【記録①】オーストリア(ヨーロッパ圏)から帰国した強制隔離者「退所」まで
私は、今年1月中旬に日本帰国後に3日間、日本政府の水際対策による強制隔離施設での滞在を経験しました。
飛行機着陸後からこの隔離施設の部屋に入るまでには約6時間かかりました。
私が搭乗したフランクから羽田までの便は、まさにガラガラだった。
乗客率は5%程度だったように記憶している。
このnoteでは、私の3日間の強制隔離ホテルでの生活についてリポートします。
私の自己紹介はこちら(↓)からどうぞ。
午前7時前。朝食のアナウンスから1日目は始まった
私が滞在した強制隔離先は品川界隈にある某有名チェーン店ビジネスホテルだった。
建物は新しく部屋は高層だったが、部屋は狭く部屋の何にある窓を開けることはできなかった。
ただし、天気の良い日は窓から日の光がさんさんと眩しく、室内の気温が汗ばむほど上がった。
しかも、高層階の部屋だったため、遠目ではあるが品川界隈のシティービューをエンジョイすることが出来ました。
この窓があるだけで精神的な負担はだいぶ違うと思う。自分は大きなサウナ室に泊まっているのだと自分自身に言い聞かせて、強制隔離生活をスタートさせました(苦笑)
強制隔離中の生活は、基本的に変わらないスケジュールが毎日繰り返された。
午前7時前に弁当を配布する旨のアナウンスが流れ、だいたい8時前までに弁当が配られた。
弁当はドアノブにビニール袋でかけられていて、マスク着用の上、配布完了後にマスクをつけてドアを開け、ビニール袋を部屋の中に入れる必要があった。
昼食は12時、夕食は18時と案内されていたがだいたい時間どおりに配布された。
弁当の選択肢は「和食」「ハラル」「ビーガン」
私が滞在した施設の場合、食事の選択肢は和風のお弁当(幕の内弁当のようなもの)の他にハラールとビーガンが用意されていた。
私は通常は魚中心に食生活を送っているため、あえてハラールを選択してみた。
この選択は大正解!!!!
お弁当は野菜と果物に魚又は鳥というすごくヘルシーな献立だった。
外出が許されてない中、カロリー消費の機会もないため、毎食、揚げ物が入っている和食のお弁当は少々辛いだろう。
もちろん、約半年ぶりの日本への帰国だったため、そんなお弁当を楽しむことも一つの選択肢ではあったのだが。
お弁当が入っているビニール袋の中にはペットボトルの水と紙パックのお茶が毎回、同封されていた。
毎食、素材の違いこそあれど、基本的には同じような献立のため、どうしても飽きてしまう。
また、部屋の中に電子レンジがないため、毎食、冷たい弁当を食べる必要があった。
そんな時に大変助かったのが、日本からの出張者に購入してもらった生味噌タイプのインスタント味噌汁だった。
これで、毎食、温かい食事を食べることが出来た。
また、同様に知り合いからもらったドリップタイプのインスタントコーヒーもとても重宝した。
毎朝、起きた時に部屋の中にあるお湯沸かしケトルでお湯を沸かし、それでコーヒーを入れた。
これが自分の中でのモーニングルーティンにもなった。
強制隔離期間中は禁酒する必要があるため、アルコールの代わりとなる嗜好品を用意すると良いと思う。
なお、部屋の中には、紙コップしか用意されていないため、マグカップを持参することをお忘れなく!
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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