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大地の再生WSに参加して

先日、初めて「大地の再生」WSに参加しました。
数年前に映画『杜人』を観てから、いつか参加したいと思い続けていたのでお声がけいただいてからずーっと楽しみにしていました。

参加すると決めた時にはテンションが上がっていても、実際にその日が近づくとめんどくさくなる。
そういう癖がぼくにはあるのですが、今回のWSに限ってはそんなことは一切なし!
ほんと楽しみなんだな〜と自分を観察してさらに盛り上がっていました。

そして、実際に参加してみて、
「人間の自然への関わり方を学ばせていただいた」という想いが帰りの車中で湧き上がっていました。


以下、お聞きしたこと・体感した中で大切だと感じたことを列挙していきます。(あくまでぼく個人の解釈です。仰っていたことと違うかもしれません。あしからず)

・まず観察し、過去を知り、未来を想像し、今どのように関わるか。
・頭で考える効率を最優先するのではなく、自然の流れに沿うとしたら?
・排除ではなく、生かす。
・五感を活用する
・自然は流れが阻害されると他でカバーする。(そのカバーが人間にとって不都合なこともある)
・部分にフォーカスし過ぎてしまうと全体の視点を忘れてしまう。
・部分にフォーカスしている時に見出している問題は、全体を見渡した時に本当に問題なのか?

実際に作業をし始めると、自分の思う通りの現実を作り出したい。というエゴがグングンと顔を出します。
それに気づかずにいると、どんどん部分にハマり、全体から離れていってしまう。
でも、顔を上げれば自然はそこに在って、離した手をいつでも繋げるように手を広げて待ってくれている。
そんな自然の懐の深さを感じ、同時に「あんま調子に乗っているといつか愛想を尽かされるぞ。」という恐れみたいなものも浮かんできました。

WSは一方通行で教えてもらうというスタイルではなく、講師のお二人から、感じて考え行動してみる大切さを教えていただきました。
また、主催者のお二人は参加者の状態(特に安全)に常に気を配りながら、温かい雰囲気の中進行していただきました。
四人に共通しているのは、自然を信頼している人の風通しの良さでした。
このような方々の人間性に直に触れられたということだけでも、参加して良かったなと改めて思います。

自然に触れる時間を増やしたくて奈良に引っ越してきて早3ヶ月。
この先どのような場所に身を置き、どのように時間を使っていくか。(使われていくか。)
年の瀬のグッドなタイミングでご縁をいただき感謝です。

作業させていただいた場所は、自分にとって思い入れのある場になりました。
必ず再訪したいと思います。


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