雑念日記 | 青い空の下で生きている
大寒波が過ぎ、青空が広がる1月末日。
近所の方の訃報を聞く。
11月にも、「死を思う」体験をした↓
つい先日も散歩中にお話した89歳の方。
突然のことでびっくりした。
「ころっと逝きたい」と常々口にしていたようで、本当にその通りになった、と身内の人は言っていた。
とはいえ、本当に突然のことで、地に足がつかない感覚。
散歩で会うたびに、挨拶をしてくれ、息子のことを「よく肥えたいい子じゃ~」と目を細めて撫でてくれた。
そんな、なんてことない会話が、これからはできないのか~、そう思ったら青空をぼーっと眺めるほかなかった。
死は、いつも隣にある。
逃げられないし、抗えない。
いつ死ぬかわからないのだから、せめて今この瞬間は自分の好きなことをしよう、好きな人と一緒にいよう。ただ生きているだけでいい。というか、生きていることこそが美しく、尊いものなのに、ついつい忘れがちになる。
田舎に移り住んでから、ご近所さんたちがご高齢、かつ、集落の方が亡くなったら葬儀に出席する風習があることから(都会だったら近所の人の葬儀に出席しないよね)、何かと死を身近に感じることが多くなった。これも何かの意味があるんだろう。
なんだかじんわりと心が寂しくなった。
この整理がつかない心を、書いておきたくなった。
青い空に、死を思う日。
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