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【エッセー】YouTubeアカウント削除されたと思ったら復活してて草

【問題発生】

先日、こんなメールが届いた。

なんか知らんけど、唐突に、YouTubeから、メールが届いてた。事後報告だった。一発アウトだった。警告も何にも無し。なんなら、YouTubeからメールが来たのは、コレが初めて、では無いか、15分以上の動画をUPするために行なう業務を完遂する際に、メールが届いていたような気がする。多分。

「15分以上の動画をUP出来るようにしましたよ~」というメールをいただいて(おそらく自動送信であろうが)、記念すべき二度目のメールが、コレである。「グウの音も出ない」とは、まさにこのことだ。いや、ちょっと用法が違う気もするな。どっちやねん。

メールの内容に対して、衝撃を覚えなかった、と言えば嘘になるが、割と冷静に、文面をチェックすることは出来ていたとは思う。「へぇ、規約に引っ掛かるんだ、あのチャンネルで・・・。」みたいな。自分事だけど他人事のようなスタンス。まぁそれは昔からそうなんだけどね。「もっと当事者意識を持たないと!」と言われたことも結構ある。でもコレが僕の通常運転なんだよ。ソレがダメだと言われればそれまでだけどさぁ・・・。

今、自ら、「割と冷静に」と書いておきながら、アレなんだけどさ、実はそうでも無いかも。”周りからはそう見えていたりするが実は違う”ってパターンも良くあるわ。なんていうのかな、フリーズしちゃう、っていうのか・・・。とっさにリアクションが取れないんだよ。大きな情動が働いた時ほど。喜怒哀楽、全ての感情がさ。「なんで無反応なん!?」って言われて、ハッとなるケース、結構経験してきた気がするし。

他の人がどういうメカニズムなのかは僕には分からないけれど、僕の場合、「今、自分は、どういう状況に置かれているのか?」ってことを、まずは知覚しないといけない、ってモードに入る感覚はある。それが他の人は、無い、もしくは、あったとしても一瞬で終わる、のかもしれない。僕はそこら辺、ノロマそう。何となくのイメージだけど。経験則を振り返ると、そう感じる。

あと、YouTubeアカウントが削除されたってこととは別に、気になったのが、ココ。

【チャンネルへの影響】
お客様のチャンネルをYouTubeから完全に削除いたしました。お客様は今後、他のYouTubeチャンネルにアクセスしたり、チャンネルを所有、作成したりすることはできません。

「えっ、YouTubeチャンネル削除にとどまらず、YouTubeを利用することそのものがアウトってことですか?」ってなった。完全なる出禁じゃないですか、っていう。まぁでも、閲覧用と投稿用で、アカウントは違っていたから、それほど実害は被らないのかなぁ、とも思ったけどね。それで済ませて良いのかは良く分からないが・・・。

現に、レトロゲームの実況動画をUPしているYouTubeチャンネル以外は、正常に動いていた。「どうせなら複数アカウント所持の場合は全てを削除してしまった方が良いのでは?」などと思ったが、どうやらそうではないらしい。さすがに、リスタートの道を用意しないのは、非人道的だ、と判断してのものなのか、それとも・・・。


【問題解決】

冒頭の「先日」から数日経った後、こんなメールが届いた。

はじめに断っておきたいのだけど、僕は別に、「再審査」は請求しなかった。ポリシー違反で削除した旨を伝えるメールのところに方法が記載されていたのは目を通していたが、「めんどくせえ」の6文字で、その案は検討の余地無く棄却された。僕にはそういう悪癖がある。目先の面倒さを過大評価して、後々、悔いることが。いや、僕、というよりも、人間とは誰しも、そういう生き物なのかもしれないが。

にもかかわらず、ボケーッと放置していたら、向こうの方から、勝手にメールが届いて来た。これはいったい何故だろう?

僕が真っ先に思い付いたのは、「数少ないチャンネル登録者の方が『別にポリシー違反してないでしょ~!』って、声を挙げてくれたのかしら?」だった。「頭がお花畑状態」とは、こんなことを指すのだろうか。僕には良く分からない。ただ、とにかく、「腰が重たい僕の代わりに誰かが動いてくれたのでは?」と思ったのは、疑いようのない事実だ。

実際、それ(チャンネル所有者でなくとも再審査を請求すること)が出来るのかは、良く分からない。そもそも調べてすらいない。それぐらい僕の腰は重たい。気になりながらも行動に移すことはしないのだから。「まぁチャンネルが通常通り使えるようになったのなら活動を続ければいいかぁ~」で終わらせてしまって、現在に至る。今後も調べる気は全く無い。我ながら甲斐性の無さに呆れかえる。

次に僕が思い付いたのは、「YouTube側が、『いや、アレ、別にポリシー違反してなくね・・・?』って、削除を取り止めてくれたのかしら?」だった。多分だけど、この線が濃厚、だと思う。

だってさ、チャンネル登録者数15人の内の誰かが、僕のチャンネル存続のために動いてくれたって考えるのは、あまりにも出来過ぎているというか・・・。あと、もしそうだとしたら、何かしらのレスポンスがあったって良いと思うんだよね。そこまで、粉骨砕身の精神で動いてくれたんならさ。何にもないもん。それが何よりもの証拠じゃない?

