日本の国宝の太刀は、まさに刀剣乱舞の世界
刀について
2018年に日本各地から一堂に、国宝の刀が集まった京都国立博物館での
京のかたな展。
その展覧会に赴き、数々の国宝の太刀をみました。
刀に付喪神が宿る話しをしましたが、刀にはそれぞれエネルギーがあり、
(思いがけない話かもしれませんが)名高い名刀はとても静かです。
例えば妖刀村正。
刀工村正の刀は徳川にとっては縁起が悪いいわれにより妖刀とされたその刀は、どこまでも静かで邪気などはありません。
人を切った太刀で有名な、膝丸、髭切は、やはり独特のエネルギーです。
以前、大江山に鬼が現れたことがありました。
2019年に春日大社で
最古の日本刀の世界。
と言う展示会があり
そこでは、童子切り(酒呑童子を斬った太刀)を見ました。
もちろん、鬼切(髭切)も。
その頃は、良く鬼を観たものでした。
刀には、血や、妖力や、その時代の記憶があります。
特に、日本の刀工がつくった刀は、特別な力を持っているのです。
日本刀コレクターの方は、お持ちの刀のことをよりよく知りたいと思われるでしょう。
刀の前に立つと、刀の記憶や、そのエネルギーが見えて来ます。