見出し画像

感情で判断しないことの重要性

日本人が、感情で政治を判断しないようになれば、いろいろな問題は解決の方向にすすむ

今年の夏に電気代の上昇のせいで、熱中症で死ぬ人間が数人出るだけで政権は崩壊するでしょう。

エネルギー問題にしても防衛問題にしても、国民一人一人がメリットとデメリットをきちんと考えて論理的に判断をくだすようにしないと国が沈んでしまいます。

しかし、多くの国民は感情に支配され、System2=論理的判断力の発動を拒んでしまう。

そして、そういった「国民感情」を商売ネタにしたメディアや評論家たちの餌食になっていく。

政治判断で、いろいろ動かすべきだと思うが、真っ当な判断を下した政治家は票を失うことになるでしょう。

私が、「無意識の領域に形成された感覚発動傾向」を変容させる技術の展開(特に子供から若い世代への)に血道をあげているのは、この技術を体得すれば、10年で、感情と論理を峻別できる世代を育成できることができるからです。

感情が下した判断を疑う人はいない。疑うのは、すでにやらかして取り返しの付かなくなった時だけ

愚かとしか言いようがないけれど、こうなるような教育を行なってきて、こういう社会を作ってしまったので仕方がないです。

感情に支配されずに支配するためには、身体感覚を躾けなおす必要があるのです。

残念なことは、このことに気づき理解をし、実際に取り入れるセンスのある政治家やリーダーが極端に少ないこと。

偏差値を高めたら課題解決力が上がると本気で信じている人たちがまだまだいる。

偏差値を高めることで鍛えた論理的思考力は、結局、感情に支配される運命にあるということくらいは気づいてほしいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?