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商店街放浪記-九州編#04 日本三大秘境と最大の危機

-商店街放浪記とは-
2022年4月から、全国各地の商店街を巡るべく旅をしながらさまざまな地域を訪れました。旅中はその都度SNSで発信していたのですが、Noteでも記録として残していきたいと思い、当時を振り返りながら放浪記を記していこうと考えました。

「商店街を巡るために旅をする」
そんな少し不思議な旅の一幕をお楽しみください。

旅する商店街マニアの商店街放浪記

前回のエピソードはこちら


日本三大秘境で迎える朝
-椎葉村-

2022年7月22日
九州の商店街巡り旅のDay3は宮崎県の椎葉村からスタートです。
椎葉村は宮崎県北部に位置する山間の村で日本三代秘境のひとつに数えられています。

椎葉村は宮崎県の北西、九州中央山地に位置し、人口 は2,503人(令和4年12月現在)、 537.35㎢という広大な面積を有し、その約96%が森林で占められる緑豊かな村です。四季の移ろいの中で見せる様々な自然の美しさや人々の営みは日本の原風景が感じられます。椎葉村では古くから、農作業をお互いで助け合う「かてーり」という相互扶助の精神があり、こうした絆が田畑や森林、文化を守っている礎となっています。

「日本で最も美しい村」連合Webサイト

この場所を訪れた理由。
それは「仙人の棚田」を観るためです。

大いちょう展望台は、国道から外れスギ林を抜けて田舎道を登っていった場所にひっそりと佇んでいます。対岸の尾根には『椎葉のマチュピチュ』と呼ばれる山村風景が広がっています。特に朝方の雲海が少し晴れてきた瞬間に見える棚田の光景は神々しく、まるで仙人が住んでいるかのように見えることから『仙人の棚田』とも呼ばれています。

椎葉村観光協会Webサイト
道中にあった上椎葉商店街

険しい山道を乗り越えて、無事展望台に到着しました。
そこから見えた景色が…こちら!

大いちょう展望台からの景色

天気にも恵まれて、綺麗な景色を眺めることができました!
かなり山奥にあり、道中は大変でしたが訪れることができて本当に良かったです。


無事に宮崎市まで辿り着けるのか…

「仙人の棚田」も観ることができ、
これから宮崎市内に向かおうと思っていた矢先。
レンタカーから警告音が鳴り出すハプニングが!

焦りながら、レンタカー会社に連絡したところ、
「一番近い支店が宮崎市内にあるので、そこまで来てください」
とのこと。

その距離なんとおよそ150km!

細心の注意を払い安全運転で宮崎市内へ向かいました。

レンタカー会社に連絡するために立ち寄りました
焦りながらも、山奥の環境って素敵だなと思いました
山奥のお店で頂いた「たぬきそば」

かなり時間は掛かってしまいましたが、
無事に宮崎市内のレンタカー店に到着することができました。
新しい車に変更してもらうことができたので、
商店街巡りの旅も続行です。


お土産や宮崎グルメが立ち並ぶ
-青島参道商店街-

宮崎市内に突入できた一行が最初に向かったのは、
観光地にもなっている、青島参道商店街です。

青島駅から青島の間に続く参道の両脇には土産物屋やおいしい食事処が並んでいます。
各種イベントの際にも利用されており、「YappaあおしまDeナイト!」のキャンドル点灯や「ぐるっと青島フラワーフェスタ」でのパフォーマンス披露などで盛り上がりを見せます。また、有名な青島神社の「裸まいり」では、和太鼓の演奏をバックに竹竿や幟(のぼり)を持った一行が、青島めがけてこの参道商店街を駆け抜ける場所としても知られています。

みやざき公園協会Webサイト

昔ながらのお土産屋が立ち並んでいる商店街。
宮崎県らしいマンゴー味のかき氷もいただきました。

せっかくなので、青島も観光しました。
島全体が境内になっている青島神社
「鬼の洗濯板」と呼ばれる珍しい波状岩


宮崎市一の繁華街
-一番街商店街周辺(ニシタチエリア)-

夜には、宮崎市随一の繁華街である
ニシタチエリアにも訪れました!

一番街商店街は、宮崎の歓楽街「ニシタチ」の入り口にも位置する昼の顔と夜の顔を併せ持つ商店街です。

ファッションブランドを扱いお店や、アミューズメント施設もあり、ワクワク楽しみのある商店街を目指して色々なイベントも開催しています。夏の「こんね祭り」と冬の「ウェストサンクスカーニバル」に加えて、毎月第4土曜日恒例の「街市」が宮崎の生産者と消費者をつなぐ場として定着し、食を通じた街おこしに中心市街地の先頭に立って頑張っている商店街です。

http://www.puraccho.jp/modules/pico/index.php?cat_id=6より引用

宮崎市の中心に位置する県内最大の歓楽街「ニシタチ」は、宮崎の郷土料理を味わえる居酒屋やスナック、バーなど、多種多様な店がひしめき合う魅惑のエリア。昼に宮崎市南部に位置する一大観光エリア「青島」を観光した後、「ニシタチ」に移動してグルメを楽しむのが定番のルートとなっている。

「ニシタチ」の居酒屋やステーキ店で宮崎の名物グルメを堪能した後は、地元民がこよなく愛するうどんや南国のフルーツがたっぷりのパフェを味わうなど、店から店へとホッピングするのが「ニシタチ」を地元流に楽しむ近道。そして、「スナック」と呼ばれる日本独特の飲食文化に触れることで、宮崎の旅がより刺激的で充実したものになる。

https://www.gltjp.com/ja/article/item/20285/より引用
宮崎の大学生が経営しているBAR
レンタカーなのでノンアルコールドリンクを頂きました。
オンラインイベントで繋がっていた宮崎の同世代ともお会いできました!
宮崎のお魚をご馳走になりました。


いろんな同世代に会えた1日

この日は商店街巡りもそうですが、
色々な方との出会いや新しい発見ができた1日でした。
特に、コロナ禍でオンラインでのイベントを企画していた際に出会った方と初めて対面でお会いできたりと、旅をしているタイミングだからこそ繋がりの大切さを再認識できました。

明日からは、さらに宮崎を南下して鹿児島に向かいます。



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