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冬のアイスランド一周ロードトリップはたくさんの感動が詰まっていた〜🇮🇸Iceland ring road trip blog〜

2024年の12月、僕たちは冬のアイスランド🇮🇸を三菱のSUVを相棒にしながら車で一周の旅をしました。20代も中盤に差し掛かる僕らにとって憧れの地であったアイスランド🇮🇸は、その想像をはるかに超える感動の連続で今もなお日々が恋しくなる旅になりました。

この記事を読んでくださる方は、少しでもアイスランド🇮🇸への旅に憧れがあるのではないかと思います。その憧れの旅は必ずその期待をはるかに超えることをこの記事で伝えれたらなと思います。そしてあなたの次なる旅先がアイスランド🇮🇸になれば嬉しいです。

はじめに

この場を借りて一緒に旅してくれた6人には感謝がたくさんです(優成、今度一緒に行こう)。2024年6月に僕が投稿したInstagramのストーリーに集った仲間たちには最高の感謝です。ありがとう。

仲間の麻理が書いてくれたnoteも添付しておきます。アイスランド🇮🇸には時間とお金の他に共に旅する仲間が必要不可欠であり、周りに素敵な友人しかいないことは何よりの幸運だなと思わされる毎日です。

1.基本準備

冬のアイスランドは東南アジアなどとは違って、行き当たりばったりではなく、宿や車はあらかじめ予約しておかないと死ぬほど寒いです。

🕰️日程:2024年12月24日〜2025年1月1日(ロードトリップは12/25〜31の7日間)
👥人数:6人(予定は7人)

また今回のメンバーはこれまでも各それぞれ留学やワーホリ経験、バックパック旅などある程度海外に慣れているメンバーで旅をしていました。

あまり旅慣れしていない方でもアイスランドは治安はすこぶるよいのでその点心配はないかと思いますが、旅程はもう少し余裕を持たせてもいいかも知れません。

a.旅のルート

アイスランドは比較的南部に見どころのスポットが集中しているため、南部になるべく時間をかけて回りました。我ながら要所を押さえたいい旅程だった気がします。

走行距離約1,500km

また僕たちが目星をつけていたスポットのGooglemapも合わせてよければ使用してください。ただどちらかというと、必ずいきたい場所は確実に訪れながら、あとは道中の好きなポイントでパーキングを見つけて楽しむほうがロードトリップらしくて楽しいんじゃないかと思います。

ちなみに冬の必見3スポットは、
📍Geysir(間欠泉)
📍Jökulsárlón(氷の洞窟)
📍stokksnes(東部フィヨルド)
かなと思います。参考になれば幸いです。

b.かかったお金

今回は合計で1人当たり約335,450円でした。おおよその内訳は下記に書いています。(全て割り勘での一人当たりの1週間通した金額です)

宿やレンタカー、航空券含めかなり安くなるよう頑張ったため、もしかすると普通ならばもう少しかかるかも知れません。

🚶レンタカー:約33,000円

Go Car Rental Iceland にて三菱のSUVを2台借りた。6人で行くのであればこの台数がちょうどよかった。ちなみに約2〜3ヶ月前に予約。

彼らなしでは一周できなかった(photo:Yuki Akutsu)

🚶宿代:約52,000円

Airbnbがあまり見当たらなかったため、基本的にはbooking.comを駆使して安い宿を探した。中にはホットタブがついた宿もあり、1,2泊は思い切って楽しい宿を借りるのもおすすめ。こちらも約2〜3ヶ月前に予約。

下記の<stay>に僕らが泊まった宿も記載しておきますので参考になれば幸いです。

何気ない日々が楽しいんです(📸kodak fz55)

🚶ガソリン代:約20,500円

ガソリンはかなり高かった印象です。全てのガスステーションは完全無人でクレカ決済可能でした。

リッターで300円くらいしてた高い...(📸kodak fz55)

🚶航空券代:約176,950円(僕の場合)

約3ヶ月前に購入。レイキャビクへはロンドン経由が一番便利で安い気がします。いつも通りSky scannerで調べながら最後はTrip.comで購入しました。

預け手荷物をつけているので高くついていますが、年末年始と考えるとかなり頑張ったかなと思います。(LCCを使っています)

