休肝日との向き合い方(後半)
前半からの続きでしゅ
3.仕事をしまくる
職種にもよると思うのだが、習慣的に酒を飲みながら仕事をするという人はそこそこ重症だろう(←わしである)。そこまでではないという方、あるいは仕事中に絶対飲めないドライバーのような職種の方は休肝日に仕事を入れまくるのも良い。
例えば、わしの場合は質の細かさを求められるような仕事の場合は酒を飲まないことにしている。
トイレ休憩しかない状態で朝から夜10時くらいまで粘れば、大抵の人が「もういい機会だから今日は休肝日にして寝よう、となるはずだ。
ただ、連日これをやると相当疲れるのと、睡眠時間を削ってでも飲みたい!という方が一定数いるのがこの手法の欠点である。
4.イスラム教徒など、飲まない文化圏の人になったつもりになる。
日本にいると実感しにくいのだが、世界には酒を飲まないor飲んではいけない文化圏というのが数多く存在する。
イスラム教徒(ムスリム)はもちろんそうだし、原始仏教なんかも基本的には酒を飲まないそうだ。コーランを読み、イスラム圏の料理(なければウーバーイーツのケバブでいい)を食べていると、酒など飲まなくていいような気がしてくる。
アメリカもドライカウンティと呼ばれる1番地域だといまだに販売すら禁止されているようだ。今日1日だけ、禁酒法の時代のアメリカに生きよう。
さらに身近な例で言うと、江戸時代は今より酒が高級品で度数も低かったため、そんなにみんなが頻繁に酔っ払っていたとは考えにくい。
歴史上の人物でもあの勝海舟などは下戸であったというし、いくらでも考えようはある。
逆に勝海舟と盃を交わした土佐藩主の山内容堂は、自分で「鯨海酔候」って言っちゃうくらい城内で常に酔っ払っていたらしい。(今だったら完全に依存症だよね)
江戸つながりだと落語の芝浜を聞くのもオススメである。
5.アルコールは毒であると再認識する。
アルコールはWHOも認めるれっきとした薬物です。その依存性の強さは、ソースにもよるがヘロイン・覚醒剤に次ぐものとして扱われることが多い。
じゃあそれらとの違いは?というと合法であるということ。故に入手・使用が容易であるということがアルコールの社会的毒性をより強めている、とも言える。
どこで見たのか記憶にないが、依存症の専門家である松本俊彦先生も、薬物の入手容易性が依存症の形成に大きな影響があるというようなことを言っていた記憶がある。
確かにその辺で売ってなかったり、隠して飲まなければいけないものだったら、こんな飲んでないかもなぁ…。要するに我々は金を払って毒を体内に取り込んでいるのである。
以上!
わしの実体験により、ある程度効果があったやり方である。皆さんも良いアイディアをお持ちであればぜひコメント欄やTwitterの方でシェアして頂きたく思う。
では!