ガントチャートが作れるおすすめツール3選
こんにちは。
株式会社ニュークラウドの代表「木村」です。
みなさん、プロジェクトのガントチャート管理には、何を使っていますか?予想では、大半の方が「エクセル」もしくは「Googleスプレッドシート」かと思います。また自動反映などがされるツールなどを使っている方もいるかと。
本日は、ほとんどのガントチャートを触ったことがある私が個人的におすすめするガントチャートツールを3選ご紹介したいと思います。
ガントチャートの定義
まずは、そもそも「ガントチャート」とはなにかをお伝えします。ガントチャートとは、シンプルにいうとプロジェクトなどの作業やタスク項目などを細かく分け、それぞれどのような段取りとスケジュールで進めていくのかを記載した表になります。
組織ごとによって呼び方が「スケジュール表」「タスク管理表」「プロジェクト管理表」「工程管理表」などと使われる場合もあります。ガントチャートの言葉との違いはなく、すべてガントチャートを指しています。
ちなみにガントチャートが生まれた背景と目的は、20世紀初頭、大量生産体制が築かれそれらの進捗管理方法が求められた時に生まれました。生みの親の名前が「ガント・チャート」さんだったのです。ガントさんは、工場の監督者が現場の作業進捗状態を一目で把握できる表が必要ということでガントチャートを考案したと言われています。
つまり、プロジェクトや計画の全体像が見える化されているモノ(表)がガントチャートと言えます。
おすすめツール3選
では、本題の「おすすめツール3選」をご紹介します。
【No.1】 Googleスプレッドシート
個人的には、Googleスプレッドシートが一番カスタマイズかつ見た目の調整ができるので、使いやすいです。エクセルではなく、Googleスプレッドシートをおすすめするのには、Googleスプレッドシートであれば、ブラウザ上でメンバー間が確認かつ編集できる環境があるからです。エクセルですと、都度パソコンに落とし込んで更新、そしてファイルを返すというとてもやりずらいので。ただし、スケジュールに変更があった時は、手打ちで都度編集しなければいけないのが少し厄介ではあります。
【No.2】 Notion
最近流行りのNotionでもガントチャートは作成可能です。データベースを作成して、「タイムライン」という表示を行うことでガントチャートのように表現することができます。Notionは、とてもカスタマイズ性が高く、慣れたらガントチャート+α的な要素を組み込むことも可能です。ただし、見た目やカスタマイズ性はかなりシステムチックのため、ITに強くないと中々扱いづらいというのが現状です。
【No.3】 Asana
もし有料でもよいという事でしたら、圧倒的にAsanaをおすすめします。Asanaの素晴らしいところは、UIUXがとても使いやすいところです。Asana社自身も公表しているのですが、元々創業者の方達はFacebookに在籍しており、社内のシステム、主にプロジェクト管理やスケジュール表などを作っていたのですが、どれもUIUXがシステムチックすぎて使いずらいことから、UIUXに特化したプロジェクト管理ツールを開発したのが始まりです。その為、UIUXには相当な「こだわり」と「強み」があります。実際にたくさんのツールを触ってきた私でもAsanaのUIUXはNo.1だと思っています。ただし、有料かつ価格帯も結構高いのでそこがネックポイントかと。
使い分けることが大事
私がおすすめするガントチャートツール3選をご紹介させていただいたのですが、1点大事なことをお伝えしたいです。
ガントチャートは、場面と用途に合わせてツールを使うことが大事だと考えています。例えば、弊社では頻繁に更新やシステムチックな見た目でも抵抗がないメンバーが多い為、Notionを使ってガントチャート(スケジュール表)を作っています。
しかし顧客に対しては、Googleスプレッドシートで作成したガントチャートを見せます。それは、顧客の年齢層は幅広い為、若い方であれば問題ないのですが、目上の方やITに疎い方がNotionのガントチャートを見たらすぐに目を逸らしたくなります。それだけで顧客満足度の低下につながる為、顧客に見せるガントチャートは見た目を第一にGoogleスプレッドシートでデザインをしてから見せるようにしています。
このようにガントチャートのツールは、臨機応変に適切な場面と要素に合わせて変えていくことが大事です。
最後に
たまたま弊社顧客からガントチャートについてのご相談をいただいたので、今回記事にさせていただきました。
弊社は、IT系の会社であるため、ガントチャートの使い分けやツール情報などは、当たり前な情報だと思っておりました。しかし、実際に弊社のこのような知識を顧客に共有するだけでも、とても喜んでくれる顧客がいるので、これから弊社の当たり前な情報もどんどん記事にしていきたいなと。
この記事を通して、ガントチャートの理解、そして活用のサポートになれたら幸いです。
株式会社ニュークラウド 代表「木村」