見出し画像

メモ

私の完全なる趣向なのだが、物語における主人公に刺激物となり得る人物に対して丁寧な描写がされていないのは好かない。その人物の思考、哲学、論理、感性等が書かれているのであれば私は読むことを続行するだろう。多分、感性で生きてきた私の根底には論理が見えない形として感性を見張っているのであろう。その人物の必要性、合理性を探してしまう。きっとその下敷きとなる考え方には、小説というものがいかにフィクションだからともいえども、まことらしきものであらねばならない。というのが基礎となっているのだと思う。


いいなと思ったら応援しよう!