龍神と繋がる旅『魂の宮古島 ⑨』

踊るんだよ。

そのメッセージを受け取って
私たちは さとちゃんの御嶽へ。

その御嶽はコンクリートの社になっていて
大小の石が祀られていました。


木漏れ日が御嶽の中をチラチラと照らします。

お供えの準備をしている間
私はずっとさとちゃんを見ていました。


何が見えるだろうかと意識しなくても
すでに さとちゃんの身体から発せられた波動は
祀られた石に繋がっていました。


それは さとちゃんへ伸びている
歓迎の光。

「よく来たね。逢いたかったよ」


木漏れ日はさらに光を増します。


祈りの時

私のまぶたの裏に見えた物は


黒く小さい渦。

それが徐々に大きくなり
真ん中から筋が立上ります。


渦のスピードは
祈りに合わせてスピードアップ!


上に伸びる筋は
さらに太さと力強さと得て
どんどん宇宙へ繋がっていきました。


祈りの後にさとちゃんが

「お供えをみんなで食べて欲しいの」


私たちは喜んでお供えを頂きました。

「ねぇ、何が見えたの?」

ひとりづつ 祈りの最中に見えた物を伝えていきました。


不思議なことに 
みんなが伝えたビジョンは
多少の違いはあるものの

ほぼ同じような内容で
さとちゃんの意識が宇宙へ繋がる様子を伝えていました。


お供えを食べ終わって 後片付けをしていると


「歌って踊って楽しんでもらいたいって感じるよ」


よし!じゃあみんなで踊ろう!

すると御嶽に注がれていた木漏れ日が

丸い光に変わりました。

わー!ミラーボールみたいだ♪

きらきらしてるよー!

踊ろう!踊ろう!
歌おう!歌おう!

なみさんの爪弾く遊琴に合わせて
歌いながら 笑いながら
心のままに踊りましたo(^▽^)o


ふと見ると
みんなの身体から発する波動も輝いて
御嶽中が光り輝いていました。

「ああー!楽しかったね♪」
「本当に氣持ち良かったね-!」


さとちゃんは この御嶽で
溜め込んでいた色んな感情を
手放すことが出来たようです。

それから車に乗り込んで
主催者 ともさんの御嶽へ向かいました。

そこは琉球の王族の御嶽。
神聖な場所です。


なのに私は ここでも失礼な事をしてしまって
神様に怒られてしまいました(ノ_<)

御嶽へ入り お供えの準備をしていると

ずきずき・・・・


急に頭が痛くなりました。


ん、何だろう?嫌だなあ 頭痛?


すると


ずっきーん!

「痛いっ!!」


思わず声に出して頭を抱えると

ともさんは振り返って

「帽子・・・(・∀・)ニヤニヤ」

あ・・・・っ!

なんと私は帽子を脱ぐのをすっかり忘れていたんです!


王族の御嶽。
神聖な場所であるのに
なんという失礼な事をー!

すぐに帽子を取ると
頭痛は治まりました。


先ほどの無礼を詫びつつ
愛と感謝の祈りを捧げました。


神様事に失礼な事をすると
わかりやすく教えてくれますね。


帽子 = 頭痛w


ともさんの御嶽を後にして
いよいよ 司守のおばあを迎えに行きます。

そこで感じたものは


純粋な宇宙の愛と
壮大なエネルギーに満ちた
感謝の場所でした。

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