栃木県那須郡那須町にある史跡。
硫黄の匂いと、まるで三途の川を思わせるような風景の中に
【殺生石】はあります。
殺生石と言えば、金毛九尾の狐の話しで有名ですね。
「 平安の昔、帝(みかど)の
愛する妃に「玉藻の前」という美人がいたが、これは天竺(インド)、唐(中国)から飛来してきた九尾の狐の化身でした。
帝は日に日に衰弱し床に伏せるようになり、やがて、陰陽師の阿倍泰成がこれを見破り、上総介広常と三浦介義純が狐を追いつめ退治したところ、狐は巨大な石に化身し毒気をふりまき、ここを通る人や家畜、鳥や獣に被害を及ぼしました。
やがて、源翁和尚が一喝すると石は三つに割れて飛び散り、一つがここに残ったと言われています。その石が「殺生石」と伝えられています。
(那須町ホームページより引用)」
殺生石は、2022年3月に
真っ二つに割れ、話題となりました。
その周りでは、数頭の猪が倒れているのが発見されたり、一時は、九尾狐が解き放たれたのでは?と言うこともささやかれていました。
私が、殺生石に行ったのは、
1度目は、まだ石が割れる前。
2度目は、石が割れてからすぐ。
そして、今回3度目になります。
理由は、その都度違いますが、
今回は、殺生石の石の霊力を確かめに行くことが目的でした。
殺生石の状態を、霊視すると
「ただの石になっている。」
と言うのが率直な答えになります。
以前は、石に霊力(状態により変化しながら)があったのです。
そして、今回は、硫黄の匂いも(硫黄の匂いは、金毛九尾の毒気と言われている。)
薄くなっていました。