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「昔の子ども会議」(普通のお母さんに憧れて)
皆さん、おはようございます。
ryukoです。
もう、何年前になるでしょうか。
元旦那と離婚して親権は向こうでした。
時々しか子どもたちと会えなかった…
人生いろいろ経験しましたが
一番、辛かったと思える時期です。
今日は…
「三人でうちに泊まりに来てくれた」
子どもたちの会話を盗み聞きしたお話を
書きます。
まだ長男が小学3年生くらいかなあ。
次男は1年生。三男は未就学児でした。
…母さんて…
お風呂に行っていたのか…。
子どもたちのそばを離れたタイミング。
三人の会話が聞こえてきた。
(どんな話をしてるのだろう)
好奇心で扉の向こう側で聞き耳を立てた。
次 「てかさあ、母さんのことどう思う?」
長 「え?普通…」
次 「母さん…普通か?」
長 「なんで?」
次 「変なもの見るし、人が変わっちゃうし…
すぐ怒るし」
長 「んー…」
私についての話のようだ。
興味深い…このまま聞いててやろう。
( *´艸`)
三 「僕、みんなが母さんだよって言うから
母さんなんだ…って思ってる」
↑ 確かに物心ついた時には
一緒に居なかった。離婚当時…まだ
2歳になっていなかったもんねえ…。
(ごめんよ…)
次 「母さんて普通のお母さんじゃないって!」
長 「んー…」
次 「俺、○○君のお母さんみたいな
人が良かった!」
確かに優しそうだし
絵にかいたような美人だ。
次 「うちの母さん、みんなの前で
ピエロみたいで恥ずかしい」
長 「んー…」
おいおい、次男よ。あんまりじゃないか。
あんたたちが少しでも笑顔になるために
学校行事とか通って
「母、ここにあり!」
って、アピールしてたのに…。
「母親に捨てられた子」
そんな感情を抱かせないように
地域の人から罵声を浴びても
「石」飛んできても笑ってたのに…
次 「普通にお母さんと暮らしたい」
↑(T_T)…ですよね…
みたいな感じで私に対する「愚痴」
黙って悲しくなりながら聞いていた。
三 「でも、お母さんって選べないよ?」
次 「そうだよなあ…新しいお母さんもいらない」
三 「あれしか僕たちの母さんはいないんだよ。
兄ちゃん…」
忘れもしない…「あれ」呼ばわりの…私。
(>_<)
そこでさすが長男…。
「母さんが母さんで良かったって
思える日が来るんじゃない?」
↑ 私…喜ぶところか?!(;’∀’)
次 「仕方ないかあ…あれしか
母さん…いないもんなあ…」
↑ なんか…すみません…
三 「僕たちが“お母さん”…教えてあげようよ」
次 「諦めて、そうするか…」
三 「普通じゃない母さんが僕たちには
ピッタリなんよ」
(;^ω^)お後がよろしいようで…。
扉を開けて子どもたちのところに戻った。
何食わぬ顔で…笑顔で…三人とも…
「母さん!(*’▽’)」
あんたたちの本心…聞いたぞ!
今のその顔は、演技だろ!
とも、思ったが…まあ、いっか。
グレープフルーツ剥いてあげよ…。
辛い思いもたくさんさせたと思っています。
三人が真剣に母親について話している…
そんな光景はその時だけしか知りません。
他のお母さんが羨ましくなるのも
無理はないですよねえ。
裏を返せば、寂しかったんでしょう。
ああやって三人で支えあって
今日まで来たのでしょうね。
普通のお母さんじゃない…私ですが…
あんたたちが困った時はいつも
「困った時の母頼み」
聞いてきたじゃん!って思います。
(お金以外で…笑)
それぞれが問題を起こすたびに
「感謝せい!」
とも、思いますが…
あの子たちに
「母親業とは何ぞや」
考えされられて、私も母として
成長してきたのでしょう。
“お母さん”…教えてもらいながら
ここまで来た子育てに感謝します。
「母親で居続けること」
許してくれて、ありがとう。
( *´艸`)
P.S
でも…頼むから…
もう、これ以上派手な問題は
控えていただきたい!
私も普通のお母さんでいたかったよ。
ん??
普通のお母さんってなあに?
(;・∀・)?
そもそも「普通」って…
どこにあるの? 何それ、食える?