【土壌分析】土のにおいからわかる菌の種類
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今回は、土のにおいからわかる菌の種類と題して圃場の匂いでわかる土壌診断について解説していきます。
土壌診断を大学などに依頼すると特殊な機械を通して分析してもらえます。
しかし、そこまでお金がかけられないという方もいると思います。お金はかけられないけど自分の圃場が自然農法にてきしているのか知りたいという方は是非ごらんください。
1.圃場にいる菌について
自然界の匂いというのはほとんどが微生物の作用の匂いといわれています。
森がすがすがしい匂いなのに対し沼が変な匂いがするのがその典型例です。
地球上の微生物の働きは有機物を分解することです。それが空気中に水と二酸化炭素に代わるのですがメタンガスやアンモニア臭がするのは腐敗、アルコールや乳酸の匂いに代わるのが発酵となります。
腐敗と発酵がもたらす菌というのは常に拮抗しております。発酵菌が増えると腐敗菌を駆逐してくれます。圃場も一緒です。
ですので発酵菌を増やした方がよいということになります。
2.発酵菌について
植物には根っこがありその根っこには肉眼では見えない根毛が生えています。その根毛の先に細かい微生物が沢山ついています。そこについている菌がいわゆる発酵菌になります。
その根毛についている細菌が窒素、リン、カリをキャッチして有機物を無機質に分解します。
それが供給されて植物は始めて水分と養分を自分の体に取り込みます。アマゾンの巨木も仕組みは同じになります。
3.土壌の診断方法について
診断の方法ですが自然農を行っている方には多い草マルチをどかします。どかした後、菌糸ごと取って匂いを嗅ぎます。
匂いがつーんとした酸っぱい匂いでなく雑木林の匂いであると麹菌や草を枯らす菌が入っている傾向があります。
それに対してメタンやアンモニアのような匂いがした場合は嫌気性細菌の腐敗菌が沢山いる証拠になり土の状況としてはあまりよくないと言えます。
この診断方法はあくまで1例になりますので、しっかり診断されたい方は機関への調査をおススメします。
ぜひ動画もご覧ください!
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