choco...とぶらり旅【小倉/博多】 Part2
こんにちは、choco...です。
前回の続きです。
さて、福岡旅行2日目。
昨日ホテルでぐで飲みした私は起床遅め。
本日はこの旅のお目当て「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2023」に馳せ参じます。
その前にお昼時でしたのでとんこつでも入れようか。(どんだけ寝てんねん。)
ホテル近くにあった人気店「一双」へ向かいましたが、長蛇の列。
調べたら夜中までやっているとのこと。
必ず帰ると誓い、先へ進む。
やってきましたのは、博多駅ビルのDEITOS 2Fにある「らーめん街道」。
お目当ての「博多ラーメンshin shin」はまたしても長蛇。
なんなんみんな、同じログポース?
次点で気になっていた「元祖博多だるま」へ入店。
ラーメンバリカタ餃子に明太ご飯。欲の化身。
クセのない濃厚なとんこつ、するすると侵入する細麺。
一口サイズの餃子はニンニク強め、駆け巡る明太の刺激。
ボーノ!!
さぁ、今回の旅のメインへ!
博多駅からバスに揺られて20分。
福岡マリンメッセは沿岸にある展示会場へやって参りました。
2015年より福岡で始まったこのフェア。
「日本とアジアのアートマーケットの架け橋に」をテーマに様々なアーティストとギャラリーが出展する日本で2番目に大きいアートフェアのようです。
今年は126ものギャラリーが集まり、例年の4倍規模となったそう。
アートなのに熱気がすごい。美術館では味わえない感覚でした。
展示物から、アーティストから、スタッフから、来客者から。
静かな個の蠢きが絡み合って袖を掴む。
展示会場では生の声を聞くことができます。
抱えるアーティストに光を当てたいオーナー、表現者としてアウトプットに尽くすアーティスト。
アートの日本マーケットはまだまだ狭く、これからもっとシュリンクしていくのかもしれません。
それでも、
ここに流れている空気はきっといい出口を見つけ向かって行くのだろうと感じさせます。
今回、2点の作品をお迎えすることになりました。
さて、午後15時。
福岡に来たなら行っておきたい場所がある。
太宰府天満宮。
祀られておりますは菅原道真、「学問の神様」です。
今週末に資格試験を控えております身としては、ぜひあやかりたい。
太宰府は博多駅からバスで40分程度の場所、停車場からすぐに参道へと入れます。
甘い誘惑を振り切りながら参道を抜けると、境内の入口に「牛」。
菅原道真のご遺体を牛車で運んでいる際に牛が動かなくなった為、これを弟子たちは道真公の意思と捉えました。
そうしてこの地に祀られた道真公の使いとして、境内には約10体の御神牛が設置されるようになったとのこと。
頭を撫でると頭が良くなると言われています。
牛の頭テッカテカでした。
美しい櫻門を抜けると、そこに本殿があります。
現在本殿は124年ぶりの改修工事中で、前衛的な仮本殿が設置されていました。
ここから3年をかけて道真公薨去から1,125年という新たな節目を迎えるそうです。
取り敢えず全力でお詣り。
溶けた脳みその回復を祈願。
美しき境内を散策していると、竈門神社の案内が。
えっ、炭治郎じゃん。と思ってたらどうやらほんとに聖地らしい。
ほぁ、ほんなら行っとくかー。
とミーハー魂で20分程登山したところ、案内図がちらり。
竈門神社まで、あと30分っ‼
あかん、このままじゃ私の生が奪される。
と踵を返しました。
でも、途中までの景色も大変良かったです。
いつかまた帰ってくるから、と本日2度目の誓いを立てる。
休憩がてら参道の茶屋へ。ここへ来てずっと誘惑されてきた梅ヶ枝餅。
あぁ、いとうまし。
外はパリッと、中はゆるっと。あんこと餅があんさんぶる。
添えた梅干しがいい塩梅。
少しゆっくりしすぎたな、と外に出ると参道大行列。
なんの催しかさっぱり分からんが、子供達の大名行列。
横目で眺めながら参道を抜け、
次に目指すは博多は中州。屋台通り!
バスに揺られ、到着は18時。長蛇の列。
何回言ったよ、長蛇の列。博多の人口がバグってる。
店主によると20時頃には空くかもとのこと。
近くの公園でも出店が出てたので時間を潰すことに。
再度突撃するも人減らず。
3度目の誓いを立てて退散。
博多に3つも誓ってしまった。今までなにも誓ったことないのに。
博多恐ろしい。
怖いから一つ目の誓いを解消しに行くことに。
21時に向かう、ラーメン「一双」。
晩飯時は過ぎたし、締めの一杯にはまだ早い。いける。
いけなかった。
40分待ち。
こちとら晩飯食べてないんよ、待てるわけがないだろ。ラーメンやぞ?どうかしとるやろ。
泡系豚骨スープは「豚骨カプチーノ」と呼ばれるほどに濃厚なコク。
だけれど泥のような重さはなく、非常に飲みやすい。
特性の平打ち麺が持ち上げるカプチーノ。
舞い上がる香りが箸を進ませる。
大きく挙げられた右腕に、選択的自由などない。そう、それは必然。
「替え玉バリカタ」
また来る、と誓いを立て宿へ帰る。
色々とまた清算しに来なければならなくなった。
恐るべし博多、また会おう。
右に明太子、左に梅干しを抱え、さくらに乗って帰路に就く。
——おわり——