キングオブコント 準々決勝感想
【大御所が躍進 スペシャルワンはまさかの敗退か?!】
13日、14日に行われた東京公演。
筆者も転売の恩を授かる形で計4部足を運ぶことができた。
繰り広げられたのはまさに死闘。せまき準決勝の駒を進めるのは果たしてどのコンビなのか。
主に印象残ったコンビ。
ヤギとひつじ
村上ショージと間寛平による即席ユニット。
正直、賑やかし班としかみておらず全く期待していなかったのだが結果的に4部通して1番笑った。両氏のイメージが徹子の部屋芸人とトライアスロンでしかなかったことをまず深く謝りたい。
雰囲気、声、間など面白すぎた。
まさに大御所であり、ベテランの芸人はこんなに面白いのかと普段若手主体の賞レース公演ばかり鑑賞している筆者にとって衝撃だった。
即席枠としても1、2のウケであったはずだしなにより審査に加わっているTBSのスタッフはこのコンビを逃すわけがないだろう。
知名度的に年配層にも宣伝効果は十分、よっぽど準決勝で滑らない限り決勝に進むのでは?と考えられるほどだ。
そして決勝で松ちゃんと三村を筆頭に高得点をたたき出す画がすでに浮かぶ。
コットン
内容、展開などすべてが面白かった。
ABCで辛酸をなめたのは記憶に新しいが(筆者はなぜ蛙亭にまけたのかが理解できない。
センスぶった審査員が謎に暴れた結果だと思うが)KOCではそんなバカげたシステムで2度も彼らを抑え込むのは難しいだろう。そう思うほどに面白すぎる。
アルコ&ピース
通過はほぼ確実でしょう。初日では1ウケだったと思います。
平子さんの上手さもさることながら酒井さんのツッコミも最高すぎる。
今年は賞レースの年と本人らが語るように熱の入った同コンビの優勝は全然ありうる。
Groovy rabish
歌ネタキング。わかっているのだけれどももう笑うしかなかった。
決勝いったら確実にバズる気もするし、時代が求めている感じもする。
ななまがり
衝撃的に面白かった。決勝筆頭。
その他マヂカルラブリー、パーパー、ダンビラ、サスケゾノあたりも光っていた。
おいでやすこが、ニューヨーク、チョコンヌらに黄色信号?
ウケてはいたのだが確定フラグは立たなかったコンビたち。
レベルが高すぎてここからのまさかも全然あり得る展開。
ニューヨークは特に客の期待値が高かったゆえに客の待ちがあったように思う。
「もっとあるんでしょ?」のような。
そこで冒頭のツカミから若干距離が生まれ、その距離が縮まらぬまま終わった印象。
チョコンヌも全体を通して爆発とまではいかず。
ヤギとひつじの躍進があるため相対的に即席枠から落とされるリスクも高まっている。
同様でおいでやすこがも。
ある意味まさかとなり審査員も大いに悩んでいるはずだ。
ほぼ無名(おフローず、ニャタロー、や団、四天王、プール)らの躍進もある。
結果速報を心して待ちたいと思います。
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