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体調不良を懐かしむ

一昨日暖房を付けっぱなしにしたまま寝てしまって、昨日から喉の調子が良くない。一時的なものでこのまま2、3日で治る可能性が7〜8割、悪化して風邪に化けてしまう可能性が2割、インフルエンザやコロナに大化けしてしまう可能性が微レ存……といったところだ。昨日はあったかくしてさっさと寝てしまったが、まだ喉が痛い。

体調不良になると、小児ぜんそくで身体が弱かった小さい頃を思い出してちょっとだけ懐かしい気持ちになる。ぜえぜえと苦しい感覚、学校を休んで見た教育テレビの子ども番組、お母さんが作ってくれた柔らかい煮込みうどん。小児ぜんそくはしんどくて苦しくて嫌だったけれど、学校を休んで眠るあの時間はそんなに嫌いじゃなかったのかもしれない。何だか自分が特別な何かになったような気がして。

今週は土曜を完全なオフにしていた。あわよくば誰かを誘って遊ぼうかと思っていたが、この分だとしっかり静養する日になりそうだ。せっかくの休みが潰れるのはとても悔しい。ひとりで部屋で眠りながら、おそらくまた幼少期のことを思い出したりするだろう。息が出来なくて苦しくてつらくて泣いたこともあったっけ。あんな嫌な思い出も、こんなふうに懐かしく思い出すことになるなんて、当時の自分は思いもしなかった。大人になるというのも悪くないものだ。と、なんとなくぼんやりとして動きの鈍い頭で書いた文章はここで締めることにする。

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うえぽん
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