【雑談】英語学習アプリレビュー
個人的に、英語をしっかり聞き取る・流暢に話すことが課題となっているので、様々な英語学習アプリを試しています。
本記事では、特に最近試したAI英会話アプリを中心にレビュー・感想を書いていこうと思います(あくまで、ざっと試したレビュー・感想であり、機能・性能を十分に引き出せていない可能性もありますのでご注意ください。)。
なお、自慢ではありませんが、私は高校2年のときに英検準1級を取得しています(その後劣化しているかもしれませんが)ので、レビュー内容ついても、ある程度信用性はあるのではないかと思います。
内容については、順次更新していくつもりです(本記事は2024年11月6日時点の情報に基づいて記載したものです。)。
※総合評価における星の数は、私個人の学習目的との関係での個人的な評価です。星が少ないからといって一般的に使えないアプリであるということではありません。
1.ELSA SPEAK
特徴:
・料金が安い(一番上のプランで、年間8,699円)
・ほぼすべての文章で、発音記号が記載されている。
・イギリスアクセントにも一応対応(基本はアメリカアクセントです。)
・発音評価がかなりシビア
・一応パーソナライズされた学習ができる(精度はあまり高くない印象です。)
個人的推しポイント:
・会話の文章全てに発音記号が記載されているので、いちいち発音記号を調べる必要がない。リエゾン(リンキング)についても確認できる。
・他のアプリに比べてかなり料金が安い。
・評価がシビアなので、アメリカアクセントを極められそう(文章のなかで、強調すべき部分を強調しているか及びリズム感がネイティブに近いかも評価基準となっている。)。
個人的惜しいポイント:
・イギリスアクセントに対応してはいるが、AIの基本設定はアメリカアクセントとなっており、変更できない(イギリスアクセントを身に付けたい人にとっては使いにくいかもしれません。)
・他のアプリと比べて、キャラクターの動きなどが少なくやや無機質な印象(逆に言えば無駄がなくスマートです。)
総合評価:★★★★
アメリカアクセントで流暢に英語を話せるようになりたいならお勧めです。
コンテンツとしての面白さは他のアプリと比べて少し劣るような気がしますが、淡々としているので、好きな人は好きだと思います。
2.スピークバディ
特徴:
・パーソナライズした学習プログラムが組まれる(最初に詳しめのアンケートとテストがあり、精度も高い印象があります。)
・イギリスアクセントも一応学べる(基本はアメリカアクセントです。)
・キャラクターがポップな感じでかわいい
・発音評価はやや甘い(ネイティブに近い発音でなくても高く評価さます。)
個人的推しポイント:
・AIキャラが豊富でかわいいので、飽きない。
・パーソナライズされたプログラムで、できていないところを重点的に効率よく学べる。
・自分の発した言葉がどう聞こえるのか単語レベルで表示されたうえで評価される、ネイティブレベルまではいかなくとも、「とりあえず通じる英語」を話せているか確認できる。
個人的惜しいポイント:
・イギリスアクセントに対応してはいる(一部コンテンツでイギリスアクセントで話すキャラクターがいます。)ものの、AIの基本設定はアメリカアクセントとなっており、変更できない(イギリスアクセントを身に付けたい人にとっては使いにくいかもしれません。)。
・料金がやや高い(年間で23,800円)
総合評価:★★★★★
アメリカアクセントで伝わる英語を学びたいならお勧めです。
大抵の場合、ネイティブらしさよりも、先ずは伝わることが重要なので、その意味で実践的な学習ができると思います。
3.SPEAK L(スピークエル)
特徴:
・AIとフリートトークで英語を学べる
・イギリスアクセントにも対応(フリートークでは、完全にイギリスアクセントで話すAI講師キャラと会話もできます。)
・日本語テキスト入力でも会話できる(英語で何と言えばいいのか分からなかったら日本語で質問できます。)
・AIキャラの見た目がリアルかつ豊富
・料金はそこそこ安いが、会話数の上限あり(一番上のプランで月1, 480円、ただし月2,000ターンが上限)
個人的推しポイント:
・AIキャラがリアルで臨場感がある
・一番下のプランが安い(月650円、600ターンが上限)ので、試しやすい
・「とりあえず話してみたい」に応えてくれる
個人的惜しいポイント:
・パーソナライズカリキュラムがないので、何をどうすればいいのか迷子になる
総合評価:★★★
たくさんアウトプットして英会話に慣れたい人にお勧めです。
カリキュラムがないので、学習をサポートしてほしい人には向かないかと思います。別の英語学習アプリと併用して、本アプリをアウトプットの練習用に使うとよいかもしれません。
4.Cake
特徴:
・フレーズや単語を気軽に学べる(AIとの会話機能はありません。)
・学習動画やコンテンツが豊富
・イギリスアクセントにも対応(イギリスアクセント対応の動画が豊富です。また、単語やフレーズの復習画面で、イギリスアクセントでの発音を聞くことができます。)
・一応発音練習もできる(発音を評価するコンテンツがあります。)
個人的推しポイント:
・動画(映画、ドラマ、アニメなどの動画がたくさんあります。)が面白いので飽きない
・動画から実際に使われている表現を学べる
・コンテンツが豊富(ビジネス、旅行、日常会話等のシチュエーションや難易度を選べます。クイズや登録した単語・フレーズの復習機能もあります。)なので、自分の学びたいコンテンツを探すのが楽しい
個人的惜しいポイント:
・会話機能がないので、アウトプットの練習があまりできない
総合評価:★★★★★
英語の単語や会話で使われる表現を楽しく学びたい人にお勧めです。
個人的にもこのアプリが一番飽きずに続けられています。
会話表現のインプット用のアプリとしては一番お勧めです。
4.Plang
特徴:
・動画をベースとした学習コンテンツ
・レベルに合わせた学習カリキュラム(精度は高い印象です。)
・発音練習可能(不可又はいまいちな発音についてのみ、自身の発音を発音記号でレベルで確認できます。)
・イギリスアクセントにも非対応(アメリカアクセントのみです。)
・発音評価はやや甘い(ネイティブに近い発音ではなくても高評価となります。)
・Speankingをしない学習も可能(通勤電車内でも学習できます。)
個人的推しポイント:
・動画ベースなので、単語やフレーズが使われるシチュエーションをイメージしやすい
・カリキュラムの設定精度が高く、できていないところを効率よく重点的に学習できる(知っている単語数、発音の正確さ、話せる文章の長さ、聞きわけられる文章の長さ等の観点からレベル分析がなされるので、かなり精度が高いと思います。)
・AIとライティングでも会話トレーニングができるので、通勤電車の中で学習が可能(自分の作った英文の不自然な点や誤りを改善できます)
・自分の発した言葉がどう聞こえるのか単語レベルで表示されたうえで評価される、ネイティブレベルまではいかなくとも、「とりあえず通じる英語」を話せているか確認できる。
個人的惜しいポイント:
・アメリカ以外のアクセントに非対応
総合評価:★★★★★
アメリカアクセントで伝わる英語を学びたいなら、スピークバディと同じくらいお勧めです。
こちらは、スピークバディと比べると、AIのキャラクターが登場しないので、会話での臨場感がやや劣るかもしれません。他方で、AIとライティングでも会話ができ、周囲に人がいる状況でも学習ができる点が優れている思います。料金もスピークバディと比べると安いです(年間12,900円)。
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