11月5日にアメリカ大統領選挙が行われ、選挙前の日本の報道(特にテレビ)ではカマラハリスが優勢と伝えられていましたが結果を見ると今回は共和党のトランプの圧勝という形で終わりました。 僕は先月10月を日本で過ごしていたので、日本の衆議院議員選挙(在外選挙人証を持ってちゃんと地元で選挙に行きました)を日本で、そしてアメリカ大統領選挙をNYでという両国の歴史が変わるような出来事をそれぞれ現地で体験することが出来ました。 ※その間にMLBのワールドシリーズがあり大谷選手の所属するド
芝居を始めたのが高校3年の17歳の時。中学2年の頃から俳優になりたいと思っていた僕は、高校卒業後の進路を考えているときに一応進学校に通っていたから大学に行くか、専門学校に行くか真剣に考えていたんだけど、どっちに行っても俳優になる為には必要ないと思って当時同学年では僕1人だけ進学も就職もせず、俳優養成所に入ると言って週2のレッスンに通うだけという選択をした。 そこから僕の俳優人生は始まったのだが、信じられないかもしれないが中2の時に思った 「映画やドラマを見て感動したこの気持
※このページは有料ページです。外部への掲載は禁止です。※今までの①〜④までの内容だけでも十分VISA申請のための準備はできると思いますがこの⑤では記事の作り方やスポンサー探しの㊙︎テクニックをお伝えします。この⑤までの内容が僕がアーティストVISAを取得した全てになります。
いよいよ終盤に入ってきました。その前に①②③と読んでいただけましたか?まだの方は先に目を通してみてください。 ①〜③を読んでいただけると大体VISA申請にどんな資料が必要になってくるのか分かると思います。 4.僕の資料見せますこれが僕が2018年から2019年の丸1年かけて作った資料です。 約900枚あります。 想像力の優れている人はゲロ吐いてもいいです。 大学の卒論が大変だとよく聞きますが、多分この量には劣っているでしょう。 正直この量は多いです。一般的な量は50
さてその③までやってきました。もうその①その②は読みましたか?まだなら③の前に読んどいた方がいいです。 さてこの③では前回のその②を深掘りし、具体的に何をしなければならないのかお話していきたいと思います。 1. 経歴を作る大前提としてアメリカでVISAを取るにはそのジャンルでの経歴がアメリカでの活動に値しなければ話になりません。 僕から出来るアドバイスはただ一つ。 ひたすら出るしかないです。 けど少しだけ注意点があります。 VISAの申請には必ず 申請者がどのジャンル
3.VISA申請に必要な書類前回のその①からの続きです。読んでない人はこちら さてこの②では具体的にどんな資料を用意しなければならないのかお伝えしたいと思います。以下の資料がO-1VISAの申請に必要な書類です。 ここに挙げた6つの書類ですが人によっては6番のsupport letterや4番の仕事のスケジュールのサインは必要ない場合もあるかもしれません。この2つは最初に用意しておく必要はないので、弁護士と資料作りをしていく中で自分にとって必要かどうか分かってくると思いま
NY在住のアクター、演出家、脚本家、プロデューサー、起業家の松坂龍馬と言います。僕は2019年に初めてアメリカでアーティストVISA(O-1 VIZA)を取得した際にVISA取得までの流れをnoteに書いたのですが、あれから約4年が経ち少しだけ状況も変わったので現在のVISA取得までの状況と、その後の僕の状況も含めてアップデートしたいと思います。 何がなんでも絶対に取得するという覚悟 以前VISA取得の流れをnoteに書いた事もあり、その後いろんな方から相談を受けるように
リーディング公演とは 日本ではあまり馴染みのないリーディング公演だが、NYのブロードウェイではほぼ全ての新作の演劇作品がこのリーディング公演を経て、僕たち観客の前に正式な作品として上演されている。 リーディング公演がなぜ行われるのか説明するには、日本の演劇形態とアメリカの演劇形態の違いを少し説明する必要がある。 そもそも外国では日本でイメージするような劇団という集団ではなく、劇場に俳優が所属している。(そうでない劇場も沢山ある) 劇場側は持ち込まれた戯曲から面白そうな作品
