何故純正メカでCS入賞できたのか
デュエルマスターズのプレイヤーに復帰して1年、競技シーンに顔を出し始めて半年と少し。ついに人生初の入賞を果たしました!!!
人生初ということで、なんでこんなデッキで勝てたのかなぜこんなデッキ選択をしたのか、有利対面不利対面、デッキリストと採用理由について書いていきます。
なぜ勝てたのか???
まずは対面したデッキとその勝敗から。なお先攻後攻に関しては記憶違いの可能性があります。
予選
アナジャ 後 勝
青魔 後 勝(お相手降参)
青魔 先 勝(時間切れにつきお相手降参)
ダンタルサガ 先 負
ラッカ鬼羅star 先 勝
本戦
ダンタルサガ 先 勝
テレスコ邪王門 先 勝
5cコントロール 先 勝
そうそうたる環境デッキに勝てた理由を早速ご紹介
①サガ対面を捨てた
②わからん殺しができる
③流行のメタの多くが効かない
④引きが強すぎた
①サガ対面を捨てた
突然ですが、絶望神サガってデッキを作るうえで邪魔じゃないですか??わざわざメタを採用するのダルいですよね??
ということでサガのことを完全に無視しました。正気の沙汰じゃありません。しかし、サガ以外のデッキのことはしっかりと考えてきました。
現状、サガ以外でEXWINを狙うループやコンボデッキは環境に存在しません。すべて「サガでよくね?」とマジレスされるからです。
それ以外はシールドを割って勝つデッキしかないので、トリガーを厚くすれば勝るのではないかと思い至りました。
トリガー枚数は12枚、そのどれもがトリガープラスで盾あるいはブロッカーを追加するものになっているので受けとしてかなり強いです。これだけトリガーがあれば、クラジャで焼却しなかった盾にトリガーが入っている可能性が十分あるのもこのデッキの強みと言えます。
②わからん殺しができる
皆さんは知らないデッキが出てきたらどうしますか?
おそらく「侮って溜める」「自分のデッキの必勝パターンのために溜める」か「変なことをされる前に殴り倒す」のどちらかではないでしょうか。
しかし
溜めるプラン→しっかり盤面展開ができる
殴るプラン→トリガープラスでカウンターができる
このように謎のデッキに対面したときの対処法が裏目に出るデッキにしました。お相手の中ではプレミをせずに負けているので首をかしげながら卓を離れる方も今CSを問わずいらっしゃいました。初見のカードを見た時にお相手の脳みそがバグってこちらから見ればプレミになるプレイを誘ってしまうのも強みです。
③流行のメタの多くが効かない
現在流行のメタはサガを意識した以下の三つに分類されます。
①踏み倒しメタ
②SA・MHメタ
③墓地メタ
これら三種類のメタによって主要な動きが制限されることはほぼありません。自分の動きを好き放題通すことができます。
とはいえ、DGパルテノンやリツイーギョといったメタには引っ掛かります。
現状、メカはカード除去を持たないうえに基本的にメタクリの除去方法がタップキルしかなく、除去に2ターンかかることも少なくありません。故に爆発力があるものの、とこしえや輝羅が刺さるメクレイドを今回は採用しませんでした。
④引きが強すぎた
これは間違いないです。強すぎました。特に感じたのは本選1回戦のダンタルサガです。
ダンタルサガとの対面では、お相手はサガをなかなか引けず自分は初手こそ5コスがかさばり事故を起こしていたものの、トップで解決。Mロマからループに入る直前に2投のカオスマントラを引き、出していたので阻止成功。
天地が3周ひっくり返る奇跡を起こして勝利しました。
そのほかにも、テレスコ邪王門に対して最速でk491を出すことに成功。ハンデスをさせずに勝ったり。アナジャ対面ではクラジャの3点からk491→k491のブレイクで5u170n→シェケダン→ユニバァァァス!!するなど。間違いなく上振れていました。
以上が勝てた理由です。
弱点
弱点なんて見当たらない 一番星の生まれ変わり と言いたいところですが弱点は存在します。
①継続した面処理
②∞龍 ゲンムエンペラー
の2つです。
光単色の欠点である、「展開するためにリソースを得るために展開する必要がある」というウロボロス状態は変わっていないため、ザーディクリカの様に毎ターン継続した除去をされると土下座案件です。
ゲンムエンペラーに関しては無理です。今回のリストではユニバースとカオスマントラしかゲンムの効果対象外のカードはありません。ゲンムが出る前に展開して、ゲンムのアタック時にカオスマントラのチェンジで後続を止めつつ返しのターンにユニバァァァス!!するしかないです。
有利対面
「最終的にトリガーを止めずにブレイクして勝つ」デッキ
