片麻痺性偏頭痛になった #1
お久しぶり。龍之介です。
誰にも心配されることのない入院生活を終え、つい昨日家に帰宅。「頭いてえなぁ」で大学の保健センター行ってみたら、脳梗塞の疑いあるからすぐに緊急で行けや、ということになり、ものの数時間の間にCT、MRIその他の検査を受けた。そのまま丸3日ほどを病院で過ごすことになった。殆ど寝たきりで風呂も行けず、課題やら何やらもまともに手が付けられなかった。
元々自分は偏頭痛持ちで、薬も飲んではいるのだが、今回は何より、自分の右手が動かしにくくなるという致命的な症状が出たので、一応しっかり検査してもらった。点滴の注射が上手く刺さっていなかったのか、ほぼ2日間ひっきりなしに「針がつまったよ」と知らせるアラームが部屋に鳴り響いていてうるさかった。
そもそも偏頭痛とは何か。言ってしまえば「ひどい頭痛」だ。頭痛には他の病気によって引き起こされるものと、それ単体で出るものがある。偏頭痛は前者に属する。たいてい、症状が出る前には分かりやすい予兆が存在していて、僕の場合は閃輝暗点(目の前がちかちか、歯車みたいなのが見える、みたいなの)がある。今回、頭痛と一緒に右手が動かしにくくなったのも、偏頭痛の予兆としてはあるらしい。それがこの表題になっている「片麻痺性片偏頭痛」というやつだ。
「一応、遺伝性のものの可能性があるから検査しときぃ」と言われ、遺伝子検査もすることになった。片麻痺性の偏頭痛には、家族性のものと孤発性のものの二つがある。もしも前者の場合、今後の治療の研究の為に、僕の遺伝子データを寄越してほしい、とのことだった。
もちろん僕は快諾。結果は2か月後に出るのだが、果たしてどうなるやら。実のところ、僕の母親も偏頭痛と診断されたわけではないが、頭痛の前に目がちかちかしたり、その他の症状が出ることがある。遺伝の可能性はゼロではない。
まあ、遺伝だったからと言って母親を恨むような親不孝者ではないので、その時はその時できちんと受け止めようとは思う。何より遺伝子検査。僕の血の成分を使って「不死化した細胞株を作ります」というパワーワードが書かれた同意書を見ることが出来たのが、個人的には一番面白かった点かな。
今もこの文章を書いていて、頭が若干ボーっとしているのもあるが、とにかく右手が動かしにくい。なんか痺れているような感じがする。星座が終わった後の足の感覚に似てる。それから、頭痛も「パツン」と電気が走るような痛みが時たま左側頭部から後頭部にかけて走るため、かなりつらい。
アルバイトとかもどうしようか、悩みものだ。一応月曜日には復帰すると伝えてあるのだが、発作が収まらないので仕事ができるかも怪しい。
発作時には、周りがとても見えにくくなるのも嫌なポイントだ。
僕の場合、羞明(眩しさを感じやすくなる症状)が酷く、普通の室内の明るさではまず耐えられない。今後はサングラスが絶対に必要になりそうだ。発作が起きた時も、本当に、一歩も動けないくらい頭が痛くなるので、生活に支障が出そうだ。バイト先の上司にさっさと伝えた方がいいのだろうけど、ちゃんと受け入れてくれるかどうか心配だ。
あーあ、ブログっぽくなっちまった。もっと知能の高い変な作家気取りの大学生のクソどうでもいい文章を並べたみたいなサイトにしたかったのだが、こんな実用的で記録的なものになってしまったのはとても残念だ。ははは。
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