2023年のオフブロードウェイへの決意 2022年5月に更新したVISAも残り2年と5ヶ月になってしまった。 僕がアメリカで保有しているVISAはO1 VISA通称アーティストVISAと言って、俳優やミュージシャンなど特殊技術を持った人に与えられるVISAなのだが、このVISAの期限は3年。 僕が初めてこのVISAを取得したのが2019年の5月。 ※2023年最新版のアーティストVISA取得までの道も近々投稿します なので去年そのVISAが切れたので初の更新をしたのだが、
4月ももう終わろうとしています。 NYは今がちょうど桜が満開の時期で公園に行くと日本のピンクの鮮やかな桜ではありませんが薄いピンクの桜を見ることができます。 VISAの更新の手続きも最終段階に入りまして あとはアメリカにある俳優組合(ユニオン)からのLetterを1通待つだけ。 それが届けばすぐに更新の資料を移民局に送ることになります。 ※今回の資料も合計で700枚近くになりました VISAがちゃんと更新できなければ僕のブロードウェイへの道も また考え直さなければならなく
めっちゃハードボイルドなタイトルになっていますが まんざら嘘でもない生活をしなければならない今のNY 日本でもNYに住むアジア人女性がマンションの入り口で突然入ってきた大きな男に殴る蹴るなどの暴行を受けた動画がYahoo!Newsでも取り上げられていましたが 2020年にコロナが蔓延してから アジア人に対する差別、暴力が加速しています。 3月後半からNYではマスクの着用義務がほぼ無くなり コロナはもう終わった!!と感じられるようになりつつありますが 毎日入ってくるアジア人
NYに戻り早2週間。 何故か今回はつい先日まで時差ぼけが続いていて 毎日憂鬱な日々を過ごしていたんですが ラーメンpopupも再開し ※坦々麺一本で勝負してます。 やっぱり仕事をして 人と会って会話をしたり 美味い!って言ってくれるお客さんの顔を見ることで 元気にもなり 徐々にノーマルな生活に戻ってきた今日この頃です。 しかし戻ってからのNYの気温の変化がエグい! つい1週間前は20度もありその時は日中半袖で外を歩き NYにも春が来た!と浮かれていたんですが 昨日一昨日は
日本に帰国した際は6日間の警察学校で監禁となり、けどそのあとは2月いっぱい東京を毎日のように動き回り、1年ぶりにお世話になった先輩方や友達、そして今回の帰国の目的でもあった5月に更新になるVISAのためのサインを頂きに伺ったり、アメリカでは手に入らなかった旧日本陸軍の舞台の衣装を探しに行ったりとあっという間の1ヶ月を過ごしました。 改めて日本でお時間を作っていただいた先輩方、監督、社長、そしてガキの頃から変わらず応援し支えてくれている友達、家族に感謝いたします。 本当に素晴
NYのブロードウェイミュージカルって本当にとんでもない予算がかけられて作られているのはなんとなくわかると思うんですが その経済効果もマジでハンパないんです。 コロナ前のデータですが1年間の劇場だけの売り上げ総額が1500億円!! バケモノですよ。 少し前に観に行った「Mulin Rouge」の舞台セットですが めっちゃ赤いんです。とにかく赤い。 どこ見ても赤いし右を見たらでかい像はいるし 左を見ればでかい風車があったりで 劇場に入った瞬間にその世界観に圧倒されました。
超飽き性で本当に何をやっても続かない僕が 唯一20年も続けてくる事ができていて しかも今だに新鮮な気持ちで 興味を持ち続けることが出来ているのが 演技であり俳優という職業なんだけど 今回はその僕が愛してやまない俳優という職業について少し話したいと思う。 ※あくまで僕の解釈なので俳優全員が同じだと思わないでください まずもし僕が俳優ではなく全く別の仕事をしていたらおそらく俳優が具体的にどんなことをする職業なのかは分からなかっただろうし 何がそこまで面白いのかも理解できなかっ
もういきなりピンチです。 構想は7年前から始まり、ようやく去年の年末に台本が完成し これから劇場決めたりキャストを決めたりと 2022年9月の公演に向けて色々と準備を始めているんですが 早速大きな壁にぶつかってしまいました。 それは… 衣装問題 今回僕が書いている作品は太平洋戦争末期の「特攻隊員」達を 主人公に描いています。 そうなると軍服だったり、特攻隊員達が着ていたパイロットスーツ などが人数分絶対に必要になってくるのですが ここはアメリカ。 軍物を扱っている