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マズロー「5大欲求を満たせ。さすれば人は救われる」

どうも、しんたろーたりーと申します!営業マン歴13年、ナンパ歴14年の経験を活かし、voicyのパーソナリティをさせて頂いております。本日も「ろりラジ」で話したことを文章にしていきたいと思います。

さて、今日は「欲求の満たされ方とその影響」についてお話ししたいと思います。特に今回は、マズローの5段階欲求を引用しながら話を進めていきます。

マズローの5段階欲求とは、心理学者エイブラハム・マズローが提唱した、人間の欲求を階層的に捉える理論です。この理論では、人間の欲求は5つの段階に分けられるとされており、それぞれの段階が順番に満たされることで、より高次の欲求に到達するという考え方です。

  1. 生理的欲求: 生命を維持するための基本的な欲求。食べること、飲むこと、眠ることなど。

  2. 安全の欲求: 生活の安定を求める欲求。住む場所の確保、健康の維持、収入の安定など。

  3. 社会的欲求(愛と所属の欲求): 他者とのつながりや人間関係を求める欲求。家族、友人、恋愛関係など。

  4. 承認欲求: 他者から認められたい、自尊心を持ちたいという欲求。称賛や尊敬、自己評価の向上を求める。

  5. 自己実現欲求: 自分の能力や可能性を最大限に発揮したいという欲求。自己成長、自己表現、使命感などを含む。

マズローの理論では、下位の欲求がある程度満たされないと、上位の欲求を追求することは難しいとされています。

この背景をもとにして、僕の話を進めていきます。

僕は、この「④までの欲求」が満たされれば、世の中はもっと平和になると考えています。すべての人が、最低限の欲求である①から④までを満たせるようになれば、社会はもっと安定するはずなんです。

例えば、「私は⑤の自己実現欲求に挑戦するから、人生の意味を深く考えるわ」と思っている人もいるかもしれません。ですが、そういった人たちも、③の社会的欲求や④の承認欲求が満たされていない人たちがいると、その行動が邪魔されることになるんです。なぜなら、欲求が満たされていない人たちの欲求の力は、非常に強いからです。

たとえば、食べ物がなくて飢えている人や、明日の生活に困っている人たちは、追い詰められて、何をしでかすかわからない状況にあります。そういう状況にある人たちは、平気で他人を傷つける可能性があるわけです。そうなると、「私は自己実現を目指しています」っていう⑤段階目の欲求を満たそうとしている人たちにとって、大きな脅威になりますよね。

結局、基本的な欲求が満たされないと、人は非常に不安定になってしまい、その結果として社会の中で問題行動を引き起こすことがあるんです。承認欲求が満たされていないと、「承認欲求オバケ」となってしまい、周りに迷惑をかける行動に走りがちです。たとえば、マスクがないなーと不満を抱えているときに、ドラッグストアでマスクをしている店員に対してボロカスに怒るようなことをするのは、その典型例です。普段から誰にも認められていないと感じているからこそ、そうした攻撃的な行動に出てしまうわけですね。

店員さんが「大変申し訳ございませんでした」と謝ることで、その人の承認欲求が一時的に満たされる。これが、クレーマー行動の原因の一つでもあります。こうした状況が続くと、世の中は平和にならないですよね。

だからこそ、まずは①から④までの基本的な欲求を満たすことが重要なんです。そうすることで、社会全体がもっと安定し、平和に向かっていけるんじゃないかと僕は思います。

だからこそ、社会全体として、その欲求を満たせない人が存在しないような。そういう社会を築けてこそ、「自助」、「共助」、「公助」の成り立つ社会と言えるのではないでしょうか。

今日はそんなお話でした。これからも、自分の欲求や他人の欲求について考えながら、どうすればより良い社会が実現できるかを一緒に考えていきましょう。


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