結婚運が犠牲になるとは? 鑑定例と米倉涼子さん
こちらの記事は
2019年9月 算命学ブログ 龍メイに掲載しました。
鑑定例:40代男性Aさんの場合
入社した年は「天中殺」でした。
当時の天中殺からは「妻の星」が回っているため
妻運=結婚運が犠牲になることで
仕事運が上がると占います。
Aさんは、入社から今も同じ会社に勤めており
順調に昇進をしています。
このようなケースを
結婚運がよろしくない時に入社していると占います。
特に、Aさんのように仕事運が伸びている場合
結婚運と引き換えに
仕事運が伸びることがあります。
もしも、仕事が全く振るわない・成果が出せない
となってくると、話しは違ってきます。
この場合、結婚運が犠牲になることはありません。
「天中殺」の運気の入社が
仕事と結婚の両方を取ることをむつかしくさせているのです。
もしも、結婚や結婚相手にこだわりたい
結婚後も順調にいくことを望むのであれば
現状を変化させることです。
つまり「天中殺」の運気で
今の会社に入社したことをリセットする。
このように「天中殺」の運気が絡んでいることについては
現状を変えることで、結婚運を上げることが出来ます。
もしくは、仕事を頑張り過ぎないことです。
Aさんのようなケースでよくある質問は
「結婚運を上げるには、仕事を辞める以外にありますか?」
こちらについては
『こだわらない結婚であること。つまり結婚の条件を下げること』
と、お伝えしています。
しかしながら、Aさんのように「天中殺」が絡んでいる人は
自分の考えや、路線を変更しない可能性大。
占いを受けてみるものの、結局のところ変えるとなると
そうカンタンにはいかないようです。
米倉涼子さん 1975年8月1日生まれ「申酉天中殺」
デビューは1992年 17歳になる年。
「天中殺」と「大運天中殺」が重なっていました。
ここでは「大運天中殺」について取り上げます。
「大運天中殺」は
3歳から始まって20年間→23歳の誕生日まで。
当時の「大運天中殺」からは「夫を示す星」が回っていた。
つまり、夫運がよろしくない時にデビュー。
「大運天中殺」の運気でのデビューであるものの
仕事としては、かなり順調な方だったのではないでしょうか。
一度結婚していますが、2年で離婚。
仕事と結婚の両方が取れない運気でのデビューであったことが
離婚の要因になっています。
もしも、仕事が低迷していたら、結婚生活は続いていたと占い
但し、仕事が上向いてくると
結婚生活を続けていくことは困難になると占います。
他に考えられることとしては
最初から、明らかに結婚相手として相応しくない相手との結婚であれば
結婚生活は続いていたと占います。
今回は仕事運と結婚運について取り上げましたが
●仕事運と健康運
●仕事運と子ども運
といったことが「天中殺」や「大運天中殺」と絡んでくる
といった鑑定も多いです。
「天中殺」や「大運天中殺」で起こった事というのは
様々意味で、深い根を持ってしまうことがあります。
そして、読めない状況や
不自然な状況を作り出すことが往々にしてあります。
良かったと思っていたことが
実は、後になってから全くダメになったり
最初からダメだと思っていたことが
転じて良くなる、ということもあります。
但し、良くなるためには何かの犠牲が必要になるのですが…
「天中殺」の運気は
12年後に再び回ってきますから
前回の「天中殺」で失敗したことがあるならば
それを繰り返さないようにすることは出来ると思います。
先述したAさんは、50歳を過ぎた今も独身です。
会社には今も勤め続けており
ポジションもキープしておられます。
本人にとって、何が幸せなことなのか。
それは自分の心が決めることです。
ただ、宿命から見た場合
結婚によって、運勢がしっかりしてくる者はいます。
『あなたの宿命からの姿を見る占い 算命学』 龍メイ