🛫東京→上海→ロンドン:61,060円
🛫ロンドン→レイキャビク:16,450円
🛫レイキャビク→コペンハーゲン:23,930円
🛫コペンハーゲン→バルセロナ→ソウル→東京:75,510円

🚶食事代:約25,000円

滞在期間はロードトリップ中はほぼほぼ自炊を行いながら、レイキャビクでパブやハンバーガーを食べたりしました。基本田舎町はそもそもレストランが少ないため、皆で自炊することになります。またかなり物価は高いため、外食をすると1人4,000円以上は平気で吹っ飛んで行きます。

ちなみにスーパーも場所により値段が2,3倍になることがあり、BonusやKronanが安いです。

毎日献立ワクワクしながら考えたね(📸kodak fz55)
めちゃ頑張って作った日も(📸Lumix S5m2)

🚶諸経費:約28,000円

ツアーは氷の洞窟ツアーが24,400円、駐車場代が少しずつかかり1人当たり約600円など洗濯含め少しずつお金がかかっていました。

総括するとHISさんの8日間周遊ツアーが安くて約60万円かつ南側しか回らないと思うと車窓からの見どころ満載の北側まで回るためには個人手配がやはりかなり武がありそうです。

c.旅の荷物

普段ならばバックパック一つで旅をするのですが、今回はスノーブーツやアウター含め、かさばるものが多く、キャリーバックにかばん一つのスタイルで旅をしました。参考までに僕の荷物一覧です。

・スーツケース(Mサイズ)
・かばん(40L)
・ショートバック(肩にかけるタイプ)
・PC
・iPhone
・ミラーレス一眼レフ(LumixS5M2)
・レンズ(50mm単焦点、20-60mmレンズ)
・コンデジ2種(GR3X、kodak fz55)
・ドローン(DJI Air 3)
・充電器諸々
・モバイルバッテリー
・ワイヤレスイヤホン
・変圧電源プラグ変換器
・アウター(暖かいもの、上下)
・スノーブーツ
・手袋(スキー用)
・ニット帽
・スニーカー
・ビーサン(室内ばき用)
・ウェットティッシュ
・ティッシュペーパー
・南京錠(3つほど)
・速乾タオル
・圧縮袋(3つほど)
・洗濯ネット
・洗濯液(3袋)
・パンツ(5つ)
・厚手の靴下(5つ)
・タイツ(3つ)
・ヒートテック(3つ)
・パーカー(3つ)
・水着
・トランプ
・折りたたみ傘
・携帯歯ブラシ
・髭剃り
・携帯シャンプー、ボディソープ
・ボトル
・現金少々
・クレカ(Visa、MasterCard、アメックス)
・パスポート
・国際免許、日本の免許

2.旅のキロク

今回僕たちは、
☑️冬のアイスランドの大自然を満喫したい
☑️オーロラをたくさん見たい
☑️レイキャビクでカウントダウンを迎えたい
の大きく3つの目的があり、幸いなことに全て叶えることが出来ました。

各日程で行ってたことを写真と共に紹介します。

🚶12/24(Tue)

ケプラヴィーク空港に10:30到着。その後、Flybus(片道約3,000円)でレイキャビク市内へ。クリスマス前日はスーパーなども閉まっていたので、急いで食料を買って宿へ。

<Stay>HI Eco Hostel(Reykjavik)

【Tips】
Flybusのバスステーションから宿までが遠い場合、1,000円程追加で宿まで送っていってもらうのも手です。(実際僕らは凍えながら2kmほど歩きました)

Reykjavik(📸Lumix S5m2)
Hallgrímskirkja Church(📸Lumix S5m2)

🚶12/25(Wed)

9:00にレンタカー屋で車を借り、ゴールデンサークルへ向かう。その日は雪で1号線が封鎖されてしまったため、大きく迂回しながら車を進めた。なんとか日没までにゲイシールへ。はじめての間欠泉に感動。

<Stay>Midgard Base Camp (Dufþaksbraut)