例:赤単・アポロ・鬼羅star(マグナムが出たら土下座。シャッフをうまく使われてもキツイ)
五分対面
メカに刺さるキラーカードがある、またはお相手がメカのことをよく知っている、あるいは手札が悪ければ負けるデッキ
例:アナジャ(ゲンム)・青魔(ウキドゥ)・アナジウォッチ(テックやBFF)・テレスコ邪王門・4C邪王門(ミラダンテⅫ)・青タマ(ギュウジン丸の海幻)
不利対面
相手の動きに干渉できない、相手の動きのついでに除去されるデッキ
例:サガ全般・5Cコントロール・青白ライオネル・ドロマー天門
リストと採用カードとその理由
リスト
アシスター・アルデ
ドラゴンデッキからメンゾと栄光を抜きますか?そういうことです。メカを使うなら4投です。
星姫械 マリハダル / レプリカ・オークション
環境への刺さりが良いので、できれば4枚採用したい。後ろ向きのデッキにするなら確定で4枚採用。
忍爪の聖沌 k491
白単の弱点であるハンデスをケアできるのが偉すぎる。3~4枚採用は確定。
ブルトゥーラ-D1
自由枠。ダウンフォースサーキュラーと要交換。こいつが場にいるとニンジャチェンジできないので注意。
ドランの破壊耐性とあわせて無敵艦隊を用意できる。
破壊以外の除去手段がないデッキ相手なら、こいつとルベルが一緒にいればルベルが除去されるまでにルベルの効果を2回使える。
ドラン・ゴルギーニ
個人的には確定採用枠。枚数は3~4。ただ、採用しないデッキも無しではないと思ってる。
cipでフリーズできるので貴重なメタ除去手段でもあるし、ムゲンクライムを咎められるし、極楽鳥を対象にすることで疑似的で限定的なランデスも行える。
シェケダンの軽減込みでもマナが足りないならこいつで踏み倒そう。テスタやルピア炎鬼に引っ掛かるので注意。
聖沌大忍者 クーソクゼーシキ
3~4枚確定採用枠。手札と盾を同時に整えられる化け物。k491と同時にトリガーするとクーソクで仕込んだ盾を起爆できる。トリガーじゃなくてもクーソクの効果でトリガーになる⇒相手ターンの終わりにシェケダンを出せる。ということ。そのくせアタック制限がないしこのスタッツ。本当に化け物。
水雲の聖沌 5u170n
3~4枚確定採用。プラスで出るとMAX4面止められるのはおかしい。ただしタップが強制なので相手の場にルベルやアポロのような、選ばれるとデメリットを与えるクリーチャーがいるときは考えて使おう。
一応初手埋めをこいつにすることで天門に型を誤認させることができる。なんのメリットがあるかはわからん。
シェケダン・ドメチアーレ
4確。こいつの強さ知らん奴いる???
いかれてるけど単体ではそこまでぶっ壊れてない良い調整をされていると思う。
このデッキの大黒柱。マジでほしいときに盾から山上から来てくれた。
星姫械 ミモザスター / 招光呪文「メカミング」
全盛期の緑単オービーのトレジャーマップぐらい入れよう。3枚は最低でも欲しい。
ルベル・ゴルギーニ
自由枠。なくてもデッキは回る。ただ、青魔や5C相手にニチャれる。
耐性付与としてはブルトゥーラが、アンタップ要因としてはフラウムやマルシドループが、入れ替え候補として挙げられる。
予選では青魔道具に入っているすべてのドルスザクを盾に送り付けた。
無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース
完全自由枠。テック団やBFF、ギュウジン丸の海幻のような全体除去、スパーク系のトリガーを持っているデッキに対して強く出られる。
敗北回避持ち相手には光単色マナか、貴重な即時3点にもなる。
鬼S-MAX・S-MAX進化の敗北回避は忘れがちなので注意。
アナジャ対面にてラッキーナンバーここにありで5を宣言され、場の大半のクリーチャーを止められるもこいつに進化してEXWINできた。
ちなみにCSの2日前ぐらいに降ってわいてきた。
聖カオスマントラ
自由枠。SA・MH・進化クリーチャーを止められる優れもの。革命チェンジと同様にチェンジ元のcipを使いまわせるのは強い。
ダンタルサガとの対面ではMロマからのループ突入を阻止。Mロマに間に合う想定をしていなかっためお互いびっくりしてた。
あとがき
こんな駄文をここまでご覧いただき誠にありがとうございます。
このデッキは、あまり高くなく難しいことを考える必要もないうえにシールドトリガーでの逆転というデュエマの醍醐味が味わえるデッキになっています。サガデッキは完璧な逆風ですが、それ以外には純正メカでも十分に太刀打ちできます。ぜひメカデッキを使ってみてください。
自分はサムライデッキを使います。
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