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【2339字】2024.07.06(土)|🍺【悲報】コタツに膝をぶつけて出血

ヒエッ・・・。(絶句)

7月に入って「真夏日・猛暑日」というワードが人々を襲っているこの時期に「コタツ」とはいったい何事か、という物言いに答えておくと、我が家は、コタツ用のテーブルを、フルシーズンで使用して、必要が無い時は、スイッチを入れるための線をどけて、テーブルの機能としてのみ使用して、コタツが必要になったら、その線を持ってきて、コタツとテーブルの兼業で使用しているのである。

とまぁ、真面目くさった顔で書いてみたが、おそらく、我が家だけではなく、多くの家庭が、そうしていると思う。つまり、コタツのスイッチはオフだし、コタツを覆うための毛布的なやつも無いけれども、テーブルの中を覗けば、スイッチがONになると、暖房器具がオレンジ色に光るんだろうな、と思わせる装置が付いている、というわけだ。

長々と書いて来たが、この状況を端的にまとめると、「テーブルの中に足を入れるとコタツ用の暖房器具が備え付けられている」といった状況の中で起きた出来事というわけだ。それさえ分かってもらえれば大丈夫。

僕は【阪神-DeNA】の試合を観ながら、ワイワイと晩御飯を食べていた。そう。今日は土曜日。土曜日といえばチートDAY。もう毎週同じようなくだりを書いている気がするので、ココで割愛しておくが、一週間に一度、僕は、チートDAYを設けている。コンセプトは「好きなものを、好きな人と、好きなように食べよう♪」である。即席で作ってみた割にはソコソコ出来が良くて自画自賛している。

エグチ★倍バーガー
レンチンするとフニャフニャするんよね〜
魔女・・・?ジャーマンポテト・・・?肉厚ビーフ・・・?(解読不能)
レンチンしてもパンがフニャフニャしてない!

そんな中、事件が起きた。

「ガンッ!!」(何かがぶつかるような音)
「っっ!!!」(無言で悶え苦しむ僕)
「どうした!」(僕の様子を心配する家族)

あっという間の出来事だった。僕は、座り直す際に、足を動かしたのだが、その動かし方が悪かったのか、テーブルの中にあるコタツ器具にぶつけてしまったのだ。「あ~あ、やっちまったよ」ぐらいの痛みだった。もちろん、痛くないはずがない。ただ、お酒の力もあるのか、そこまで痛みは感じなかったし、むしろそれよりも、晩御飯をワイワイ食べている途中だったので、「自分の足で蹴ったような感じになってテーブルの上に置いてあったものに影響が及んでいないだろうか…。」ということの方が気になっていた。家族関係であっても、やはり気になるものだ。肉体的な痛み(足をぶつける)よりも、精神的な痛み(他者に迷惑をかける)の方が、何倍も、苦しいのだから。

「いや、大丈夫、大丈夫…。」
「そっちこそ大丈夫かい?」

僕は、平然としているように取り繕いながら、二次被害が起きていないかを確認した。自分で言うのもなんだが、僕は、こういうことは、大の得意なのだ。大丈夫そうに振る舞う演技が上手いっていうか・・・。「大丈夫?」と聞かれたら、実際、大丈夫じゃなかったとしても、「大丈夫だよ」としか返せないじゃん、と思うところもある。僕の理想は「大丈夫?」とストレートに聞くのではなく、その言葉を必要としない状態へと持っていく、より具体的に言えば、「大丈夫?」と聞くことも「大丈夫だよ」と返すことも必要としない状態へと持っていく、つまり、究極的には「アナタが居てくれたらワタシは大丈夫だよ」と思われることこそが、最重要に据えるべきライフミッションであると・・・。

君の「大丈夫」になりたい 「大丈夫」になりたい
君を大丈夫にしたいんじゃない
君にとっての「大丈夫」になりたい

歌詞|一部引用

・・・いや、ちょっと待ってくれよ。「なんか綺麗な感じでまとまったなぁ~」みたいな空気感を醸し出してるけど、話の本筋から逸れてんだよ。思いっ切り。そもそも本筋は途中の段階だし。酒に酔って、足をぶつけて、そっからどうなったんだよ。(セルフツッコミ)

・・・うん、え~っと、そうねぇ、足をぶつけたけど、テーブルの上にあるものは、特に問題なかったよ。だから、何事もなくて良かった良かった、で、一旦、話が終わってたんだけど、野球中継が、イニング間のCMに入ったかなんかで、テレビから目を離して、ふと、ぶつけたところを確認するように、視線を向けてみると、

「・・・あっ!」(僕が素っ頓狂な声をあげる)
「どうしたっ!」(再び家族が僕の様子を心配する)
「血が出てるわ」(何故か冷静に呟く僕)
「えっ!血!?」(何故か僕より狼狽する家族)
「気付かんなぁ」(やっぱり冷静な僕)
「気付くやろ~」(笑い出す家族)

・・・というわけさ。特に、何のオチもないのさ。敢えて言うならば、三十路を目前に控える中で、自宅で、膝をぶつけて、出血するっていう、盛大なおっちょこをやらかすのは、僕ぐらいなものじゃないか、っていう、逆武勇伝エピソードが、一つ出来たことぐらいかな。

思い返せば、昔からそうだった。僕は、なんでもないところで怪我をするのが、大得意だった。例えば、何の変哲もない道。そこでコテンとこける。つまづきそうな障害物は何にも無いにもかかわらず、だ。逆に、わざとこける方が難しい。今回もそう。「テーブルの下のコタツ器具に膝をぶつけて出血させよ」と指示を与えられても、なかなか実行に移すのは難しい。そもそも、出血に成功した僕ですら、「もう一度同じことをやってみてください」と言われても、どうやれば出来るのか、良く分かっていないのだから。

神様さぁ、そんな才能よりも、もっとこう、金になりそうな才能を、くれよぉ・・・。(ドストレート)

くれよぉ~。お~お~、お~、お~お~・・・。

意味のない想像も
君を成す原動力
全身全霊を
くれよ

歌詞|一部引用

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