今週のみなとニュース(あちらこちらに美味しいお店やカフェが/ミャクミャク柄のクールタオル/周囲に恵まれていた私)
みなと隆介の近況:あちらこちらに美味しいお店やカフェが
淀川区をうろうろする仕事をしはじめて約1年半。「淀川区ってこんなにおいしいお店やカフェがあったのか!」と次々と新しいお店を開拓しているのですが「今日のお昼はあの店にしようか」「いややはりこの店にしようか」と悩みは深まるばかりです。
時間が許せば朝は喫茶店でモーニング。しかしモーニングを出してくれるお店も徐々に減っているようで、地域の方の集う場所としても大事なので、ぜひ末永く営業していただきたいなと思うことしきりです。
昼食、夕食は、和食・洋食・中華とあちこちに行きつけが出来ましたが、先日初めてお邪魔したお店は鉄鍋いっぱいの鳥雑炊がなんと450円。野菜の天ぷらをつけても600円。思わず「安い!」と叫んでしまいました。
淀川区内で見かけた猫ちゃんや、きれいなお花の画像と並んで、みなと隆介のインスタは淀川区内の美味しいものであふれています。ぜひ一度ご覧ください。
みなと隆介の視点:ミャクミャク柄のクールタオル
2月15日に24年度の大阪市予算案が発表されました。457億円もの万博関連費用を計上するため、収支不足で大阪市の貯金を217億円切り崩すそうです。
前回も書いたように前向きな内容もあるため全否定はしません。が、大小様々に「これってどうなのか」と思える支出が目立ちます。例えば「熱中症対策」として、900万円かけてミャクミャクをプリントしたクールタオルを作って配るそうです。
無地ならもっと安く多く作れるのになぜミャクミャクをプリント?そもそも熱中症リスクの最も高い高齢者層への啓発事業として適切な方法なのか?など疑問が絶えません。
万博会場のトイレで1か所2億円かかるところがあるのも驚きです。若手建築家応援の意味合いだそうです。全否定はしません。ですが、若手建築家応援なら、例えば関西の玄関口である関西空港のトイレ改修を任す方がよほど合理的ではないでしょうか?
万博という「国家プロジェクト」だからと、およそ賢いとは言えない税金の使い方がまかり通るのは納得いきません。
ゲイの当事者として考えてきたこと:周囲に恵まれていた私
京都大学経済学部に入学したのは22年前の2002年4月。百万遍近くのワンルームに引越した私は、当初はホームシックになりはしたものの「親元から離れてついに自由に彼氏を作れる!」などと思いながら1人暮らしをスタートさせたのでした。
とはいえ人口の数パーセントがLGBT当事者だと言われながらも、そんなに簡単に当事者と出会えるわけもなく、また私は私で相変わらず異性愛者の男性を好きになるばかりで、今現在も付き合っているパートナーと出会うまで、さらに2年半かかりました。
ですが大学に入ってからの私は、だいぶ自分を偽らずに過ごせたと思います。ゼミの同期を含む同級生や、先輩・後輩にはわりと早いうちにゲイだとカミングアウトしましたが皆温かく受け入れてくれました。ある女性の先輩は、ご自分の彼氏さんと3人で会食に誘ってくれたりもしました。
懐かしい、良い思い出ですが、私は幸運でした。