見出し画像

歴史を動かした「シード投資家」

白石正一郎 という人がいる。
幕末の長州藩は下関にいた豪商、だ。国内貿易商らしい。つまり商社経営者という事になる。
この人が歴史に名前が残るのは、歴史を回転させたある大事業に出資したからだ。しかも家を傾けるほどに出資し、遂には本当に倒産してしまったという。
「この出資がなければその事業は世に出なかった」という出資は、我々シード投資家には一つのロマンである。
ロマンス、とさえ言ってよい。
グロース投資にも意義があるが、すでに事業がグロース段階なのだから他にも投資家は探せばいるはずなのだ。しかしシード投資は歴史のIFのようなもので、その瞬間にその投資があったからタイミングよくその事業が立ち上がり、1か月でも出会いがずれていれば別の歴史になっていた、という事は珍しくない。そこにロマンがある。
さてその大事業とは。(続きはこちらから)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?