅中はその都度SNSで発信していたのですが、Noteでも記録として残していきたいと思い、当時を振り返りながら放浪記を記していこうと考えました。

「商店街を巡るために旅をする」
そんな少し不思議な旅の一幕をお楽しみください。

旅する商店街マニアの商店街放浪記

前回のエピソードはこちら


目指すは長崎県佐世保市

唐津駅を出発し、次なる目的地は長崎県の佐世保駅です。
電車でおよそ3時間の長距離移動となりました。

車窓からの景色はほとんど田園風景でした

無事佐世保駅に到着!

3時間の長距離移動でしたが、
夕方ごろに無事佐世保駅に着くことができました!
中学校の頃に修学旅行で一度長崎県には訪れたことがあるのですが、商店街目的で訪れたのは今回が初となります。

無事佐世保駅に到着
JRの日本最西端の駅らしいです
佐世保名物「佐世保バーガー」のキャラクター”佐世保バーガーボーイ”
軍港の街佐世保らしく、佐世保バーガーボーイもセーラー服を着ています
『それいけ!アンパンマン』でおなじみのやなせたかし先生が制作したらしいです
無事日が落ちる前に到着することができました

全長1kmの日本最長の一直線アーケード
-さるくシティ4◯3アーケード-

長崎県で最初に訪れた商店街は、”一直線に繋がるアーケードでは日本最長”の商店街である「さるくシティ4◯3アーケード」です!

4〇3とは、四ヶ町商店街の4、佐世保玉屋の〇、三ヶ町商店街の3の総称、さるくとは「散歩する」や「歩き回る」といった意味の佐世保の方言。四ヶ町から三ヶ町にかけて7つの町をまたぐ全長約1キロのアーケードで一直線のアーケードとしては日本一、出店数は160店以上。天候に関係なく快適にショッピングが楽しめます。お土産はもちろん、洋服や寝具、またお食事処もあります。1年間を通して、様々なイベントを催しており、YOSAKOI佐世保祭りや、キラキラフェスティバルなどがその代表となっています。

ながさき旅ネットより引用

さるくシティ4◯3アーケードは、「四ヶ町商店街」「三ヶ町商店街」で構成されています。

させぼ四ヶ町商店街

佐世保市では、商店街の周辺に大きな病院がいくつも立地しており、その他図書館やコミュニティセンターも立地しています。
また、商店街の周辺には手作りにこだわった「佐世保バーガー」や地域の新鮮な野菜を販売する店舗なども見られることから、集客力が高まっていました。
また、四ヶ町商店街では、3大学合同によるまちづくり研究チームが発足し、商店街の中に「させぼ港まちづくりスタジオ」が開設されています。
これは、「よその都市にあるけん、うちにも欲しい」ではなく、「あるもの探し」をし、佐世保のまちや歴史・文化を再発見し、磨きをかけ、佐世保の魅力向上を考えていくという学生による活動です。これまでに、CAFE&GALLERYやスタンプデザインコンテスト、佐世保の路地裏研究などの活動が取り組まれています。

まちかつより引用


させぼ三ヶ町商店街

SANPLAZA佐世保三ヶ町商店街は昭和33年に誕生し、昭和52年にアーケードが建設され、長く地域住民に愛されている商店街です。
全長398メートルあり、四ヶ町アーケードと合わせると約1キロ。直線距離で長さ日本一のアーケードです。
商店街内はレストラン、ファーストフードなどの飲食店、婦人服、時計店、銀行、カワイ音楽教室、楽器店など、あらゆる分野のお店が揃っています。
全国的にも有名な「佐世保の初売り」をはじめ、イベントも多々行われています。七夕祭りや、子どもたちの仮装パレードが行われるハロウィンなど、子どもが参加できるイベントもありますので、家族で楽しめます。

子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」より引用

裏路地で呑む夜

その日の夜は商店街の裏路地にある角打ちで晩酌を。
偶然、市内の地域系のゼミの学生と交流する機会がありました。
同世代の学生との話の中で
「商店街にチェーン店が増えていくのは寂しいことだが、その地域の住民が求めている店が商店街に反映されていっている」
という言葉がかなり印象的でした。
改めて商店街について考えるきっかけになった貴重な体験ができました。

次回は佐世保の商店街を巡り、長崎市に向かいます!


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