見出し画像

10/15

秋ですね。

どうしても、どうしようもない。こういう自分であることは仕方がない。だって自分って一人しかいないから。変わろうとしても変われない。誰も替わってくれない。自分以外の何者にもなれない。死ぬまで同じことを繰り返して生きていくんだろう。今日もお気に入りの苦しみを反復する。飽きもせず、学習せず、何度も何度も。

幸せになろうとしてすみませんと毎日思っている。

時々拷問のような苦しみに襲われる。頭の中が騒がしくて、居ても立ってもいられなくて、なんかもうチャリ爆走したくなる。中学生か。

周りの人たちに感謝です。こんなにめんどくさい俺にずっと付き合ってくれて、優しい言葉をかけてくれて。ありがとう。しっかりしなきゃなって思ってるんですけどね。

この世界には自分しか存在しない。そんなことを本気で考えている俺は、やっぱりどこかおかしい。

人生に穴が空いている。穴から風が吹き込んで身体の内部が冷やされる。じんじん痛い。痒い。いつかどこかで空いた穴なのか、生まれた時からそうなのか、分からないけど、とにかくこの穴を埋めたい。何とかして塞ぎたい。この穴を埋められる何かを、必死になって血眼になって探している。何年も、何十年も、ずっと。それはその時々で、音楽だったり、異性だったり、なんか変な薬物だったりした。それらは自分の一部として取り込まれて余計に穴が大きくなった。悲しい化け物みたいだ。誰かにそばにいてほしくて、好きなものだけに囲まれていたくて、自分の周りに置いたそれらは、全て自分の中に溶けて混ざっていく。大嫌いな自分と同じになってしまう。

愛のある人生にしたい。愛の近くで生きたい。それしか望まない。それだけが諦められない。いつまで経っても。もうだめかもしれないと半分諦めている。自分には向いてないと薄々気づいている。それでもずっと悪あがきを続けている。そうするしかないから。諦めるのも、続けるのも、自分の力ではどうにもならない。意志よわよわ人間です。手に入れるのも、手離すのも、どちらも死ぬほど怖くて、どこにもいけない。身体が健康ならまだあと何十年もある。何十年もこんなことを続けるのかな。道に迷い続けるのが人生か。

夜風が涼しくてなんだか涙が出た。久しぶりに泣いた。

愛がこわい!!!!!!!

愛に向かって蠢く虫。俺の振る舞いがどんなに奇妙に見えたとしても、芋虫が木の枝を登っていくことと同じなので。迷惑かけてすみません。

今日も今日とて炊事をします。水600mlに切った野菜をどばっと入れて、ことこと火にかける。お豆腐を切って、卵を二個落とす。ほんだしを小さじ一杯、お味噌を溶かす。じっくり弱火で焼いた鶏胸肉に塩胡椒を振る。白米が茶碗の中でほかほか湯気を立てている。夕餉をちゃぶ台に配置して、おジャ魔女どれみを再生する。ピーリカピリララ、ポポリナ、ペーペルト!

食べ終わって、煙草を吸って、動けなくなって、ベッドに静かに横たわる。

日記を書き終えたら、お皿を洗って、お風呂に入らないとな。めんどくさいな。こんな毎日。俺もいつか死ぬ。

もうオナニーして寝ようかな(笑)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?