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車両内に「machiminスタッフが思う流鉄流山線の魅力」をテーマにした中吊り広告掲出

2021年3月25日から31日まで、「machiminスタッフが思う流鉄流山線の魅力」と題した中吊り広告8種類を流山線車内に掲出します。
この記事では、「machiminスタッフが思う流鉄流山線の魅力」 の具体的な内容と、なぜこのような中吊り広告を掲出するかをご紹介します。

中吊り①:流山線の魅力を伝える広告を「私たち」が「今」、「車内に」 出す理由

machimin(コミュニティスペース兼観光案内所)には、流山線にまつわる情報発信を担ってきた大学生スタッフがいます。流鉄のファンである彼は、観光案内所として活動する上で把握しておくべき流山線の基本情報を他のスタッフに共有し、オリジナルの車両図鑑や路線図などの掲示物を作ってお客様への情報提供を行ってくれました。

そんな彼がこの春大学を卒業、4月からは社会人となります。新しいステージを目前に控えた3月末のタイミングで、彼の夢だったという流山線車内への中吊り広告掲出をmachiminとして実施したいと考えました。

掲出費用は、彼が制作しmachiminで販売している「流鉄缶バッジ」及び「とある大学生の流鉄ガイドブック」の売り上げから充てています。「流鉄沿線の魅力発信や乗車率アップにつながる企画の費用にしたい」という彼の申し出を受けた形です。

広告にはmachiminスタッフの目線で見た流山線の魅力を7つ厳選。また、自分が乗って楽しむだけでなく、乗る人を増やすためにアクションを起こす彼のようなファンがいることも魅力の1つと捉え、各車両に合計8種類の中吊り広告を掲出しています。

中吊り②:はじまりは白みりんから

現在スーパーなどで販売されている透き通った白みりんは、江戸時代中期ごろ、現在の流山駅から江戸川方面に広がる流山本町地区で開発されました。
白みりんは江戸川を通じて江戸に運ばれ、和食文化の発展に大きく貢献しました。

流山線は1916年3月14日に開業、2021年で105年という長い歴史がありますが、開業の主目的は通勤や通学の人を運ぶことではなく、流山の工場で作ったみりんを全国に出荷することでした。当時、みりん工場がある流山本町から最も近い鉄道は国鉄常磐線で、常磐線の馬橋駅と流山駅とを結び、流山町民の出資で作られた総延長約5.7kmの鉄道が、現在の流鉄流山線なのです。

みりん工場から流山駅までは引込線と呼ばれる専用の貨物線が敷かれ、これを埋め立てた跡は現在歩くことができますよ。どこにあるか探してみてくださいね。

中吊り③:レトロさに囲まれて

駅の手書きの時刻表や改札の雰囲気、ホームの木造屋根や各種案内看板等のデザインなど、どことなくレトロな雰囲気がある流山線。懐かしさを感じるアイテムに囲まれながら電車を待ち、心地よい揺れを感じながら乗車していると、まるでどこかを旅しているかのような、何ともいえないワクワク感や非日常感を味わうことができます。各駅や沿線にあるレトロさを探してみてくださいね。

中吊り④:硬券を購入できる

流山線乗車の必須アイテムといえば切符。各駅の券売機で購入することもできますが、あえて窓口で駅員さんから購入すると、今や珍しくなった硬券の乗車券を買うことができます。切り込みの形を見ていると、懐かしの「パチン」という音が聞こえてきそうです。

中吊り⑤:流山線ならではの表情

“電車の顔”とも表現される車両の正面。窓の大きさや前照灯の位置など、その表情は車両によってさまざまです。流山線には車両ごとに「さくら」「流星」「あかぎ」「若葉」「なの花」といった愛称がついており、これらの愛称を記した”愛称板”が車両正面に取り付けられています。

さらに季節やイベントに応じて取り付けられる”ヘッドマーク”も見ものの1つ。全国交通安全運動や全国火災予防運動にちなんだヘッドマークをはじめ、イベントの広報や沿線近隣校の生徒とのコラボレーションデザインが取り付けられることもあります。ヘッドマークを取り付けた電車を見かけると、「今回はどんなデザインかな?」とワクワクします。

中吊り⑥:線路沿いを彩る花

季節の花と電車のコラボレーションが見られるのも流山線の魅力です。馬橋駅〜幸谷駅間を約350メートルに渡り咲き誇る新坂川桜並木をはじめ、平和台駅前のツツジも見事。流山線に乗りながら、または降りて歩きながら、季節を楽しむことができます

中吊り⑦:お出かけの理由は「流山線が見えるから」

お子さんとのお出かけ先を考える時、流山線が見えるからこそ行きたい場所があります。鰭ヶ崎駅からすぐの鰭ヶ崎駅前公園は、踏切と電車が見える格好のビュースポット。公園遊具で遊ぶ子供たちが踏切が鳴るごとに線路側に集まる様子が印象的です。小金城趾駅から新坂川沿いを、川面に映る電車を見ながらお散歩するのも良いですね。
雨なら電車内で、晴れたら駅から降りて楽しめる流山線とその沿線は、好奇心旺盛なお子さんとのお出かけ先にぴったりなのです。

中吊り⑧:半円の窓から舞台裏を垣間見る

流山駅隣接のコミュニティスペース兼観光案内所machiminの窓からは流山線の車庫が見えます。タイミングが合えば点検中の車両が動くシーン洗車のシーンに出会えることも。反対を振り向くと、運行中の電車が流山駅に発着する様子も見ることができます。
店内には大学生スタッフが制作した流鉄ギャラリーをはじめ、知れば誰かに教えたくなる、もう1回流鉄に乗りたくなる情報をご案内しています。手作りの流鉄ポーチや流鉄缶バッジ、一日フリー乗車券ケースなど、作り手の流山線愛に溢れたオリジナルグッズも販売していますよ。

以上、中吊り広告「machiminスタッフが思う流鉄流山線の魅力」シリーズのご紹介でした。あなたにとっての流鉄流山線の魅力は何ですか?ぜひ流山線に乗って、見つけにいらしてくださいね。

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