電話恐怖症のきっかけ
今回は、僕が電話恐怖症になった原因について書こうと思います。
前にも一度書いたんですが、僕が小学生の頃に借金取りに追われる話と関係してきます。
その話は、こちらから
それで、よく借金取りから電話がかかってきていて、正直しんどかったんです。
今みたいに、ナンバーディスプレイとかはなかったですし、毎回電話に出るときにドキドキしながら出ていたんです。
友達からだったら嬉しい。借金取りからだったら怖い。
そんな気持ちの狭間で電話が鳴るたびに精神がすり減っていました。
電話が鳴るだけで、心臓の鼓動が速くなって、動悸がする状態になってしまっていたんです。
そしたら今度は、電話を手に取るだけでも動悸がするようになってしまって、自分から電話をかけることも怖くなっちゃったんです。
それからいろいろあって、我が家では僕が中学校に上がるくらいに固定電話が撤廃されました。
電話がなくて不便にはなったんですが、僕としては一安心って感じでした。
そう、子供の頃は、電話から遠ざかるだけで大丈夫なんですよ。
使わなければいいだけ。でも、大人になったら?
僕が初めて携帯電話を手にした時も、電話は全く使わなかったんです。
電話するのも嫌、かかってきた電話に出るのも、深呼吸して覚悟を決めないといけない。
幸い、電話番号が表示されるので気持ちは少し楽でした。
でも、知らない電話番号とか、非通知の電話に対しては出れなかったんです。
電話がかかってくる⇒スルーする⇒電話番号を調べる
このプロセスが必須でした。そして、かけなおす必要があった時は、また凄まじい精神統一が必要になる。
そんな毎日を過ごしていました。
そして、社会に出てからは?
会社だと、今までのように逃げるわけにはいかないですよね。
電話が鳴るたびに、寿命が減っているんじゃないかと思うくらい、ストレスがかかっていました。
電話もかけないといけない。電話にも出ないといけない。
僕には苦痛でしかなかったです。
今では、そっと深呼吸するだけで電話と戦えるようになりましたが、子供の頃や社会に出たばかりの頃は悲惨でしたね。
その電話恐怖のきっかけが、子供のころの借金取りとの電話のやりとりがトラウマになっていると思うと、子供の頃って本当大切だなって感じます。
ということで、今日のまとめです。
どんなきっかけでも、人には心に傷を負うことがあります。
それは大人になっても癒えず、徐々にダメージは深刻化していきます。
治る保証もないけど、治す努力や治療は必要だと思います。
少なくとも、僕は治す努力を続けて今では周りから見ると”普通の人”と変わらないレベルまで回復できました。
だから、諦めずに少しずつ進めることが大事です。
どんな小さな一歩でもいいし、時には後戻りしてもいいんです。
行動することが、大事です。
自分にできる範囲で、ぼちぼちいきましょ~!
今日もご拝読いただき、ありがとうございました。
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