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人と企業の社会貢献を応援する日本フィランソロピー協会の刊行誌〝フィランソロピー〟281号、特集『本のチカラ』に、京都橘大学教授、河野通和さんと、title店主の辻山良雄さん、隆祥館書店、二村知子の鼎談が、掲載されました。


司会は、河野通和さん
河野さんは、「独立編集者・読書案内人」という立場で、書評をされたり、京都「たちばな教養学校Ukon(うこん)」、軽井沢「本の學校」などでプロデュースをされている方です。



河野さんが、聞き手も務めて下さいました。辻山さんと、河野さんとのお話は、本への思いにも同じものを感じました。波長が合い、まるで、本屋の空間で話しているようにリラックスしてお話することができました。

 


辻山さんとは、初めてお会いしましたが、とても感じの良い方で、本を媒介にして心の回路が開かれていくお客様の温かいエピソードを伝え合いました。棚の話、書店経営を取り巻く課題についても、意見が合い、嬉しくなりました。
 
お店も、セレクトショップと思っていたのですが、河野さんのご紹介で、街の本屋のようにコロコロコミックを買いにくるお子さんもおられるとお聞きして、さらに、辻山さんのお話を聞かせていただくうちに、同じような方向性を感じたのでした。

 
「読書は心の森林浴」求めておられる方に、本が届くようにお手伝いをする。本の力で、癒されたり、ほっとしたり、生きる力をもらったり、そんな空間を創りたいと思っています。


 
今回は、夜に研究会が有り、鼎談が終わるや否や急いでおいとましましたが、titleさんには、ぜひお伺いしたいと思いました。

河野さんがつないでくださったご縁に感謝しています。

 
公益社団法人日本フィランソロピー協会の理事長、高橋陽子さんも素敵な方でした。



日本フィランソロピー協会のホームページより
「フィランソロピー」は、ギリシア語の「フィリア(愛)」と「アンソロポス(人類)」といったことばから生まれました。他者を大切に思う「博愛」や「社会貢献」だけでなく、その先にある「社会課題の解決」も意味し、その主体は一人ひとりの個人です。
私たちは、性別、年齢、障がいの有無などに関係なく、社会を構成するそれぞれの個人が主体的に活き活きと役割を果たす社会こそが真の民主主義社会であり、個人のフィランソロピーこそがその原点であると考えています。
私たち日本フィランソロピー協会は、企業フィランソロピー活動の支援を核に、一人ひとりの社会参加・社会貢献への道筋をつけ、自由闊達で健全な民主主義社会をめざしています。


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