新潟カツ丼 タレカツ
さあ、飯です。
さいきんドハマりしてるのが「新潟カツ丼 タレカツ」。都内を中心に11店舗を展開する「新潟のタレカツ」専門店です (大阪、京都にもあるよ)。
◆タレカツとは!
開港五港のひとつ「みなとまち」新潟市は、古くから西洋料理の盛んな街。
その新潟市で長いあいだ食されてきたのが卵でとじない「タレかつ丼」。
タレかつ丼は、揚げたての薄めのとんかつを“甘辛醤油ダレ”にくぐらせて、ご飯にのせただけのシンプルなもの。
日本人の大好きなタレ味と西洋料理のとんかつとが、炊きたての新潟米の上で一つになった新潟市発祥のかつ丼です。(公式HPより)
新潟と言えばフジロック。(フジロックだよな?)
フジロックに行ったことあるひとなら必ずフードエリアで見かけたであろう新潟の特産豚「もち豚」。そのもち豚を使用した薄いとんかつ、それがタレカツ。
その起源は明治時代の代表的な西洋料理「カツレツ」です。とんかつといえば、厚切りの豚肉に衣をまとわせて揚げて、ソースなどでいただく・・・というのが一般的なイメージだと思いますが、カツレツはそもそも薄くスライスした豚肉にパン粉をつけてソテーした料理。新潟市に明治創業の古い洋食店がいまでも現存するらしく、タレカツはその流れを汲んでいる・・・・らしいです。タレカツの「薄いとんかつ」。ハムカツより少し厚いくらいですが、その薄さゆえにさくさくと頂けます。思えば、分厚いとんかつ食べるのって妙な気合が必要だったなあ。ライトにいけます。美味い。
さらにポイントとなるのが甘辛の醤油ダレ。衣にしみ込んでそれはそれは、美味い!さらに!新潟といえば全国有数の米どころ。新潟米、使わないわけないですよね?使うよね?新潟米「こしいぶき」を使用してます。そう、米も美味い!
煉獄さんも間違いなくこうなります。
ちょうど今年のフジロックくらいの時期(8月末)に日比谷でお店をみつけて「お・・・もち豚・・・タレカツ・・・」と、ふらりと入ったのですが、その美味さに感動してしまった僕は週1か2くらいの勢いで通い、いまに至ります。すっかりマイ・ソウルフードになってしまった。
飯を食って「はあ、しあわせ」としみじみ浸れるのは素晴らしいよね。美味い。
卵でとじることもなく、甘辛醤油ダレにくぐらせた薄いとんかつを、ただ米に乗せただけ。そのシンプルな潔さ。それでなぜこんなに美味いのか。うまいうまい。
写真は定番のカツ丼。薄いとんかつは3枚乗っていますが、さくっと食えちゃうのであんまり重くない。小食な人には「ミニカツ丼」という少量メニューもあり。逆に3枚じゃ少ねえよ!という食いしん坊には「二段もりカツ丼」という最終兵器も存在します。これはカツ4枚、コメ、カツ2枚、コメという二段構えで仕上げたシロモノ。カツ4枚を平らげ、米を食い進めていくと、さらにカツ2枚(コメとタレまみれ)が現れるという衝撃。おなかいっぱいになりたい人に。ビジュアルもなかなかです。
ヘルシー志向の人には「野菜カツ丼」もおすすめです。さっくりと揚げられたナス、ブロッコリー、トマトなどの野菜が添えられております。カツは2枚。店員さんが「やかつ一丁!」と厨房にオーダーするので思わずこちらも「やかつで」と頼みそうになってしまう。
全国津々浦々にあるようなチェーン店ではないですが、渋谷、池袋、吉祥寺、日比谷(ほぼ銀座)、・・・・と、都心のアクセスしやすい繁華街で営業しているのでお出かけの際はぜひ探してみてはいかがでしょうか。大阪(心斎橋)、京都にもあります!
また食いたくなってきた。