ある弁護士先生と女性経営者に同じ日に説教してみた

今日、俺はリアルガチの説教をした。

一人は俺の弁護士、一人はメチャクチャ世話になった女性経営者だよ。




弁護士の先生には「先生には人間の真心みたいなものが欠けているんじゃないか」っていうようなことを言った。

裁判や審判って、単純にお金の分配を決めたりすること、刑罰を決めることだけに目が向きがちだけど、その背景にはそれに関わっている必ず人々がいる。

遺産の分割だったら相続人の数だけ人がいて、そのそれぞれには心がある。

お金はもちろん超大事だけど、俺はお金と同様に心も超大事だと思っているんだ。

だから「より相続額がより大きければ文句ないでしょ」的で、無駄なことは一切しない、やらないって「生産性の向上」だけを考えている弁護士の先生、それは弁護士としてはいいのかもしれないけど、ちょっと一人の人間としてどうなのよ?

なんて思ったんだ。



女性経営者の方は「一度、そちら(俺の家の最寄り駅)まで行きますので、お会いしたいです」って言っていたのに、今日になって「いずれズームででもお話しさせてください」って、エベレストの山頂からマリアナ海溝ぐらいの深さまでトーンダウンしたメッセージを送ってきたから「ああ、しょうもな」って思ったんだ。

神奈川県の湘南地域から千葉の我が家まで来るのは、確かに時間も掛かるし面倒だろうと思う。

じゃあ、最初から、ここまで来てでもお話ししたいって言っていたのは何ってこと。

「いずれ」とか「そのうちね」とか「おいおい」とか、メチャクチャ抽象度が高い言葉じゃん。

そんな言葉を相手に言うのも失礼だし、ちょっと機転が利く人間なら「社交辞令かよ」って、すぐわかる。

自分から「会いましょう」って言っておきながら「いずれ」とか「ズーム」とか、そんなことを言う奴、マジで信用しようとか思わないよね。

俺の知っている一流の経営者、ビジネスパーソンで、顧客に対して極めて抽象度の高い言葉を使う人は一人もいない。

一流の人は「いずれ」なんて言わないで、“Yes”か“No”かで答えるものだ。

そして、仮にNoだった場合には、相手を傷つけない配慮をいれながら、Noの判断をした理由を相手に伝えるものだ。

まぁ、一流の経営者、ビジネスパーソンは、そもそもの前提として「言ったことは必ず実行する」「約束は100%守る」「即断即決」なもんなんだけどね。



俺の言っていること、間違ってないよね。


俺のこのぼやきが、明日からのあなたの行動において何かしらのヒントになれば幸いだ。

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