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商店街放浪記-九州編#08 砂風呂のまち-指宿-

-商店街放浪記とは-

2022年4月から、全国各地の商店街を巡るべく旅をしながらさまざまな地域を訪れました。旅中はその都度SNSで発信していたのですが、Noteでも記録として残していきたいと思い、当時を振り返りながら放浪記を記していこうと考えました。

「商店街を巡るために旅をする」
そんな少し不思議な旅の一幕をお楽しみください。

旅する商店街マニアの商店街放浪記

前回のエピソードはこちら


砂風呂のまち-指宿-

天文館で行われていた夏祭り「おぎおんさぁ」を後にして、
次に訪れたのは、砂風呂のまち「指宿市」

指宿名物「砂むし温泉」とは
薩摩半島の最南端にあり、鹿児島湾沿いに温泉宿が立ち並ぶ指宿温泉。その指宿の名物「砂むし温泉」とは、砂に埋もれる入浴法です。指宿のビーチの砂は単なる砂ではなく、海岸に温泉が自然湧出する場所があり、温泉に浸った砂であることが特徴。江戸中期の元禄時代に、砂浜に身体を埋め、湯治をしていたという記録が残されているほど歴史があります。

砂むし温泉の効能
指宿の砂むし温泉の効能は1985年、鹿児島大学医学部の田中信行教授らによる調査で実証済。温泉を含んだ重い砂に埋もれることで全身に圧力がかかることや、温泉の熱で血管が拡張されることによって、血液の循環が促進され、老廃物の排出や炎症性・発痛性物質を洗い出す効果などが期待できるそう。
その他、神経痛・リウマチ・腰痛・関節痛・骨折・脳卒中後麻痺・むちうち・やけど・虚弱児・アトピー・痔・ぜんそく・糖尿病・胃腸病・月経障害・不妊症・貧血・冷え性・便秘・肥満・全身美容などに効能があるとされています。

楽天トラベルより引用
#イーブイすき指宿市
JR指宿駅前には足湯が設置されています
人生初の砂風呂も体験しました!
海辺で天然の砂風呂体験ができて良かったですが、
涼しい時期に行くのが最適です。(真夏の砂風呂は半ば拷問でした)


かつての栄華の名残を感じる
-指宿中央名店街-

温泉があるところに、商店街あり。
ということで、訪れたのはかつて「東洋のハワイ」と呼ばれ人気を博してた時代に栄えていたと思われる温泉街「指宿中央名店街」です。

南国の風が漂うビーチやトロピカルな雰囲気を楽しむ人たち。
ハワイアンムードに包まれるこの場所は、「東洋のハワイ」として人気を博した指宿です。
昭和30年代から南国気分を味わおうと多くの観光客が訪れました。

NHK かごしまWeb特集より引用

NHK鹿児島放送局のかごしまWEB特集では、当時の指宿の街の様子が映像で紹介されています。

-現在のまちの様子-

当時「東洋のハワイ」と呼ばれていた名残を至る所で感じることができますが、商店街全体としては「つわものどもが夢の跡」という雰囲気でした。
しかし、そんな街並みや雰囲気を感じられるのも、商店街放浪の醍醐味です。

-街並み-


鹿児島市へ戻ります

宿に戻るために、指宿市から鹿児島市へ戻りました。

途中で立ち寄った展望台


翌日からはさらに鹿児島の商店街を巡ります。




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