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24年12月15日付『みなとニュース』(清水ただしさんを国会へ/政治(家)の責任とは/みなとお勧めの一冊『帰りこぬ風』(三浦綾子著))
みなと隆介の近況:清水ただしさんを国会へ
12月に入りこの時期らしい気候となってきました。皆様、体調はいかがですか?私は、なんとか平日朝の宣伝を続けています。
さて、そんな朝の宣伝では「日本共産党は来年夏の参議院選挙の候補者として清水ただし・元衆院議員を発表しました」とアナウンスしています。現在、参院大阪選挙区の8議席(4議席ずつ3年ごとに改選)は、自民・公明・維新で占められています。これでは若い世代も高齢世代も共に安心できる政治、脱原発と再エネ促進、消費税減税とインボイス廃止、核兵器禁止条約への参加、カジノ中止、などの願いが参議院に届けられません。清水ただしをなんとしても国会に押し上げるべく、私も淀川区で全力を尽くします。
ところで私が清水さんと初めて出会ったのは10年前。西宮原ライフ前での演説を1人で聴きに行き、声をかけてもらった時でした。まだ地域の日本共産党とも出会う前で、清水さんも全く覚えていないでしょうが、声をかけられた方は覚えているものですね。
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みなと隆介の視点:政治(家)の責任とは
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA115XC0R11C24A2000000/
*学生の労働時間、1.1億時間増。それでいいのか。
11月末から臨時国会がスタートしました。野党の協力なくしては予算も法律も通らないというなか、経済対策の面では若干の前進も見られますが、「企業・団体献金の禁止」「学費無償化」「選択的夫婦別姓制度」などでは現時点では石破首相のリーダーシップも、自民党の動きも見られず、やはり来年の参議院選挙が極めて重要だなという思いを新たにしています。
経済対策の面でも、基礎控除の引き上げは(引き上げ幅はともかく)一定評価できますが、特定扶養控除の引き上げに関しては「これは政治家が声高に打ち出すべき政策なのか」と疑問です。
というのも、年103万円以上働かないと学費や生活費がまかなえない状況があるとするならば、その状況に対する応答は「もっと働いても不利益のないようにしますよ」ではなく「そこまで働かなくていいように制度を整えますね」であるべきだと、私は考えるからです。学生さんの学びを応援することこそ、本人の自己実現のためにも、社会の発展のためにも大事ではないでしょうか?
メディアに登場する「学生の働き控え」という表現に、私は強烈な違和感を感じています。
みなとお勧めの一冊:三浦綾子著「帰りこぬ風」
三浦綾子さんは『氷点』『塩狩峠』が圧倒的に有名ですが、私が初めて三浦綾子さんの存在を知ったのはこの本がきっかけです。
病院勤務の若い看護師が主人公で、「愛する」とか「人はどう生きるべきか」などがテーマになっており、高校生の多感な時期、まさに恋に悩んでいた私にとってとても身近に感じられました。
そして「転んだことが恥ずかしいのではなく、転んだままでいることが恥ずかしいのだ」と、まさに三浦節?で生き方を叱咤激励されるのも、また三浦文学の良いところなのです。