一人でできるようになりたいちょっとした贅沢
今年で社会人も8年目。
お給料をそこまでたくさんもらっているという訳ではないけれど、新卒1年目のころに比べたらそこそこお給料も増えた。
けれど、生活レベルをあげることができない。
将来に対する漠然とした不安と、お金がなくなることに対する恐怖が呪いのようにいつも付き纏っていてお金を使うことが怖く感じてしまう。
それでも、人生の時間は有限。お金を溜めることに固執しすぎるのはよくないと思い、他の人と一緒にいるときはなるべくケチケチせずに楽しい時間を過ごすためにお金を使うようにしている。(それでも一般の人に比べたらかななりケチなのはとても申し訳なく思っています。)
ただ、一人になった時は本領発揮といわんばかりに財布の紐が硬くなってしまう。
美味しいものを食た時、楽しい体験をした時、その感動を周りの人と分かちあってこその楽しい時間だと思う。
だから、一人でいるときはもうほんとうに「なんでもいい」になってしまうのだ。
そんな「なんでもいい」一人の時間のなかでも、そろそろ解禁してもいいんじゃないかというちょっとした贅沢について考えてみる。
からあげクン
からあげクンは贅沢品と言っていいだろう。
からあげクンは本当に美味しい。特にチーズ味が一番美味い。
美味しいけれど、いくつ食ってもお腹いっぱいになる気がしない。
こういう「お腹いっぱいにならないけど美味しい食べもの」は基本的に趣向品であり贅沢品と言える。
お菓子やスイーツなどもこのジャンルに分類されるが、これらは100円前後で抑えることができる。
それに対して、からあげクンは 216円(税込)とちょっと高い。
昼休みに安くコンビニで済ませようと思い、おにぎり2つとサラダを買う。
ちょっと一品という気軽な気持ちで買ってしまうと会計が700円とかになってしまうバグが発生する。これならラーメンでも食べたが方がいいじゃんと支払いをしながら後悔する。
昔は公共料金をコンビニで支払っており、一緒に支払することでどうせ数千円も払ってるし200円くらい上がっても気にならないという、サンドウィッチマン伊達さんのゼロカロリー理論みたいな感じでごまかして食べてしまっていたが、公共料金をクレジットカード決済で支払うようになってから一度も食べていない。
たまに一緒にご飯をたべているとき、食べているからあげくんを1個あげるよといってくる器がデカすぎる人がいるんだけれど、申し訳なさすぎて断ってしまうことが多い。
5個しか入っていない唐揚げくんを1個もらうというのは、流石に荷が重すぎる。いったいこの御恩をどのようにお返しすればいいのかという気持ちになる。
今の私にはジャンボアメリカンドック108円(税込)がお似合いだろう。
スターバックス
スターバックスは身の丈に合っていない感じがしてなかなか利用ができていない。正直人生で2回くらい友人と一緒に入ったことしかないし、一人で入ったことは一度もない。
調べてみたら、アイスコーヒーが普通のサイズでだいたい330円くらいらしいらしい。意外と高くなかった。
とはいえ、お洒落な人がドヤ顔でMacBookを開いて時間を潰す場所というイメージがあり、正直すごく入りにくい。
その点カフェ・ベローチェは本当に素晴らしい。平日の昼間なんかにいこうもんなら、疲れた顔をしたサラリーマンが首を揃えて一番安いアイスコーヒー200円を頼んでぐったりしている(偏見)。非常に落ち着く。
ただ、私はカフェで時間を潰すのも無駄のような気がして1時間くらいだったら、ウインドウショッピングとかして時間を潰してしまうのでもはやカフェいらない説がある。
定食屋さんでビール
定食屋でビールを頼む大人に、子供の頃なぜかすごく憧れていた。
定食屋という言い方をしているが、私が想定しているのは吉野家とか日高屋とかそういう庶民向けのチェーン店だ。
カウンターの席にどかっと座り、ビールを頼んで、料理が来る前に軽めのつまみと一緒にビールを流し込む。その姿にすごく大人を感じていた。
実際大人になると、せっかく安いチェーン店で食事するならワンコインで済ませたいという気持ちにビールを飲みたい気持ちがまけてしまう。
酒とおつまみだけ頼んで軽めに済ませるみたいなこともやったことがあるが、結局お腹が空いて家に帰ってなにか食べてしまう。
そのためどうしてもビールが飲みたい時は、食事は普通に済ませて、帰ってから発泡酒をのむことにしている。
他にも細かいことはたくさんあるけど、長くなってきたので今回はこのへんで終了。