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樹木希林さん
こちらの記事は
2018年9月 算命学ブログ 龍メイで掲載しました。
樹木希林さん 1943年1月15日生まれ「戌亥天中殺」
宿命からは
俳優が適職とは言えません。
それでも、俳優には成れます。
しかも、長きにわたり活躍し、功績を残し
人々に感動を与えることも出来るのです。
しかしながら、そのためには
自分の運勢を削っていかねばなりません。
宿命からの姿と違う生き方をするとは、そういうことです。
運勢を削るとは
自分の運勢なのか、もしくは誰かの運勢なのか…
樹木希林さんが俳優になった時は
「大運天中殺」といって、不自然な運気でした。
「大運天中殺」は、14歳から始まって20年間。
「大運天中殺」で俳優になることは
本人が俳優業を続けている限り
「大運天中殺」の作用がずっと付いて回ると占います。
「大運天中殺」で始まったこと
特に自らの意思で選んだ事や、相手に対しては
極力、受け身でいること
流れに任せるといった生き方が求められます。
「大運天中殺」での運勢のダメージを軽くするには
頑張り過ぎないことです。
結婚も「大運天中殺」の運気で
最初の結婚と、二度目の内田裕也さんとの結婚も「大運天中殺」でした。
注目するべき点は
内田裕也さんからの離婚には応じず
離婚無効の訴訟を起こし、そのことが認められて勝利したことです。
「大運天中殺」の観点からは、相手から言われた離婚であるならば
それに対しては、受け身でいることが望ましいです。
内田裕也さんの宿命から見た場合、結婚した時の運気は「天中殺」で
しかも「妻中殺」という運気でした。
「妻中殺」とは
内田裕也さんから見た場合、妻との縁が薄くなることを意味します。
このため内田裕也さんから見ると
自分の妻に対して、気持ちや思いが通じなくなります。
そういう運気の作用がベースにある結婚だった、ということ。
こうなると、妻である樹木希林さんの方が我慢出来るかどうかが
結婚生活のカギになると占います。
ただ、内田裕也さんは「妻中殺」の運気であること以外に加えて
性格的に非常に強い宿命であることなどから
おそらく樹木希林さんとしては
お互い離れて生きていく方が
結局は、自分や子どものためになると思ったのではないでしょうか。
結局のところ、樹木希林さんは離婚を選びませんでした。
鑑定に来た人に
「今は運気が不自然な状態です」とか
「お相手の運気が不自然です」と伝えても
それでも相手を想う気持ちは変わらないのが、大方のように感じられます。
頭で、理屈は理解出来たとしても
自分の心が納得出来ないから。
自分の運勢にとってマイナスであると分かっていても
抑えられないのが人の想いや情です。
「自分が納得出来れば、それでいい。」
特に、自分が不自然な運気であると
往々にして、他者からの言葉が入りずらくなります。
「自分が納得出来る生き方。」
そういう生き方を否定はしません。
しかしながら、人の運勢には限界があって
その限界を越えてしまうと、修正は効きません。
【成功していることが、本人の持つ宿命からの姿であるとは限らない】
「算命学」の基本的な考え方です。
樹木希林さんの個性溢れる演技は、星からも読み取れます。
・変化をおそれない
・人と同じスタイルを嫌う
・一本気で融通が利かない
・不安定なモノに惹かれる
・二面性を打ち出せる etc・・・
お亡くなりになった今年の運気からは
樹木希林さんにとって「夫を示す星」が回っていました。
(更には「天中殺」の運気でもあります。)
このことが意味することは
心から夫を愛していたこと。
夫を愛する想いが強すぎる余りに
「夫を示す星」プラス「天中殺」→「夫中殺」という運気で旅立っていかれたのです。
別居生活を50年間も続けてきた想いは
樹木希林さんだけが知り得る
心の機微があったと思います。
どういう想いで離婚を選ばず、長い別居生活を続け
更には、長い闘病生活を送ってきたのか。
故人の御命日には
故人の想いが託されていると「算命学」では考えます。
御冥福をお祈り致します。
『あなたの宿命からの姿を見る占い 算命学』 龍メイ
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