PAという仕事について
林竜佑です。
僕は普段フリーランスPMOとして仕事をしているのですが
友人の伝手でPAをやる機会もあるので、今日はPAの仕事について書いていきます。
PAとはどんな仕事か
まず、PAとはなんぞやということですが、
「Public Address」の頭文字からPAと呼ばれていて、
「大衆伝達」という意味合いだそうです。
ライブやイベントの音響に関連する機材をPA機材と呼んでいたところから、それらを扱う人をPAと呼ぶようになったらしいです。
つまりは音響担当の人です。
それ以外にも映像、照明、舞台、制作、広告、キャスティングなどなど
たくさんの担当者が協力してライブやイベントは作り上げられています。
PAは主に、マイクやPCなどの音源、音源を集約するミキサー、音を増幅させるアンプ、音を出すスピーカーを扱います。
会場によってはスピーカーやアンプは設置されているところだったり、
機材設置を担当してくださる会社もあります。
今までどんなイベントでPAをしてきたか
主に2つのイベントPAを担当してきました。
・トークイベント
・ライブ
・トークイベント
こちらのイベント構成はシンプルでトークセッションのような形式が多かっです。
セッションが始まるまではPA側でBGMを鳴らしておき、
セッションが始まるとBGMは基本無しで、マイク調整のみで、トーク中に急に声を荒げたりすることも少ないので調整が終われば、
セッション終了するときにまたBGMを流す。
というような流れがほとんどです。
・ライブ
最近はDJイベントや、シンガー、ラッパーにパフォーマンス頂くライブのPAも担当しております。
上述したトークイベントとは異なり、よりマイク調整が細かく、どんな音を届けたいかがパフォーマーによって変わるため
オーダーに合わせて調整をかける面白みを感じながら担当しています。
会場自体の作り、スピーカーの位置などによって音の調整が変わるので
初めての会場でPAを担当する時は
下見やホームページなどでの事前確認もみっちり行っているものの
毎回ドキドキしています。
PAを始めたキッカケ
音楽も聞かない、バンドもしたことがない、部活はサッカーとテニス
と、音楽とはほぼ無縁の人生を過ごしていましたが、
友人の中に元々レコーディングエンジニアという仕事をしている友人がいました。
その人は音楽とは無縁な僕でも知っているようなアーティストのレコーディングを担当していた経歴の持ち主で、今はご自身で会社経営されています。
その人が飲み会やイベントでPAをしている姿と、
僕がSEで理系っぽいからなのか、機材を見るのが面白くて、
「触ってみる?」と言ってもらったのがキッカケでPAをやり始めました。
機材のことも知らない、音楽のことも知らない状態だったので
機材操作だけでなく
流す音楽によって空気感が変わることも教えてもらい、
PAの面白みにハマっていきました。
今ではその人と一緒にイベントを担当させて頂いており、
まさかこういう仕事が出来るなんて思ってなかった
という現在になっています。
最後に
初めは好奇心、興味本位ぐらいでPAをやらせてもらいましたが、
今ではイベントを作るのがとても面白いと感じられるようになりました。
些細なキッカケもどう活用するか自分次第ですし、
活用すればどんなことも出来ると感じています。
次は自分の備忘や、ミキサー操作がよくわからないという人向けにミキサー操作について書きます。