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9/18(水)『ヤンバルの深き森と海より』『魂魄の道』影書房発刊 テーマ 『沖縄戦やアジア・太平洋戦争について振り返り、現在進められている米軍と自衛隊の強化について考える』ゲスト: 目取真俊さん 聞き手:ノンフィクションライター木村元彦氏

※会場リアルは、定員となりました。リモートは、受付中です。

今回は、芥川賞作家・目取真俊さんがお越し下さることになりました。8月15日に、イミダス に掲載された「教科書には書かれない沖縄戦の“実相”」ノンフィクションライター、ビデオジャーナリストの木村元彦氏の記事  

https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-248-24-08-g706?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR0l64aHcCtynLse003uzWxeAK1cbb4u5kwnuunsK4BfXpmqZ9wqcPzkj84_aem_gy5hvdZdWmVGxvLFvxLvqw
を拝読し、ひとりでも多くの方々に伝えなければとの思いで、Facebookに載せたところ、教育関係の方々から大きな反響がありました。

イミダスの目取真さんの記事から抜粋、「『沖縄県知事島田叡と沖縄戦』には、沖縄戦における「志願」の中身も検証されています。17歳以下は正規兵として召集を受けないはずが、沖縄戦では14歳の中学生まで動員される。私の父は昭和5年9月生まれで、当時14歳でしたが、家に帰って親の許可を得るように言われています。

私の祖母は父に「お前が行っても行かなくても、何も(状況は)変わらないから、家にいときなさい」と言って止めたそうです。ところが、父は「お母さんみたいな人がいるから、日本は戦争に負けるんだ」と言って反発し、鉄血勤皇隊に参加している。


そのことを、(令和書籍版)教科書では、親の許可を得て「志願」したと強調しているわけです。


しかし、実際には島田知事が中学生たちの名簿を軍に渡し、軍も組織的に鉄血勤皇隊の訓練や防衛召集を準備しているわけです。

沖縄戦は兵力不足のため、少年から老人まで男たちは駆り出され、鉄血勤皇隊や護郷隊、防衛隊などに組織化され、日本軍に組み込まれていった。」

14歳と言えば、まだ子どもです。そんな幼い子どもまで、島田知事と軍が結託して日本軍に組み込んで動員したという事実。


令和書籍の歴史教科書が文科省の検定を通った今、お父様からうかがったという当時の沖縄戦についての貴重な話を、目取真さんから直接、お聞きしたいとの思いでお願いしました。

下記は、目取真俊さんからのメッセ-ジです。

「来年は敗戦から80年を迎えます。沖縄戦やアジア・太平洋戦争について振り返りつつ、現在進められている米軍と自衛隊の強化について論じあえればと思います。」

今後二度と同じようなことを繰り返さないためにも、この機会にぜひ!!

※会場リアルは、定員となりました。リモートは、受付中です。



プロフイ-ル 目取真 俊(めどるま しゅん)
1960年、沖縄県今帰仁(なきじん)村生まれ。
琉球大学法文学部卒。1983年「魚群記」で第11回琉球新報短編小説賞受賞。1986年「平和通りと名付けられた街を歩いて」で第12回新沖縄文学賞受賞。1997年「水滴」で第117回芥川賞受賞。2000年「魂込め」で第4回木山捷平文学賞、第26回川端康成文学賞受賞。2022年に第7回イ・ホチョル統一路文学賞(韓国)受賞。著書:[小説]『魂魄の道』、『目取真俊短篇小説選集』全3巻〔第1巻『魚群記』、第2巻『赤い椰子の葉』、第3巻『面影と連れて』〕、『眼の奥の森』、『虹の鳥』、『平和通りと名付けられた街を歩いて』(以上、影書房)、『風音』(リトルモア)、[共著]『沖縄と国家』(角川新書、辺見庸との共著)ほか。


聞き手 : 木村 元彦 (キムラ ユキヒコ)  
ジャーナリスト。1962年愛知県生まれ。中央大学文学部卒業。アジア・東欧などの民族問題を中心に取材・執筆。『オシムの言葉』で2005年度第16回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞 著書に「コソボ苦闘する親米国家 ユーゴサッカー最後の代表チームと臓器密売の現場を追う」「13坪の本屋の奇跡」「徳は孤ならず」「江藤慎一とその時代 早すぎたスラッガー」などがある。

司会: 二村知子 (ふたむら・ともこ)
井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表として2年連続世界第3位に。現役引退後、隆祥館書店に入社。2011年から「作家と読者の集い」と称したト-クイベントを開催、2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、2019年4月からは、宝上真弓先生と子育てに悩む親御さんのために絵本選書のサ-ビス、2020年6月より、お客様からのリクエストを受け一万円選書を始めている。

『ヤンバルの深き森と海より』『魂魄の道』影書房発刊

テーマ 『沖縄戦やアジア・太平洋戦争について振り返り、現在進められている米軍と自衛隊の強化について考える』

ゲスト: 目取真俊さん
聞き手: ノンフィクションライター木村元彦
司会 : 二村知子 
開催日 : 2024年9月18日 水曜日
時間 : 18:00~20:00 
 
隆祥館書店多目的ホ-ルからリアル&リモ-トで配信
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
隆祥館書店多目的ホ-ルにて、リアル(限定30名) &リモート(定員100人)トークイベント

リアルトークイベント①
●費用:4,500円(内訳 : 参加費1200円+『ヤンバルの深き森と海より』3300円)※会場リアルは、定員となりました。リモートは、受付中です。

リアルトークイベント②
●費用:3,850円(内訳 : 参加費1870円+『魂魄の道』1980円)
※会場リアルは、定員となりました。リモートは、受付中です。

リモート・トークイベント①
●費用:4,820円(内訳 : 参加費1000円+『ヤンバルの深き森と海より』3300円) レターパック代520円)

リモート・トークイベント②
●費用:3,980円(内訳 : 参加費1500円+『魂魄の道』1980円) 送料及び手数料500円)

本無しリアル
●大人 費用 : 2,200円
※会場リアルは、定員となりました。リモートは、受付中です。

本無しリモート
●費用: 1,750円

※ リモ-トでの申込者には、後日アーカイブ動画もお送りします。当日ご都合が合わない方も、ぜひご参加ください!

(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
*振込先 三井住友銀行上町支店 (普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン


※ リモート・トークイベントに、参加ご希望の方は、あらかじめZOOMのインスト-ルをしておいて下さい。
※ 参加者は、弊社が送付するメールに記載のアドレスからzoomにご参加いただき、開始時間までにIDとパスワードをご入力のうえお待ちください
※ 店頭もしくは、メ-ルで、お名前・ご住所(郵便番号含む)・お電話番号を明記の上、お申込み下さい。(メ-ル送信及び遠方の方への送品のため)
※(リモ-トのお客様)お申し込みの手続きを完了しているのに、ZOOMの招待状の届かない場合は、恐れ入りますが、トラブルを避けるためにもイベントの前日までにお電話にて、ご一報いただけますようお願い致します。

申し込み・お問い合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023 
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメ-ル:ryushokan@eos.ocn.ne.jp
主催:隆祥館書店
協力: 影書房
詳細:https://ryushokanbook.com

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