コーヒーの #未来のためにできること
私はバリスタというコーヒーを淹れて伝えて届ける仕事をしている。
そんな私がコーヒーを通して伝えたい#未来のためにできること のメッセージは「ずっと、コーヒーを飲もう。」
飲みたければ勝手に飲めばいいし、一見不思議な言葉かもしれない。
しかし、私たちが愛するコーヒーは地球温暖化等が原因で2050年には生産量が半減してしまうかもしれない
“コーヒー2050年問題”という環境問題に直面している。
この問題に正面から向き合うメッセージが
「ずっと、コーヒーを飲もう。」である。
コーヒー産業は地球環境に密接に関係している。
気温や降水量がコーヒー生産に大切な要素だからだ。
一方でコーヒー消費は地球環境に悪影響を与えている。
日々のコーヒーシーンを思い浮かべてほしい。
私たちは1杯のコーヒーを飲む為にどれだけゴミを排出しているだろう。
紙カップ、ストロー、コーヒーカス…枚挙に暇がない。
これらのコーヒーゴミを削減することこそがコーヒーの#未来のためにできること
ではなかろうか?
しかしこのようなゴミ削減問題と向き合う時よく挙がるのが
「私が少しゴミを削減したところで…」といった不毛感である。
確かにあなたが一度マイボトルを使用したところで地球環境にはほとんど影響しないだろう。地球なめんじゃないよ。
だが私たちが向き合っている問題は今だけではない。
今から2050年まで、否その先も続くかもしれない長い挑戦である。
未来の定義は様々だが
私が伝えたいコーヒーの未来のためにできることの未来はすでに始まっている。
まずは小さくても動き出すことが肝要だ。
早速私が勤めるコーヒーショップで使い捨てストローの削減を8月から始めてみた。
私たちバリスタが一方的に削減活動を行うわけではなく、ストローをご希望のお客様1人1人に取り組みを説明しご協力いただいた。
どうしてもストローが必要な方には洗って使えるステンレスストローをご用意した。
結果1ヶ月間の使い捨てストローのご利用本数は3本、ご利用率は0.33%
(分母:アイスドリンクご注文数)
驚きだった。
丁寧に説明すれば皆さん快諾してご協力いただけた。
小さな取り組みだが確実な一歩となっている。
人間なめんじゃないよ。
「ずっと、コーヒーを飲もう。」
それは大きなビジョンのようで小さな努力の積み重ね。
私の原動力はエゴだ。だって死ぬまでコーヒー飲みたいし。
エコにエゴにいこう。
ずっと、コーヒーを飲むために。
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