【Tips】
冬は雪の影響で道が封鎖されている可能性があるので、Google mapを駆使しながら下記リンクのHPを参考にすることがおすすめ。
https://umferdin.is/en

Geysir(📸Lumix S5m2)
car trip(📸Lumix S5m2)

🚶12/26(Thu)

朝10:00にセリャラントスフォスへ。その後スコゥガフォスを経由してヴィークへ。スーパーで買い出しをして、ブラックサンドビーチを拝む。その後宿へ車を走らせる。

<Stay>Old Cottage Reynivellir 2 (Reynivellir)

【Tips】
アイスランドは天気が変わりやすいかつ、風がものすごくきついので覚悟が必要。

Seljalandsfoss(photo:Yuki Akutsu)
Vik(📸Lumix S5m2)
black sand beach(📸Lumix S5m2)

🚶12/27(Fri)

朝からice caveツアーに参加。氷の洞窟にうっとりしながら、ヨークルスアゥルロゥン氷河やダイヤモンドビーチを眺める。この日この旅で初めて太陽が見えた。その景色は感動物だった。

<Stay>Höfn Hostel(Hvannabraut)

【Tips】
冬のアイスランドは朝10:00頃から明るくなりはじめ、16:00頃にはかなり暗くなる。その間の6時間が勝負。

南部の山々をバックに (photo:Yuki Akutsu)
ice cave (photo:Yuki Akutsu)
diamond beach (📸Lumix S5m2)
Jökulsárlón (photo:Yuki Akutsu)

🚶12/28(Sat)

朝から車を走らせstokksnesへ。個人的には一番感動した風景で、アイスランドらしさがたくさんだった地域が東部フィヨルド。リングロードで一周しているからこそ見られる景色がたくさん。またこの日初めてオーロラを見ることができた。

<Stay>Mjoeyri travel holiday homes(Eskifjörður)

【Tips】
アイスランドは島中がオーロラベルト圏内ですが、晴れた日かつ太陽風が強い日しか見ることが出来ないため、オーロラアラートアプリを駆使しながら夜はこまめに空を眺めるといい。

stokksnes (photo:Airi Haba)
stokksnes (📸DJI Air 3)
東部フィヨルドの山々(📸DJI Air 3)
Viking village (📸Lumix S5m2)
aurora' first time saw (📸Lumix S5m2)

🚶12/29(Sun)

朝7:30には宿を出発した移動Day。北に行けば行くほど肌が痛い寒さだが、南部、東部とはまた違った綺麗な雪国の景色で、飽きなんて全く来なかった。車窓から度々見える田舎町が可愛い。

<Stay>Brúnastaðir holiday Home(Bard)

【Tips】
北部に行くと寒さが段違いに違ったため、寒さ対策は重点的に必要。またトイレに行ける場所も少ないため、行ける時に言っておいたほうがいい。

Godafoss(📸Lumix S5m2)
肌が痛い寒さだった (📸Lumix S5m2)
Akureyri (📸Lumix S5m2)
車窓からは小さな田舎町が見える(📸Lumix S5m2)

🚶12/30(Mon)

特に観光スポットを訪れるわけではなかった日。ただアイスランドは島全体が見どころだらけでむしろスポット化してない場所こそ美しかったりする。またこの日は赤色のオーロラも見れて大興奮。

<Stay>Grund geusthouse(Borgarbyggð)

【Tips】
北部から西部にかけては道中吹雪くことが多かった。ブリザード時はハザードをたきながら制御可能なスピードで進むべし。

アイスランド西部の美しい夕陽(📸DJI Air 3)
Icelandic Horse (📸Lumix S5m2)
オーロラをバックに(photo:Yuki Akutsu)
aurora' second time saw (📸Lumix S5m2)

🚶12/31(Tue)

ロードトリップ最終日。朝からKirkjufellへ朝のマジックアワーを見に行き、その後レイキャビクへ帰還。レイキャビクでは24-25カウントダウンを楽しんだ。ちなみにレイキャビクカウントダウンは360度花火でかなり危険だがその分美しい。またこの日はこの旅一番のオーロラも見れた。(オーロラも360°全てで見えた)

