Vol.8 スイスで注目される最近の政治・経済・教育ニュース
スイス在住、英国公立大学に通う大学兼駐在夫の流星です！
スイスから経済・教育・社会に関する最新のニュースをお届けします。
スイスの病院はインフルエンザ流行で混雑
ハイジ、大阪万博でスイスの秘密兵器
新法では退職年齢や税制が変更
フランスではガス料金や保険料が値上げされる。
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スイス仏語圏の病院が季節性インフルエンザの流行で混雑
ヌーシャテル州では病床不足が深刻で、ヴォー州でも患者が殺到。一方フリブール州の感染率は低いが、救急外来は混雑。ジュネーブ州では過去10年で最多の感染者数を記録。各州で対応に追われている。（10日付LT紙p.8）／（10日付RTSINFO－ATS）
ハイジ、大阪万博でスイスの秘密兵器に
スイスは人気キャラクターのハイジを大阪万博のスイス館の主要アトラクションとして起用。日本ではハイジは数十年来のカルト的存在で、スイス以上に人気がある。
現在ハイジは万博マスコットのミャクミャクと共にスイス国内を巡り、PRに努めている。在日スイス大使館と在スイス日本国大使館は、この「冬の冒険」の写真をSNSで頻繁に共有している。（8日付blick.ch）
スイスの新しい年、新しい法律（3日付LT紙 p.5）
2025年1月1日から、スイス連邦レベルで311の法改正が施行される。
主な変更点は以下のとおりだそうだ：
- 女性の退職年齢が65歳に引き上げ
- 生理用品の付加価値税引き下げ
- ドメスティックバイオレンス被害者の外国人女性の滞在許可保護
- タバコ製品への課税増加
- 健康保険の柔軟性向上
- AVSとAI年金2.9%増加
- 家族手当7.1%増加
- 公共の場での顔の覆い禁止
- 映画・ビデオゲームの年齢制限表示義務化
- CO2法施行
- 大企業への最低15%法人税導入
- 不動産課税評価額改
スキー場、好調な年末年始
ジュラ山脈からアルプスまで、理想的な天候と雪質により、多くのスキー客が訪れる。ジュネーブからの来訪者も多数。（4日付TDG紙 p.8）
大学生の多くがストレスを訴える
ジュネーブ州教育局が実施した調査で、多くの高校生が過度な学習負担によるストレスを報告。学業と私生活の両立が困難と指摘。（30-31-1-2日付TDG紙 p.5）
フランス国境地域：2025年1月1日からの主な変更点（6日付TDG紙 p.5）
フランスで2025年1月1日から多くの規制や料金の変更が施行。国境を越えて働く人々や在仏スイス人の日常生活に影響。主な変更点は以下の通り：
- ガス料金の値上げ
- 保険料の大幅値上げ（自動車保険最大6%増、健康保険10%増、住宅保険12%増）
- 郵便料金の平均6.8%値上げ
- たばこ価格の値上げ
- 住宅貯蓄プラン（PEL）の金利引き下げ
- エネルギー効率の悪い住宅の賃貸禁止
- アヌマスとアヌシーの低排出ゾーンでの車両規制強化
- 乳児のワクチン接種義務化
- 年金の2.2%引き上げ
- 失業保険の新ルール
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