いやまぁ、「ありがとうございます!何かお礼を!」「いやあ、お気になさらず・・・。」「そんな!じゃあせめて、お名前だけでも!」「いやいや、名乗るほどの者じゃないんでね・・・。」と、無言で立ち去って行く姿に憧れを抱いたバックボーンがあって、今回、僕のために尽力しながらも、特に素性を明かすことも無く、今も僕の動画をチェックしてくれている、という線も、0%とは言い切れないが・・・、あったとしても、0.001%ぐらいが、関の山であろう。

おそらくだが、YouTube側が、ダブルチェック的なアレで、「あっ、謝BANしとるやんけ!」と気付いて、再び使えるように戻してくれたんだと思う。AIと人間の協働が当たり前になってきた現代社会では、割と有り得そうな話でもある。AIが高速で情報を処理していきながら、「人間の目」で最終チェックを行う、みたいなさ。良く知らんけど。

幸いと言うべきか、動画投稿は、滞りないまま活動することが出来た。というのも、予約投稿を行なっていた期間内で、「誤BAN → セルフ再審査 → チャンネル復活」が行なわれたからだ。そこは何事も無かったように動画がUPされる仕様らしい。またUPし直さなくて良いのは正直助かった。そもそも元の動画は割とスグに消しちゃうタイプでもあるから、UPし直そうとしても出来なかったかもしれないし。


【余談】

・・・とまぁ、「結局、何事も起きてねえじゃねえか!」って話を、長ったらしく書き連ねてしまったわけだが、ついでなので、誤BANの対象となったYouTubeチャンネルのリンクを貼っておくことにする。

1日30分程度、レトロゲームの実況プレイ動画動画を、毎日淡々とUPし続けるだけのチャンネル。僕のコンセプトとしては「永久師範代しんすけの門下生(自称)」だったのだけど、この頃、子育ても多少ゆとりが出て来たのか、レトロゲームの実況動画のUP頻度が増してきたので、「このチャンネルの存在意義っていったい?」と茫然自失の状態を経ながらも、「いや、俺は俺、だからな」と、至極当然の結論に帰着して、”昔のゲームをやりたいようにやるだけのチャンネル”と相成った。

【※】永久師範代しんすけのYouTubeチャンネル

まぁそもそも、世代が違う(多分10歳弱ぐらい離れてるのかな?)ので、何をもってレトロゲームと呼ぶのか、って観点も異なる気がするのだけども。ファミコンソフトを好んでプレイしているイメージが強い。僕にとっては、ちょっと馴染みが薄過ぎて、あんまり手を出そうとは思わないし。(筆者は1994年生まれ)

僕にとってのド真ん中は、任天堂だと「SFC・N64」、SONYだと「PS1・PS2」辺りかなぁ。一番お世話になったハード機は「PS2」で間違いないはず。ただ、だからこそ、それよりちょっと前のゲーム作品に、惹かれるというのか・・・。「あっ、この作品、知ってるけど持ってなかったやつだ!」みたいなね。探せば色々出て来るから。やりたいソフトは尽きそうにもない。

ゲーム好きの友人とお酒を飲む機会があるのだけど、レトロゲームを愛好しているのは、僕一人だけ。周りはSwitchの話題で盛り上がったりしている。ポケモンの『ソード&シールド』は、みんなプレイしていたみたいで、さぞかし盛り上がった。未プレイなのは僕だけ。ただ、そんな中でも、「えっ、ヌオーが強いん!?うぉ~、熱いわ~!」と、自分が知っているポケモンの名前が出たら、積極的に話題に入るようにしていた。なんだかんだで楽しかった。(これはヤケクソで言ってるわけではなく本当に楽しい。ポケモン制作スタッフの努力の賜物だと思う。新規も古参も大切にするっていう感じ?)

話が脱線しているので、ここらへんで。

なぜしんすけのYouTubeチャンネルの登録者数が3万人強で伸び悩んでいるのか、僕には皆目、見当が付かない。

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