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牛角キャンペーン×差別×弱者

どうも、しんたろーたりーと申します!営業マン歴13年、ナンパ歴14年の経験を活かし、voicyのパーソナリティをさせて頂いております。本日も「ろりラジ」で話したことを文章にしていきたいと思います。

今日は、ちょっと深刻な話をしたいと思います。人間は社会的な生き物です。本能的に「弱いものは守る」という考えが脳に染み付いている生き物なんですよね。それは素晴らしい事なのですが、それに甘えて、望んで弱者になると大変な現実が待っているという話です。

弱者が守られると、その人たちは少し強くなるんですよ。支援を受ける事で、力をつけることができるわけです。するとどうなるか。弱者のカテゴリが変わるんです。今まで守られていなかった、守られていなかったからこそ弱かった人たちが、守られることで順位が一つ上に上がるんですね。例えば、女性がそうです。今までは守られていなかったかもしれないけど、守られるようになると、一段階上のカテゴリに上がる。

そうすると、今度はどうなるか。今まであまり注目されなかった男性やおじさんたち、いわゆる「弱者男性」というカテゴリが、新しい弱者として浮かび上がってくるんです。世の中の目がそこに向くんですね。あの人達の方がかわいそうになってきてない?ってことです。

同じように、生活保護の人たちにも目が向いていますよね?
最低賃金で働いて、手取りで13万円だ14万円だ言っている若者がたくさんいる。働かずに生活保護をもらったほうが得なのではないか?という論調が出ているのがその証拠です。もしも、生活保護なんてシステムがなかったら、誰も「全くお金を稼げなくて財産がない状態」なんて羨ましいとは思わないでしょう。

歴史的にも証明されていますが、望んで「弱者ポジション」に向かう人がいます。つまり、守られることが得だと感じたら、「じゃあ、自分も弱者になった方が早いんじゃないか?」と考えてしまう。そうなると、人間は努力をしなくなるんですよ。

僕は絶対に嫌ですよ?でも世の中には、そう考える人がいるわけです。特に、最下位に近い位置にいる人たち。彼らは「最下位になったら支援があるから、頑張らなくていいや」と思いがちです。でもこれ、最悪の選択ですよ。

なぜなら、最下位になったとしましょう。「やった!弱者になったぞ!これで守られるし、支援も受けられる!」って喜んでいたら、どうなりますか?支援される位置っていうのは、常に変動しているんですよ。ある日突然、「ごめんなさい、今度はこちらの方がもっとかわいそうなので、あなたの支援は終了します」ってなるわけです。そうなると、もう終わりですよね?「え、やばい!やばい!」ってなって、また新しい弱者のポジションに行こうとする。これって、本当に大変じゃないですか?

だから、僕が言いたいのはシンプルなことなんです。弱者になろうとするのではなく、自分の力で立ち上がる方が絶対に良い。弱者の恩恵っていうのは、安定しないんです。いつまでも守られているわけではない。支援がいつ終わるかもわからない。だからこそ、自分の力で道を切り開いていくことが大切なんです。


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