【Tips】
レイキャビクの12/31は何気に入れるお店やバーが少ないため、事前に予約しとくほうがいい。実際外はかなり寒い。

Kirkjufell(📸DJI Air 3)
stokksnes (📸kodak FZ55)
aurora' last night (📸Lumix S5m2)
countdown in Reykjavik(📸kodak FZ55)

🚶1/1(Wed)

深夜からバーで飲み騒ぐ。その後3:30のFlybusで空港へ移動し、6:30発のフライトでコペンハーゲンへ。

【Tips】
カウントダウンやバーを楽しむのであれば、事前にバスステーションにあるロッカーにスーツケースを預けておくといい。

カウントダウン後はバーで踊り飲み(📸GR3X)
アイスランドは地ビールがたくさん(📸GR3X)

3.アイスランド旅のTips

①スーパーではじゃがいもが安い。また賞味期限切れの安売りは半額以上割引きになるため狙い目。ラム肉は食べるべし。

②アイスランド東部のフィヨルド地帯はグネグネ道かつ休憩スポットが少ないため、行ける時にトイレに行っておくべし。

③ブリザード時はマジで運転怖い。天気もころころ変わるため、運転時は雪へのスタックやスリップ含め、十分注意すべし。

④街に入ったら速度はすぐに50km/hに。街の入り口やトンネルには大抵速度探知機のニコちゃんがいる。(速度違反罰金はかなり高いらしい)

⑤ガソリンはメーターが1/4になる前にあらかじめ念入りに入れるべし。案外ガソリンスタンドがないことがある。

⑥アイスランドはほぼキャッシュレス決済。現金は下ろす必要なし。

⑦アイスランドの方はとても優しい。本当に困ったときは助けを求め、最大限の感謝。

⑧防寒は手袋や靴下用カイロなど、末端がかなり寒くなるので用心が必要。

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最後に

僕自身、自然を目掛けて旅をすることが多い中で、アイスランドはまさに大自然の宝庫でした。観光のオンピークは夏ですが、冬にしかない絶景や毎日のオーロラチャンスなど、冬のアイスランドにしかない魅力もたくさんです。

ぜひ少しでも興味を持った方は、仲間を集めてアイスランド一周の旅に出てほしいなと思います。また他の旅先などで旅仲間として出会える日を僕自身楽しみにしています。

世界のどこかでお会いしましょう🚶

photo:Koyo Watanabe

Instagramのハイライトに旅中の思い出もたくさん載しているので、良ければご覧ください。

P.S.

🗓️写真展×αなイベント開催予定

今回の旅の写真展を1/31〜2/2(予定)にて開催予定しております!旅の中で出会ったコーヒーや食事も出す予定なので、少しでも空いていたら気軽にお越しください!

📖今回の旅をZINEにして販売します

旅の仲間、編集長の麻理を中心にZINEを作成することにしました!旅にまつわるさまざまな面白いコーナーやより詳しいアイスランドの周り方なども書く予定なので、興味ある方はぜひご連絡をお待ちしています!

🎥今回の旅のVlogを近日公開予定

プロフェッショナルあっくんのYoutubeチャンネルにて今回の旅の様子をVlogとして近日公開予定。さらなるイメージが膨らむ参考になれば幸いです!

📸旅の日常の切り取ってみました

今回メイン機としてのLumix S5m2やドローン(DJI Air 3)の他にサブ機としてkodakのfz55を持っていきました。実際ものすごく日常を撮るのに長けた機種で、ぜひ旅に一つコンデジを持って行くことをオススメします!

旅の相棒、kodakのfz55
まこちのブーツ修理中
あっくん、自撮り好きよね
夜中に見えて案外10時
画質もめちゃいいんよね
カタチに残したい車窓をパシャリ
アイスケーブツアーにレッツゴーの写真
今回はカメラマンたくさんでした
当番制てたくさんみんなで自炊したね
毎日欠かさずビールで乾杯
カートリップにスナックは欠かせない
コンソメ味脱却の中継ぎチキンカレー
毎日が淡いマジックアワーの絶景
街に一つ必ずある教会がどれも可愛い
レイキャビクラストナイト


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