ストリートファイター6 その6
格ゲーが叩かれる理由
格ゲーは長年「難しすぎる」と叩かれ続けている。他に難しい対戦ゲームはいくらでもあるが、格ゲーだけは「難しすぎる」と叩かれ続けている。その理由を考えてみた。結論は「負けたら完全に自分の責任であること」と「有力タイトルはほぼ全て有料」の二つであると考えた。
まず一つ目、「負けたら完全に自分の責任であること」。FPSやMOBAとは違い自分に味方はいない。当然相手にもいない。タイマンである。物陰に隠れることも出来ない。当然相手も隠れられない。運の要素もタイトルにもよるがほぼ無い。画面に映し出されるのは自分と相手だけ。ここで負けようものなら突きつけられるのである。「お前が弱いから負けた」と。
悪いのはお前だけ！
理由二つ目、「有力タイトルはほぼ全て有料」。好きな配信者がやってたし、もしかしたら対戦出来るかも！等と夢を見て、安くはないフルプライスのゲームに手を出す。他ジャンルでは無料で戦闘面では遜色ない状態で遊べるのに、である。ゲーマーにとっては気にも留めない出費ではあるが、一般層からすればまぁまぁの値段だ。ワクワクドキドキしながら格ゲーの世界に足を踏み入れたら…一つ目の理由で説明した状況が待っている。
そもそもシステムは理解してる？てかなんでそこで飛んだの？
金払ってこんな思いさせられたら愚痴の一つでも吐かずにはいられない。「格ゲーは難しいから良くない(俺は悪くない)」と。一方他ジャンルでは「味方がゴミ」「相手の武器が良かっただけ」と言い訳を並べて、勝てれば「俺の手柄ぁ！」となる訳である。シンプルに自分的に面白くないゲームでも「自分に合わなかっただけか。無料だしまぁいっか」と無言で去る。結果、人の目には格ゲーへの罵詈雑言が残るのだ。うーん、まぁそうなるわなぁ。
カプコンが出した回答
散々叩かれ続けたカプコンは操作面について「モダン」という回答を示した。そして最近公式で発表されたデータがこれだ。
使用率ではルーキー帯で4位に位置していたルークがモダン率約6割、アイアン～マスター帯で上位であったマリーザが約5割である。モダン操作発表当時は格ゲーおじ達から不安視・疑問視されていたが、プロシーンではある程度の使用率に留まっており(強すぎず弱くも無いことの証左)、ネット上では「モダンのおかげで格ゲー楽しめてます」みたいな書き込みもちらほら見受けられ、カプコンの回答はある程度正解だったと言えるだろう。どこかの誰かが言っていた「イージーでもカジュアルでもなく『モダン(現代的)』というネーミングが素晴らしい」という意見は全くもってその通りだと思う。
今週のランクマ
余りやれる時間を取れなかったのだが、あれよあれよと連勝しゴールドになった。どこかで見た情報では(古いかもしれない)、ゴールドは上位30%だとか。今度こそ中級者を名乗らせて下さい。最近は動画を垂れ流しながらコンボ練習に勤しんでいる。オシャレコンボを見つけても補正の威力減衰で強P>強昇竜とかいう誰でも出来るお手軽コンボの方が威力が高くて肩透かしされる日々。
余りやれなかったので達成・反省は特になし。対戦ではなく帰宅後の眠気に負け続けている日々なので、少しでもプレイを増やしたい。
今週見たイラスト
今作のストーリーの主人公はケンともいえる。シャドルーの匂わせもプンプンさせてくるし、ワールドツアーのストーリー更新や5のゼネラルストーリーのようなものの追加にも期待したい。
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