【3622字】2024.06.13(木)|【西武-広島】勝利の女神・君の名は希望
昨日の【西武-広島】の試合は「勝利の女神」こと新川優愛の始球式に触発されたか、打っては、5回に一挙5得点のビッグイニングを作り、投げては、「4球団競合ドラ1」こと隅田知一郎が、9回99球完封勝利のマダックスを成し遂げた。投打が見事に噛み合いカープを下したライオンズは、【西武5-0広島】と完勝。連敗も8で止めた。さぁここから反撃の狼煙(のろし)を上げるぞ!と行きたかったところだが…。
今日の【西武-広島】の試合は「勝利の女神希望者」こと向井葉月が始球式を務めたのだが、やはり、「勝利の女神」と「勝利の女神希望者」とでは、モノが違ったのか、残念ながら、ライオンズ打線が触発されることはなく、打っては、ゼロ行進が続き、投げては、4回には、無死満塁のピンチから二死満塁までこぎつけるも踏ん張り切れず先制点を許し、7回には、勝敗を決定付ける中押し&ダメ押しも浴びて、終わってみれば、【西武0-5広島】と、スコアがまるっきり入れ替わってしまう事態となってしまった…。
・・・コホン。
「なんちゃってプロ野球記者ごっこ」のつもりで文章を書き綴ってみたのだが、なんていうんだろう、メチャクチャたどたどしい感じになった。言葉選びがスンナリ出て来ないというか…。そう。自分の言葉じゃない感じ。肩が凝りそうだったので、通常運転に戻そう。
というのも、今回、このテーマをネタに取り上げたのは、リンク記事の二つ目が、「これはもうツッコミ待ちでしかないやろう…。」と、苦笑いを浮かべてしまったからだ。
以下、僕が、思わず笑ってしまった箇所を、再度引用させていただく。
僕自身、長年、”野球好き”を自称しているので、この手の文章は、まぁそれなりには見る。ただ、今回、僕の”ツボポイント”だったのは、昨日の流れからの今日、という点にある。
”昨日の流れからの今日”
冒頭でも述べた通りだが、意味合いは二つある。一つ目は、スコアがそのまま入れ替わった形になったこと。二つ目は、始球式が、二日続けて、可愛らしいライオンズファンの芸能人女性だったことだ。
”新川優愛・向井葉月”
失礼ながら、お二方とも、「名前だけどっかで聞いたことあるかなぁ…。」程度で、ライオンズファンだとは存じていなかった。”野球好きの女子は無条件で好きになってしまう”が信条の僕としたことが…。メモメモ。
昨日、今日とUPされていた各種記事によると、新川優愛は「次に投げる機会があったら與座海人のような投球フォームで投げたい!」と語っており、向井葉月は「推しの岡田雅利さんを見るためにカーミニークフィールド(二軍球場)まで足を運んでいました!」と語っていた。向井葉月は「岡田雅利さんは今月誕生日なのでその日までに1軍へ戻って来て欲しい!」とも語っていた。ガチ勢いいゾ~これ。
あくまでも昨日今日で見かけたネット記事の情報に過ぎない、と断った上で書かせてもらうが、岡田雅利に対する”偏愛”(誉め言葉)を叫んだ向井葉月の方に「アッパレ!」を送りたい。
僕は「カープファンである前に野球ファン」を自称している。別にホントにそう思っているし、何も、八方美人的な立ち回りを意識してのものでもないのだが、やはり、”推し球団”にとどまらず、”推し選手”をこよなく愛する、そういうプロ野球との触れ合い方は、自分には無いものを持っているなぁ、と感じるので、凄く興味が生まれる。是非とも、こんな女性と野球談議に花を咲かせたいものだ。
野球談議は面白い。なぜなら着眼点が人それぞれ180度異なるから。いわゆる”野球観”と呼ばれるものだが、実際に、同じ試合を観ていても、どこに着目して観戦しているのか、まるで違っていたりする。個人的には、違えば違うほど、面白い。「えっ、そんなとこ見てんの!?」とか。「えっ、そんなこと知ってんの!?」とか。何となくであるが、向井葉月からは、そんなお宝トークが、ジャンジャン出て来そうな気がしたのだ。
あまり性別で括りたくないのだが、一つの目安として、男性的な野球の観戦スタイルと、女性的な野球の観戦スタイルは、あるのかもしれない。ただ、あくまでも”一つの目安”だ。それだけは忘れてはならない。特に男性諸君は気を付けるべきだ。「女の人は~」という枕詞は禁句、ぐらいの腹積もりで、野球談議に臨むべきである。
大学時代、同じカープファンという共通点から仲良くなり、交際に発展した女性が居たのだが、彼女は「カープ女子?今流行りの?」と言われることに、心底ウンザリしていたらしい。それもそのはず。彼女は「由宇球場(二軍球場)」に足しげく通うほどの、ガチガチのカープファンだったのだから。
全然、僕よりも、カープ愛が強かったと思う。そもそも僕は、誤解を恐れずに言えば、前述したように「カープファンである前に野球ファン」をモットーにしているので、それほどカープ愛は強くないのだが、まぁそれは一旦置いといて…。
ともかく、当時の「カープ女子」といったら「カープのユニフォームって赤で可愛いよね~♪」みたいなイメージが蔓延していた。「野球」というよりも「ファッション」の意味合いが強かった気がする。「カープコーデ」みたいな。そういう類いのものとは一線を画した女性であったのは間違いない。
付け加えておくが、「ファッション」としてカープユニフォームをはじめとしたグッズの数々に触れることを、僕は悪だとは思っていない。それも含めて、「えっ、そんなとこ見てんの!?」「えっ、そんなこと知ってんの!?」なのだ。
”みんな違ってみんな良い”
使い古された表現であるにもかかわらず、コア層の野球ファンになればなるほど、目が肥えた代償なのか、ライト層の野球ファンを揶揄するシーンが散見される。また、本人も、悪意が微塵も無さそうなのが、尚更気がかりである。我らがカープが三連覇を果たした頃は、そういうきらいが急速に強まっていた感がある。思い出すだけで気が滅入るほどに…。
【P.S.】
「『君の名は希望』って曲のタイトルと掛け合わせて西武ライオンズの惨状を伝えたかっただけだろこの記事!w」
・・・という視点で文章を書き綴れそうだな、と思って、今日のテーマに決めたはずなのに、書き出してみれば、カープファン丸出しの文章になってしまった。ライオンズファンの皆様、乃木坂ファンの皆様、そして、向井葉月さん、大変失礼致しました…。
ぶっちゃけ、「勝利の女神」も「君の名は希望」も、昨日の今日で、ショッキングな負け方をした方が、アクセス数稼げてええわ~、とか思いながら試合見てたんかな、とか考えたら、プロ野球記者って、プロ野球好きだと務まらへんやろうなぁって、思った。(小並感)
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